いきなり激痛「ギックリ腰!」
皆さんこんにちは。 院長の屋良です。 😊
皆さんはギックリ腰になったことはありませんか?
突然の腰の激痛で動けなくなったことがある人もいると思います。
ぎっくり腰の正式名称は「急性腰痛症」です。欧米では「魔女の一撃」と呼ばれており、突然想像もしない激痛がやってくることが由来だと言われています。
原因は?
骨のゆがみ・腰の筋肉が弱っている・過度なスポーツによる筋肉負荷など様々です。
いずれにせよ、腰に異常なストレスがかかっているときに発症します。つまり、若くても運動を十分にしていても、腰に負担が蓄積されるとぎっくり腰になる可能性があるのです。
治療法は?
ギックリ腰になった場合、安静にするほうがいいかと思いがちですが、実はある程度動いたほうが治りが早いと言われています。
海外の研究では、ぎっくり腰になった人に「ベッド上で安静」にするよう指示した場合と「できるだけ通常の生活をする」ように指示した場合を比べると、安静にした場合は仕事に復帰するまでの期間が倍近くかかってしまうことがわかりました。
なので、痛み止めの内服薬や湿布を使い、腰の簡易ベルトで痛みを抑え、適度なストレッチと適度に動くことのがいいのではと思います。
効果的なストレッチは?
当院で指導しているストレッチとして、以下のようなものがあります。
うつ伏せに寝て、胸の前に枕を置き、少しだけ腰をそらせるものです。
痛みがあまりなければ、両肘を肩の下において、じわーっと上半身をおこします。
痛みの軽い範囲で(軽い痛み5割、きもちよさ5割)。
①まずはうつ伏せで少し腰をそらせます
②問題なければ写真のように、肘をついて上半身を無理なく反らせます。
この方法で痛みが軽減する方を多く見ますが、注意点として、足のしびれがない人、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱菅狭窄症と言われたことがない人にかぎります。不安な人は当院で相談してください。
ギックリ腰は再発する?
ギックリ腰は、1年以内に再発する人が4人に1人ぐらいいます。
再発を防ぐには、腰の筋肉のコンディションを調整し、柔軟性を高めることが有用です。
当院でも腰痛専門のリハビリも行っていますので、気になる方はご相談ください!
2020年07月05日