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足がつる原因は?「こむらがえり対策!」
皆さんこんにちは。 院長の屋良です😊
 
最近ようやく暖かくなってきましたね。
コロナ禍の影響もあり、屋外でウォーキングやジョギングをする方も増えているのではないでしょうか?
 
私は最近トイプードルを飼いました🐶   
まだ子犬ですが、一緒に散歩したりして、楽しい時間を過ごしています。日頃動いていなかったので、思った以上に運動になりますね😊
 
 
お散歩デビューしました^^
 
 
しかし、準備運動無しでいきなりジョギングを始めると足がつることがあります!
 
 
「寝ていたらいきなり足がつった!!」
「スポーツしていたら急に足がつった!!」
 
皆さんはこういう経験はありませんか?
 
足がつることを昔から「こむらがえり」といいます。

こむらがえりは筋肉が過剰に収縮して激痛が起こる症状で、医学的には有痛性筋痙攣といわれています。

こむらは腓腹筋(すねの後ろの柔らかい部分)のことを指し、痙攣は腓腹筋や足趾に多くみられますが、大腿、頚部、背部、腹部、上肢にも起こることがあります。
 
 
今回は足がつる原因、予防する方法、つったときの対処法などについて紹介します!
 
 
足がつる原因は?
 
・脱水状態
睡眠中の発汗、運動時の発汗などで、意外と体は脱水状態になっています。このとき体内のミネラルも一緒に排出され、ミネラルのバランスが狂ってしまいます。
 
・栄養不足
血液の流れが滞ったりすると(特にふくらはぎ)、筋肉の栄養不足に陥りつりやすくなります。
 
・運動しすぎ
運動時に筋肉を使うと、体のミネラル分が急激に消費され、筋肉疲労をおこします。
特に運動中につるのは、脱水と電解質の喪失が原因ですので、スポーツドリンクを頻回に飲みましょう。
 
・筋肉の冷え
筋肉が冷えると、血流不足になったり、筋肉が緊張状態になったりします。
 
・加齢
加齢に伴う筋肉量の低下、血液生成能力の低下により血行不良になるため
 
 
予防するには?
 
・ストレッチ
寝る前に、ふくらはぎを優しくマッサージしたり、足首を動かしたりします。
 
・温める
入浴も効果的です。さらにレッグウォーマーなどで暖める方法もあります。
 
・寝る前に水分を取る
寝ているときは予想以上に汗をかきます。寝る前にお水やスポーツドリンクなどを飲んで、水分と電解質をしっかりととります。
 
・適度な運動
適度な運動で、筋肉の血流を維持するようにします(当院の”あしふみ”なども効果的です)。
 
・ハイヒールの履き過ぎに注意
ハイヒールは足に負担をかけやすいので注意が必要です。
 
 
つったときはどうする?
 
ふくらはぎやふとももがつったとき!
・膝を伸ばした状態で座り、釣っている足のつま先をゆっくりと手前に引く
 
・たった状態でアキレス腱を伸ばすように、ふくらはぎをゆっくり伸ばす。
 
 
薬はあるの?
 
芍薬甘草湯という漢方薬がよく効きます。しかしこの薬は飲みすぎるとたまに副作用がありますので、不安な方は相談してください!
枕元にこの薬を置いて寝るとつらないという人も多くいます(笑)。
 
 
 
痛みがしばらくしても治らない場合
 
痛みが長時間続いたり、強い痛みがある場合は、筋肉の断裂などがある場合がありますので、早めに受診してください。
 
みなさんも運動するときは、準備運動をしっかりしてやるようにしてくださいね!!
 
2021年02月21日
ほおっておくと危ない「骨粗しょう症」!

 みなさん、こんにちは!理学療法士の齋藤です。

 

今回は改めて、骨粗しょう症という病気についてお話したいと思います!

 

 

・骨粗しょう症は骨の病気!!

