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【骨粗鬆症対策】骨を強くする食事と検査のススメ

こんにちは!やら整形外科の理学療法士の今村です。

 

 

「最近、つまずきやすい」「転んで骨折した知人がいる」
そんな話を耳にしたり、自分も不安になったりしていませんか?

もしかすると、それは骨粗鬆症(こつそしょうしょう)が関係しているかもしれません。

骨粗鬆症は、骨がスカスカにもろくなる病気で、ちょっとした転倒や負荷で骨折しやすくなるのが特徴です。

しかも、多くの方が症状に気づかないまま進行してしまうため、早めの予防と定期的な検査がとても大切になります。

 

 

🦴 骨粗鬆症の原因と「改善できる危険因子」

骨粗鬆症の原因には、加齢や遺伝、ホルモンバランスの変化など避けられないものもありますが、実は、生活習慣を見直すことでリスクを減らせる項目もたくさんあります。

 

以下は、改善可能な代表的な危険因子です:

  • カルシウム・ビタミンD・ビタミンKの不足
  • 運動不足・日光不足
  • 喫煙・過度の飲酒
  • カフェインの過剰摂取(コーヒーなど)
  • 加工食品の摂りすぎ(リンの過剰摂取)
  •  

「これ、私かも…」と心当たりがある方も多いかもしれません。
でも大丈夫。骨は日々の食事と生活習慣でケアできるんです!

 

 

🍽 骨を強くするための食事のポイント

骨を守るには、栄養バランスがとても大切です。特に、カルシウム・ビタミンD・ビタミンKの3つは“骨をつくる三種の神器”とも言われています。

 

カルシウムをしっかり摂ろう!

骨の主成分となるカルシウム。日々の食事でしっかり補給しましょう。

  • 牛乳・ヨーグルト・チーズなどの乳製品
  • 小松菜・モロヘイヤ・切り干し大根
  • 豆腐・厚揚げ・しらす・わかさぎ
  •  

カルシウムの吸収を助けるビタミンD

ビタミンDが不足すると、いくらカルシウムを摂っても骨に届きません。

  • 鮭・さんま・にしん・いくら
  • 干ししいたけ・干しキクラゲなどのきのこ類

また、日光浴でもビタミンDは体内で生成されます。1日15分の外歩きがおすすめです!

 

骨にカルシウムを届けるビタミンK

ビタミンKは、骨にカルシウムをしっかり定着させる役割を担います。

  • 納豆・小松菜・ほうれん草・ブロッコリー
  • わかめ・モロヘイヤ・豆苗などの緑黄色野菜・海藻類

 

 

⚠ カルシウムの吸収を妨げる“落とし穴”に注意!

せっかく摂ったカルシウムも、摂り合わせによっては吸収を妨げてしまうことも。

例えば、リンの過剰摂取。加工食品(カップ麺・ソーセージ・ハムなど)に多く含まれているリンは、カルシウムの吸収を阻害することがあります。

 

外食やコンビニ食が多い方は、少し意識してバランスを見直してみてくださいね。

 

 

💊 やら整形外科での骨粗鬆症サポート

やら整形外科では、骨粗鬆症を単なる「お薬だけの治療」ではなく、患者さんの骨の状態やライフスタイルに合わせて、次のような総合的な治療と予防サポートを行っています:

 

  • 骨を強くするための内服治療(飲み薬)
  • 医師・看護師による栄養指導や生活習慣改善アドバイス
  • 理学療法士による運動機能アップのプログラム
  •  

骨粗鬆症治療は「診断して終わり」ではありません。
一緒に骨の健康を育てるパートナーとして、全力でサポートします。

 

正確な骨密度検査はDXAで!やら整形外科のおすすめポイント

「食事や運動は意識しているけど、自分の骨の状態ってどうなってるの?」
そんな方には、DXA(デキサ)法による骨密度検査をおすすめしています!

 

 

やら整形外科では、最新のDXA検査機器を導入。以下のような特長があります:

 

🔹 腰や太ももの骨密度を、たった5分でスピーディーかつ正確に測定
🔹 結果を元に、整形外科専門医があなたにぴったりの治療・予防プランを提案
🔹 必要に応じて、血液検査や生活指導のフォローアップも対応

 

特におすすめのタイミングは…

👉 女性は50歳を過ぎたら
👉 男性は65歳を過ぎたら

この時期から骨密度の低下が目立ちはじめると言われているため、「まだ症状はないけど心配」な方こそ検査のチャンスです!

