BLOG

ランニング時に膝の外側が痛みませんか?
初めまして、理学療法士の緒方です 😊
 
自粛期間が続く中、気分転換でランニングをされている方も多いと思います。
しかしいきなり走ったりすると、膝の外側に痛みが生じることがあります。
そこで今回はランニングなどが原因で起こりやすいランナー膝(別名:腸脛靭帯炎)についてお話ししたいと思います。
 
ランナー膝(腸脛靭帯炎)とは?
腸脛靭帯炎とは文字通り、腸脛靭帯という組織の炎症で、走っているときに膝の外側に痛みが出ます。
腸脛靭帯は太ももの外側に位置しており、腸骨から脛骨の間を結合させている組織です。
ランナー膝は、ランニングなど膝の屈伸を繰り返すスポーツで、腸脛靭帯が大腿骨の外側との間で摩擦を生じて膝の外側に炎症をもたらす病気です。
ある一定距離を走ると痛みを生じることや、下り坂を走る時に痛みを増すのが特徴です。
 
 
ストレッチ法について
ランナー膝に対するストレッチとして以下のものがあります。
 
 
1、立った状態から伸ばしたい方の脚を後ろに引きます。
2、後ろに引いた脚に全体重をのせ、上半身を引いた脚側へ捻ります。
※この時に腸脛靭帯が伸びていることを意識することがポイントです。
 
 
1.左膝が悪い場合
 
2.体を後ろに捻り、膝外側を伸ばします
 
 
また、腸脛靭帯に沿ってラップの芯などで上下に転がすことによって、腸脛靭帯を伸ばすこともできます。
これらの道具がないときは、手でしっかりマッサージしてもいいです。
 
 
運動をする前のストレッチはとても大切です。
ジョギング、ランニングをされる方は今回紹介したストレッチを試してみてください。
また、ランニング中に痛みが出てきたときもこのストレッチは有効です!
 
不明な点がありましたらいつでもご相談ください!
2020年05月30日