 

みなさんも“骨粗しょう症”という言葉はTVなどで聞き覚えがあると思います。

 

“骨粗しょう症”と聞くと、大まかに「骨がもろくなり骨折しやすくなる」というイメージが浮かぶかと思います。

 

実際に、わが国での骨粗しょう症患者数は1,280万人(男性:約300万人/女性:約980万人)とも言われており、全国民の約10人に1人が骨粗しょう症である事になります😩

(骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン 2015年版)

 

この様に、骨粗しょう症はかなり身近な病気であるにも関わらず、

骨粗しょう症の「本当の怖さ」や「治療の大事さ」は知られていないのが現状です😢

 

今日は、このブログを読んで頂くことで少しでも

 “骨粗しょう症”という病気について知識を深めて頂けると幸いです。

 

 

・骨粗しょう症は 「命」に関わる!?

 

骨粗しょう症により、骨の強度が低下した状態になると、

足の骨(大腿骨頸部)、腰の骨(腰椎)の骨折をしてしまう方が多くいらっしゃいます。

 

ある報告では、骨折をしていない患者さんと比較して、

足の骨の骨折後の死亡リスクは約6倍、腰の骨の骨折後の死亡リスクは約9倍にもなると言われています😱😱

(Cauley JA et al. Risk of mortality following clinical fractures. Osteoporos Int, 2000) 

 

 

・まずは骨の状態を知ることから!

 

 

骨粗しょう症の診断基準には、YAM(若年成人平均値)という値が重要になります。

 

当院では、ガイドラインでも推奨されているDXAという検査が行うことが出来ます!

 

骨粗しょう症の治療薬は、種類も多く、個人の状況に応じた服用が行えます!

 

骨粗しょう症の予防と治療の目的は「骨折を防止すること」と言われています!

 

まずは1度、骨の状態を確認してみてはいかがでしょうか??

2021年02月10日
テレビでハイドロリリースの特集がありました!

みなさんこんにちは。院長の屋良です。

 

 
今朝のNHKで、ハイドロリリースの特集があったのをご存知ですか?
 
コロナ禍のお家時間に、体のメンテナンスをしましょうという内容でした。
 
コロナ禍のお家時間で、「肩こりが増えた」「腰が痛い」「背中が痛い」など、あちこちに痛みを訴える人が増えてきました。
 
そんな体の不調を治す治療法として、「ハイドロリリース」が特集されていました。
 
当院ではこの「ハイドロリリース」に力をいれておこなっています。
最近ではかなり遠方からでもこの治療を受けに患者さんが来てくれています。
 
今回はこの機会に、このハイドロリリースについてまとめてみようと思います!!
 
 
・ハイドロリリースとは結局どういう治療なの?
 
筋膜が癒着している箇所を超音波エコーで見つけ、その部位にハイドロリリース注射を行うことで、凝り固まった筋肉・筋膜を剥がす治療です。
痛みのある箇所をピンポイントで治療できます。
即効性があるので、長年色々な治療をしたが治らない方  、今すぐ痛みを治したい方などにおすすめです。
当院が使用する超音波エコーは、筋膜が重なり合っている箇所を的確に見ることができ、適切な箇所に注射することで、わずか1分ほどで治療を行うことができます。
 
 
・注射は痛くないの?
 
非常に細い針を用い、エコーを見ながら安全に行いますので、痛みはかなり少ないのではと思います。
しかも、私がまごころをこめて注射をしますので、あまり痛くないと好評です^^
 
 
・値段はどれくらいするの?
 
当院では保険適用で治療しています。
保険の種類によりますが、基本的に1000円未満です。
 
 
・何回ぐらいしたほうがいいの?
 
1回の注射で劇的に良くなる方もいますし、2−3回で効果が出る人もいます。
一番のオススメは、ハイドロリリースをした後に、当院の理学療法士による運動療法(リハビリ)で、さらに筋肉の状態を良くすることです。
 
 
・ハイドロリリースは肩こりだけ?
 
肩こりの他に、腰痛、背中の痛み、骨盤部痛などにも効きます。
その他にも、膝、肩、肘など関節の痛みにも適応があります。
 
 
 
いかがでしたか?
もし興味を持たれた方は、いつでもご相談ください!
 
