みなさん、こんにちは!理学療法士の齋藤です。
今回は改めて、骨粗しょう症という病気についてお話したいと思います!
・骨粗しょう症は骨の病気!!
みなさんも“骨粗しょう症”という言葉はTVなどで聞き覚えがあると思います。
“骨粗しょう症”と聞くと、大まかに「骨がもろくなり骨折しやすくなる」というイメージが浮かぶかと思います。
実際に、わが国での骨粗しょう症患者数は1,280万人(男性:約300万人/女性:約980万人)とも言われており、全国民の約10人に1人が骨粗しょう症である事になります😩
(骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン 2015年版)
この様に、骨粗しょう症はかなり身近な病気であるにも関わらず、
骨粗しょう症の「本当の怖さ」や「治療の大事さ」は知られていないのが現状です😢
今日は、このブログを読んで頂くことで少しでも
“骨粗しょう症”という病気について知識を深めて頂けると幸いです。
・骨粗しょう症は 「命」に関わる!?
骨粗しょう症により、骨の強度が低下した状態になると、
足の骨(大腿骨頸部)、腰の骨(腰椎)の骨折をしてしまう方が多くいらっしゃいます。
ある報告では、骨折をしていない患者さんと比較して、
足の骨の骨折後の死亡リスクは約6倍、腰の骨の骨折後の死亡リスクは約9倍にもなると言われています😱😱
(Cauley JA et al. Risk of mortality following clinical fractures. Osteoporos Int, 2000)
・まずは骨の状態を知ることから!
骨粗しょう症の診断基準には、YAM(若年成人平均値)という値が重要になります。
当院では、ガイドラインでも推奨されているDXAという検査が行うことが出来ます!
骨粗しょう症の治療薬は、種類も多く、個人の状況に応じた服用が行えます!
骨粗しょう症の予防と治療の目的は「骨折を防止すること」と言われています!
まずは1度、骨の状態を確認してみてはいかがでしょうか??