皆さんこんにちは。 院長の屋良です😊
2月になり、寒い日々が続いていますね。
今日は当院にもかなり雪がふりました。
みなさん風邪とコロナには気をつけてくださいね!
今回は、”骨を強くするビタミン剤”の話をしようと思います。
当院に来られる患者さんの中に、「骨粗鬆症」の方が多くいます。
骨粗鬆症は、「いつの間にか骨折」を引き起こす可能性のある、こわい病気です。
骨粗鬆症が気になる方は、当院でDXAという検査ができますので、いつでもご相談ください。
骨粗鬆症の予防法としてよく言われているのは・・・
1・適度な運動
2・日光に浴びること
3・食事を気をつけること
などがありますが、骨密度が低い場合は、内服薬を処方することがあります。
その中でも安全で飲みやすい、あるビタミン剤を処方することがあります。
それは・・・ ビタミンDです!!
ビタミンDは、カルシウムを吸収するのを手助けしてくれるのです!
さらにこのビタミンDには素晴らしい効果があります。
それは・・・「免疫力」をあげてくれるのです!!!
昨今のコロナ禍において、免疫力を上げることは必須と考えます。
「免疫力」をあげるとどうなる?
「免疫力」とはカラダに侵入してきたウイルスや細菌などの外敵に対する「抵抗力」のことを言います。
コロナウイルスだけでなく、風邪やインフルエンザなど感染症にかかりやすい人は、病気全般に対する抵抗力が低い傾向があります。
一方、病気にかかりにくい人は免疫力が高いので、他の病気にもかかりにくく、健康な状態でいることができます。
私たちのカラダには従来免疫が備わっていますが、それだけでなく免疫力を高める食習慣も重要です。
免疫力を高めるには、バランスのよい食事に加えて、ビタミンDの摂取が効果的と言われています。
ビタミンDの働きとは?
ビタミンDには、「免疫機能を調節する」働きがあります。
体内に侵入したウイルスや細菌などに対して、過剰な免疫反応を抑制し、必要な免疫機能を促進します。
そのため、コロナウイルスや風邪、インフルエンザ、気管支炎や肺炎などの感染症の発症・悪化の予防に効果が期待されます。
また、そろそろ注意が必要になってくる、花粉症に対しても効果が期待できます。
おすすめの摂取方法は?
●適度な日光浴でビタミンDをチャージ!
私たちの皮膚には、ビタミンDになる前のビタミンD前駆体が存在し、紫外線を浴びることによってビタミンDが作られます。
紫外線を浴びる目安は、冬期以外は1日5~10分、紫外線が少ない冬は1日60分程度です。
長時間強い紫外線を浴びる必要はありません!
●ビタミンDを含む食品から摂取!
動物性食品では魚介類に含まれ、特に魚の皮の部分に多く含まれているので皮も残さず摂取することがおすすめです。
また、ビタミンDは熱に強く、焼く、煮る、揚げるといった加熱調理をしてもほとんど分解されないので、いろいろなお料理で摂取することができます。
植物性食品ではきのこ類に含まれます。「きくらげ」や「まいたけ」がおすすめです!
おすすめの食材や食事については当院でパンフレットをお渡ししますので、いつでもご相談ください。
<まいたけ、きくらげは特におすすめです!>
紫外線に当たらない方や、きのこ類や魚介類が苦手な方などはサプリメントで摂取することもあると思いますが、ビタミンDなどの脂溶性ビタミンはカラダに溜まりやすい性質があるので、摂取量は気を付けましょう。
多く取ればいいというわけではありません。
骨粗鬆症には骨密度アップ! コロナには免疫力アップ!
この2つが同時にできるビタミンDはおすすめです!!
気になる方はいつでもご相談くださいね!!