今回は以前も説明しましたが、当院にも多くの患者さんがいる、”成長痛”についてです。
最近成長痛の患者さんが多く来院されます。
成長痛という言葉はよく聞きますが、どういう病気なのか、そもそも病気なのか、はっきりしない方が多いと思います。
今回は、成長痛の症状、原因、対処法などについて説明します!
その痛み、もしかしたら「成長痛」かもしれません。
「成長痛」とは、
“成長期の子どもの足(膝、すね)の痛み”として、広く使われています。成長障害とは違います。
成長痛の原因
痛みの原因は今のところはっきりしていません。
しかし、成長痛の原因には、ストレスが関係していると考えられています。
3歳~5歳頃は、親御さんと一日中一緒だった乳幼児期とは異なり、自分でやらなければならないことも増え、ストレスが溜まる時期です。
さらに、小学生(6~11歳)になれば友人関係や学校の先生との関係、習い事へのストレスが足の痛みとして現れることがあるのです。
また、幼児期・学童期は足の発達が未熟な時期でもあります。日中たくさん走り回って活動すると、意外と筋肉が疲労するため、夕方~夜間になると、足の痛みやだるさが現れることも原因の一つとされています。