 
2021年01月27日
骨を強くし、免疫力を上げるビタミン剤は?
皆さんおはようございます! 院長の屋良です😊
 
 
当院に来られる患者さんの中に、「骨粗鬆症」の方が多くいます。
骨粗鬆症は、「いつの間にか骨折」を引き起こす可能性のある、こわい病気です。
 
 
 
骨粗鬆症に予防法として、
1・適度な運動
2・日光に浴びること
3・食事を気をつけること
 
などがありますが、骨密度が低い場合は、内服薬を処方することがあります。
 
 
その中でも安全で飲みやすい、あるビタミン剤を処方することがあります。
それは・・・ ビタミンDです!!
 
ビタミンDは、カルシウムを吸収するのを手助けしてくれるのです!
 
さらにこのビタミンDには素晴らしい効果があります。
それは・・・「免疫力」をあげてくれるのです!!!
 
昨今のコロナ禍において、免疫力を上げることは必須と考えます。
 
 
「免疫力」をあげるとどうなる?
 
「免疫力」とはカラダに侵入してきたウイルスや細菌などの外敵に対する「抵抗力」のことを言います。
 
コロナウイルスだけでなく、風邪やインフルエンザなど感染症にかかりやすい人は、病気全般に対する抵抗力が低い傾向があります。
 
一方、病気にかかりにくい人は免疫力が高いので、他の病気にもかかりにくく、健康な状態でいることができます。
 
私たちのカラダには従来免疫が備わっていますが、それだけでなく免疫力を高める食習慣も重要です。
 
免疫力を高めるには、バランスのよい食事に加えて、ビタミンDの摂取が効果的と言われています。
 
 
ビタミンDの働きとは?
 
ビタミンDには、「免疫機能を調節する」働きがあります。
 
体内に侵入したウイルスや細菌などに対して、過剰な免疫反応を抑制し、必要な免疫機能を促進します。
そのため、コロナウイルスや風邪、インフルエンザ、気管支炎や肺炎などの感染症の発症・悪化の予防に効果が期待されます。
また、そろそろ注意が必要になってくる、花粉症に対しても効果が期待できます。
 
 
おすすめの摂取方法は?
 
●適度な日光浴でビタミンDをチャージ!
 
私たちの皮膚には、ビタミンDになる前のビタミンD前駆体が存在し、紫外線を浴びることによってビタミンDが作られます。
紫外線を浴びる目安は、冬期以外は1日5~10分、紫外線が少ない冬は1日60分程度です。
長時間強い紫外線を浴びる必要はありません!
 
 
●ビタミンDを含む食品から摂取!
 
動物性食品では魚介類に含まれ、特に魚の皮の部分に多く含まれているので皮も残さず摂取することがおすすめです。
また、ビタミンDは熱に強く、焼く、煮る、揚げるといった加熱調理をしてもほとんど分解されないので、いろいろなお料理で摂取することができます。
植物性食品ではきのこ類に含まれます。「きくらげ」「まいたけ」がおすすめです!
おすすめの食材や食事については当院でパンフレットをお渡ししますので、いつでもご相談ください。
 
<まいたけ、きくらげは特におすすめです!>
 
紫外線に当たらない方や、きのこ類や魚介類が苦手な方などはサプリメントで摂取することもあると思いますが、ビタミンDなどの脂溶性ビタミンはカラダに溜まりやすい性質があるので、摂取量は気を付けましょう。
 
多く取ればいいというわけではありません。
 
 
骨粗鬆症には骨密度アップ! コロナには免疫力アップ! 
 
この2つが同時にできるビタミンDはおすすめです!!
 
気になる方はいつでもご相談くださいね!!
2021年01月24日
雪道で転んだら・・・手首が折れているかも!⛄

みなさんおはようございます 

 
昨日今日と雪がひどいですね。
 
 
クリニックの周りにも雪が積もっていて、昨日は転んで手をついたという方が多く来られました。
 
転倒して手をついた場合、骨が折れていることがあります。
 
特徴として、
・手首が痛い
・腫れている
・押さえると激痛
 
などがあります。
 
<手首のこのあたりに腫れがでます>
 
 
これは、「撓骨遠位端骨折」という骨折の可能性があります。
昨日も何人か当院に来られました。
 
この場合、早めに治療しないと手術が必要になる場合があります。
ポイントは、痛みがある期間を短くし、腫れをとることです。
 
早めに整復(もとに戻す)し、固定すると治りが断然早いですので、整形外科受診を勧めます!
 
