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「 銃・病原菌・鉄 」という本を読んで
皆さんこんにちは。 院長の屋良です😊
 
最近テレビを付けるとコロナウイルスの話題ばかり・・
正直その話題に疲れてきた人も多いのではないでしょうか?
 
そう思いながら朝からTSUTAYAにふらっと来てみたところ、以前から気になっていた本が目にとまりました。
それは、「 銃・病原菌・鉄 」という本です。
以前から何回か読んでは途中で断念してしまっていた本です。なぜ断念していたかというと、とてもぶ厚い本だからです・・・💧
 
しかしコロナウイルスが猛威を振るう現在、この病原菌についての解釈に興味がわきました。
実際読んでみると面白かったので、病原菌についての部分をさらっと要約すると、、
 
・ヨーロッパ人が栄えたのは別に人種的に優れていたわけではなく、ユーラシア大陸の形が横長で適応しやすかったから。
 
・そして似たような環境の中で、いち早く病原菌にも耐性を持つことができたのがヨーロッパ人
 
・そのヨーロッパ人が少数で南米最大のインカ文明をあっさりと征服できたのは、武器の発達よりも病原菌によるものが大きいのではないかと言われている
 
病原菌については以下のように書いてます。
 
・病原菌は、コロンブスの1492年の航海にはじまるヨーロッパ人のアメリカ大陸征服において、もっともおぞましい歴史的役割を果たした。もちろん、残忍なスペインの征服者に殺されたアメリカ先住民の数ははかりしれない。しかし、スペイン側の持ち込んだ凶悪な病原菌の犠牲になったアメリカ先住民の数は、それによりはるかに多かった。
 
このようなことから、未知の病原菌に対する恐ろしさを痛感するとともに、いつのまにかウイルスに対する耐性も私達の中にできていくのではと思いました。
そうして少しずつ集団感染は終息していくのではないでしょうか?
 
必要以上に怖がらず、それでいてしっかりと予防していく・・・
 
コロナによるゆううつな空気が晴れ、早く気持ちのいい春がきてほしいものですね!
 
2020年03月08日