 

📍まとめ:骨粗鬆症は「気づいた今」が対策のチャンス!

骨粗鬆症は、気づいたときからしっかり予防・改善できる病気です。

「まだ大丈夫」と思っている間にも、骨は静かに弱くなっているかもしれません。
大切なのは、“今の自分の骨の状態”を知ること。

検査・栄養・運動、どれも“難しいこと”ではありません。
あなたの生活の中に、少しずつ取り入れることで、骨折のリスクをぐっと減らせます。

気になる方は、どうぞお気軽にやら整形外科までご相談ください!

 

🏥 やら整形外科

〒811-1102 福岡県福岡市早良区東入部6丁目26−4
📞 092-707-5056

[ご予約はこちら]
[やら整形外科のホームページはこちら]

2025年07月17日
運動習慣を続けるために大切な「こころの習慣」

こんにちは! 「やら整形外科」理学療法士の坂井です。

 

 

 

「運動が健康に良いことは分かっているけれど…」

・三日坊主で終わってしまう
・やろうと思っていたのに、気づけば忘れていた

そんな経験はありませんか?

 

実は、筋トレやウォーキングなどの運動習慣を続けるには、身体の使い方と同じくらい“こころの習慣”が大切です。

 

今回は「運動継続の心理学」(橋本公雄・斉藤篤司 著)の考えをもとに、私たち理学療法士が患者さんにもよく伝えている、運動を無理なく続けるための4つのコツをご紹介します。

 

 

 

1. 「気持ちいい」と思えるくらいが、ちょうどいい!

私たちがリハビリや運動指導をする中でよくお伝えするのが、「ちょっと気持ちいい」「ちょっと汗ばむ」くらいがベストな運動量ということです。

つい「頑張らなきゃ!」と無理をすると、翌日に疲れが残ったり、モチベーションが下がったりして継続が苦しくなってしまいます。

反対に、日常生活の中でできる“ちょっとした運動”を取り入れることで、心にも身体にも無理のないペースで続けられます。

 

たとえば…
・通勤時に1駅手前で降りて歩く
・テレビを見ながら5分だけストレッチ
・買い物のときに遠くの駐車場に停める
こうした「健康づくりの第一歩」を始めてみませんか?

 

2. 運動のあとの“いい気分”に注目しよう

「運動=疲れる」「面倒くさい」そんなイメージをお持ちの方も多いかもしれません。

でも、実際に体を動かした後に、
・「なんだかスッキリした」
・「気分が前向きになった」
と感じたことはありませんか?

これこそが、脳内ホルモンの作用による、運動の“ポジティブなご褒美”なんです。

この「ちょっと気持ちいい」「心が軽くなる」感覚に気づけると、「また動こう」という気持ちが自然と芽生え、継続の原動力になります。

 

3. 「今日は3分だけ」でも立派な習慣!

「今日はできなかったから、もう意味がない」「毎日やらなきゃ続ける意味がない」そんな完璧主義的な思い込みは、運動の敵です!

継続が得意な人ほど、「今日は少しだけでもOK」という柔軟な思考を持っています。

・3分間のストレッチ
・1日1回の階段昇降
・家の中で足踏み運動
こんな“ちょっとだけ”の積み重ねが、自信と達成感を育てます。

 

4. 習慣化のコツは「スケジュールに組み込む」こと!

運動を生活の一部にするには、時間とセットで行うことがポイントです。

 

・朝起きたら5分のストレッチ
・昼休みに職場周辺を少し歩く
・夕食後にテレビを見ながら軽く筋トレ
・お風呂前に肩や腰を伸ばす体操

「決まった時間に決まったことをやる」ことで、脳が自然に「この時間は運動の時間」と認識していきます。

 

 

運動習慣は「こころ」と「身体」の両方を整える時間

やら整形外科では、理学療法士が一人ひとりの体の状態や生活リズムに合わせて、無理なく続けられる運動習慣をご提案しています。

「膝が痛くて運動が不安…」「腰の不調があってどう動けばいいか分からない」そんな方も、まずはお気軽にご相談ください!