それではみなさん、雪に気をつけてくださいね!!
 
 
 
2021年01月09日
高齢の方こそ「筋トレ」を行うべき!!
皆さんこんにちは。 院長の屋良です 😊
 
コロナがなかなか落ち着きませんね。 福岡でもまた増えてきています・・・。
おかげで最近は外出されずに家にこもりっぱなしのご高齢の方を多くみます。
 
そのような方はどうしても体が弱ってしまい、逆に病気になりやすい状態になってしまうことがあります。
さらに外出しないことは心にも影響を与え、特に高齢者の方の意欲の低下が見られます。
 
”加齢により心身が老い衰えた状態”のことを、 「フレイル」 といいます。
 
 
 
・フレイルとは
 
厚生労働省の報告では、フレイルとは、
 
1加齢とともに心身の活力が低下する
2複数の慢性疾患の併存などの影響もあり、心身の脆弱性が出現する
3一方で適切な支援により、生活機能の維持向上が可能な状態
とあります。
 
フレイルに早めに気づき、予防や治療をすることが大事になります。
 
 
・フレイル状態ではどうなる?
 
フレイルの状態になると、身体能力の低下、死亡率上昇が起きます。
 
また、何らかの病気にかかりやすくなったり、ストレスに弱い状態になっています。例えば健常な人が風邪をひいても、数日すれば治りますが、フレイルの状態になっていると風邪をこじらせて肺炎を発症したりします。
 
また、転倒による打撲や骨折、病気による入院をきっかけにフレイルから寝たきりになってしまうことがあります。
フレイルの状態に家族や医師などが早く気付き対応することができれば、フレイルの状態から健常に近い状態へ改善できる可能性があります。
 
 
・フレイル対策には、適度な運動と適度な筋トレ!!
 
高齢者に対し「適切な運動療法を行うと筋力が維持される」ということが研究で報告されています。
 
なので身体能力が低下したからといって、諦めてはいけません!
 
私の持論に、「ご高齢の方こそ適度な運動、適度な筋トレをすべき!!」というものがあります。
 
筋トレは若い人がやるものと思っている方も多いと思いますが、実は筋肉量が落ちるご高齢の方こそするべきではないかと思います。
 
しかし運動もやみくもにしたらいいかと言うとそうではありません。
 
運動療法は個人に合ったものから始めることが大切です。
 
 
椅子に座ったり立ち上がったりを繰り返したり(かんたんスクワット)、散歩の歩行距離を徐々に延ばしていくように運動強度を調整します。
 
<かんたんスクワット : 椅子に座って机を持ってしてください  10回を3セット(朝、昼、晩) >
 
 
筋力が低下している状態で、いきなり無理な筋トレや長距離の歩行しようとすると転倒や骨折を起こす危険があります。
 
また、私が以前からすすめている、”あしふみ”という健康器具も有用です。
 
これは家にいながらかんたんに有酸素運動ができ(5分で体が熱くなってきます)、下肢の血流が良くなります。
 
座りすぎ、運動不足はどうしても体に悪影響を与え、フレイルに陥る危険性が高くなります。
 
しっかりとフレイル、コロナを予防し、健康と笑顔を維持していきましょう!
 
運動がわからない方は当院スタッフに相談してください。
 
さらに、近々当院にて、「運動教室」も行う予定です。興味のある方はいつでもご相談くださいね!
 
2021年01月07日
あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

 
 
当院の診療日は    1月4日からとなっています。
スタッフ一同元気にみなさんをお持ちしています。
 
 
 
 
今年もやら整形外科をよろしくお願い致します。
 
 
      やら整形外科 院長 屋良貴宏
 
 
2021年01月01日