フレイルを予防しましょう!!
院長の屋良です^^
今回は前回のフレイルについての続きで、フレイルの予防法についてです!
高齢者に対し適切な運動療法を行うと筋力が維持されるということが研究で報告されています。
なので身体能力が低下したからといって、諦めてはいけません!
しかし運動もやみくもにしたらいいかと言うとそうではありません。
運動療法は個人に合ったものから始めることが大切です。
椅子に座ったり立ち上がったりを繰り返したり(かんたんスクワット)、散歩の歩行距離を徐々に延ばしていくように運動強度を調整します。
<かんたんスクワット : 椅子に座って机を持ってしてください 10回を3セット(朝、昼、晩) >
筋力が低下している状態で、いきなり無理な筋トレや長距離の歩行しようとすると転倒や骨折を起こす危険があります。
また、私が以前からすすめている、”あしふみ”という健康器具も有用です。
これは家にいながらかんたんに有酸素運動ができ(5分で体が熱くなってきます)、下肢の血流が良くなります。
(詳しくは、以前のブログ、「あしふみ」でコロナ疲れを解消しましょう! を参照してください)
座りすぎ、運動不足はどうしても体に悪影響を与え、フレイルに陥る危険性が高くなります。
自宅にいながらも、適切な有酸素運動を心がけるようにしましょう!
また運動療法は栄養療法とセットで行う必要があります。低栄養状態で運動を行っても筋肉がつかないどころか、低栄養状態を助長してしまいます。筋肉をつけるために必要な良質なタンパク質を摂れるような食事が大事です。
バランス良い食事をこころがけること
筋肉の素となるタンパク質や、骨の素となるカルシウムやビタミンDなどを含む食品を適度に取ること
水分をしっかり取ること
これらを心がけることが大事になります。
フレイルになってしまうと、病気にかかりやすい状態になってしまいます。
しっかりとフレイル、コロナを予防し、健康と笑顔を維持していきましょう!
2020年04月08日