運動習慣を身につけたい方、健康づくりをしたい方のサポートをやら整形外科スタッフが全力で行います。

 

やら整形外科のホームページはこちら

2025年07月15日
やら整形外科フットサル部のご紹介⚽️

【やら整形外科フットサル部のご紹介】

こんにちは。やら整形外科院長の屋良です。

 

 

今回は、当院スタッフが中心となって活動している「フットサル部」についてご紹介させていただきます!

やら整形外科フットサル部は、仕事終わりに早良体育館に集まり、月1回程度フットサルを楽しんでいます

始めたきっかけは、「スタッフ同士でもっと気軽に交流できる場があれば」「せっかく整形外科にいるんだから、体を動かすことの楽しさを自分たちも体感しよう」といった思いからでした。

気づけば、スタッフだけでなく、地域の医療関係者の方々、そして一般の方々も一緒に参加してくださるようになりました

最近では、「地域と一緒にスポーツを楽しむ」というこの活動の価値を、さらに広げていきたいと考えています。

 

 

⚽️フットサルがつなぐ“人と人の輪”

フットサルの魅力は、何といっても“気軽に始められる”こと。そして、“誰とでも仲良くなれる”ことです。

当院のフットサル部も、技術や経験を問わず、**「楽しく体を動かす」「いい汗をかく」「みんなで笑う」**ということを第一にしています。

最初はボールを蹴るのもおぼつかなかったスタッフが、今ではキラーパスを出したり、華麗なシュートを決めたりするようになりました(笑)。

試合中の声かけや、休憩中のおしゃべりなど、日常の診療では見られない一面が垣間見えることも、この活動の楽しさの一つです。

また、医療従事者どうしが仕事以外の場面で交流することは、お互いの信頼関係を築く大切な機会にもなります

さらには、地域の一般の方と一緒にスポーツをすることで、「医療の現場」と「地域」がぐっと近づくのを感じます。

 

 

⚽️スポーツがもたらす健康へのメリット

整形外科として、普段から「運動の大切さ」を患者さんにお伝えしていますが、自分たちが実践することもとても大切だと考えています。

実際にフットサルを通じて感じている「運動のメリット」をいくつかご紹介します。

 

1.ストレス発散・気分転換

忙しい毎日を送る中で、ふとした時間に体を動かすことで、頭も心もスッキリします。ボールを追っている間は、仕事のことを忘れてリフレッシュできます。

 

2.チームワークの向上

スタッフ間、医療関係者間、地域の方々との連携がスムーズになるだけでなく、「一緒に何かをやり遂げる」経験が、診療現場にも良い影響を与えています。

 

3.身体機能の維持・向上

特に中高年になると、筋力・持久力・柔軟性の低下が問題となりますが、フットサルはそれらを総合的に鍛えることができます。ロコモ予防にもぴったり!

 

4.コミュニケーション能力UP

スポーツの中では、自然とコミュニケーションが生まれます。普段話す機会のない人とも、同じゴールを目指して一体感が生まれるのがスポーツの魅力です。

 

5.自己効力感の向上

うまくプレーできたときの達成感や、みんなと協力してゴールを決めたときの喜びが、自信につながります。

 

 

⚽️地域の方とともに広げたいスポーツの輪

 

今後は、もっと多くの地域の方々にもこの活動に参加していただきたいと考えています。

「最近、運動不足だな…」「健康のために何か始めたい」「でも一人じゃ続かない」
そんな方は、ぜひ私たちと一緒にフットサルを始めてみませんか?

年齢・性別・経験は問いません。見学だけでもOKですし、最初は軽くボールに触れるだけでも十分です。

やら整形外科フットサル部のモットーは、「勝ち負けより、楽しむこと」

運動が苦手な方でも、きっと楽しんでいただけると思います。

また、整形外科医としても、「運動のある生活」が健康寿命の延伸にとても重要だと感じています

フットサルのようなチームスポーツは、身体だけでなく、社会的なつながり、メンタルヘルスにも良い影響を与えると言われています。

 

⚽️まずはお気軽にご連絡を!

 

活動は主に平日の夜、早良体育館にて行っています。日時は不定期ですが、月に1回程度、1回あたり2時間ほどです。

興味がある方は、やら整形外科までお気軽にご連絡ください!

やら整形外科と一緒に、地域に笑顔と元気の輪を広げていきましょう!
みなさまの参加を、心よりお待ちしております。

 

 

やら整形外科のホームページはこちら

やら整形外科の連絡先:092-707-5056

2025年07月05日