3月に入りましたね。コロナウイルスの問題もありますが、この時期は卒業式などでお子さんもなにやら落ち着かないのではないでしょうか?
今日は当院にも多くの患者さんがいる、”成長痛”についてです。
その痛み、もしかしたら「成長痛」かもしれません。
「成長痛」とは、
“成長期の子どもの足(膝、すね)の痛み”として、広く使われています。成長障害とは違います。
成長痛の原因
痛みの原因は今のところはっきりしていません。
しかし、成長痛の原因には、ストレスが関係していると考えられています。
3歳~5歳頃は、親御さんと一日中一緒だった乳幼児期とは異なり、自分でやらなければならないことも増え、ストレスが溜まる時期です。
さらに、小学生(6~11歳)になれば友人関係や学校の先生との関係、習い事へのストレスが足の痛みとして現れることがあるのです。
また、幼児期・学童期は足の発達が未熟な時期でもあります。日中たくさん走り回って活動すると、意外と筋肉が疲労するため、夕方~夜間になると、足の痛みやだるさが現れることも原因の一つとされています。