高齢の方こそ「筋トレ」を行うべき!!
皆さんこんにちは。 院長の屋良です 😊
コロナがなかなか落ち着きませんね。 福岡でもまた増えてきています・・・。
おかげで最近は外出されずに家にこもりっぱなしのご高齢の方を多くみます。
そのような方はどうしても体が弱ってしまい、逆に病気になりやすい状態になってしまうことがあります。
さらに外出しないことは心にも影響を与え、特に高齢者の方の意欲の低下が見られます。
”加齢により心身が老い衰えた状態”のことを、 「フレイル」 といいます。
・フレイルとは
厚生労働省の報告では、フレイルとは、
1加齢とともに心身の活力が低下する
2複数の慢性疾患の併存などの影響もあり、心身の脆弱性が出現する
3一方で適切な支援により、生活機能の維持向上が可能な状態
とあります。
フレイルに早めに気づき、予防や治療をすることが大事になります。
・フレイル状態ではどうなる?
フレイルの状態になると、身体能力の低下、死亡率上昇が起きます。
また、何らかの病気にかかりやすくなったり、ストレスに弱い状態になっています。例えば健常な人が風邪をひいても、数日すれば治りますが、フレイルの状態になっていると風邪をこじらせて肺炎を発症したりします。
また、転倒による打撲や骨折、病気による入院をきっかけにフレイルから寝たきりになってしまうことがあります。
フレイルの状態に家族や医師などが早く気付き対応することができれば、フレイルの状態から健常に近い状態へ改善できる可能性があります。
・フレイル対策には、適度な運動と適度な筋トレ!!
高齢者に対し「適切な運動療法を行うと筋力が維持される」ということが研究で報告されています。
なので身体能力が低下したからといって、諦めてはいけません!
私の持論に、「ご高齢の方こそ適度な運動、適度な筋トレをすべき!!」というものがあります。
筋トレは若い人がやるものと思っている方も多いと思いますが、実は筋肉量が落ちるご高齢の方こそするべきではないかと思います。
しかし運動もやみくもにしたらいいかと言うとそうではありません。
運動療法は個人に合ったものから始めることが大切です。
椅子に座ったり立ち上がったりを繰り返したり(かんたんスクワット)、散歩の歩行距離を徐々に延ばしていくように運動強度を調整します。
<かんたんスクワット : 椅子に座って机を持ってしてください 10回を3セット(朝、昼、晩) >
筋力が低下している状態で、いきなり無理な筋トレや長距離の歩行しようとすると転倒や骨折を起こす危険があります。
また、私が以前からすすめている、”あしふみ”という健康器具も有用です。
これは家にいながらかんたんに有酸素運動ができ(5分で体が熱くなってきます)、下肢の血流が良くなります。
座りすぎ、運動不足はどうしても体に悪影響を与え、フレイルに陥る危険性が高くなります。
しっかりとフレイル、コロナを予防し、健康と笑顔を維持していきましょう!
運動がわからない方は当院スタッフに相談してください。
さらに、近々当院にて、「運動教室」も行う予定です。興味のある方はいつでもご相談くださいね!
2021年01月07日
あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます。
当院の診療日は 1月4日からとなっています。
スタッフ一同元気にみなさんをお持ちしています。
今年もやら整形外科をよろしくお願い致します。
やら整形外科 院長 屋良貴宏
2021年01月01日
今年一年ありがとうございました。
みなさんこんにちは。 院長の屋良です
やら整形外科の今年の診療は12/29で終わりました。
今年はコロナで始まりコロナで終わった一年でした。
色々と大変なこともありましたが、多くの方々のおかげで無事に今年を締めくくることができました。
当院を支えてくれている患者さん、スタッフのみんな、業者さん、地域の方々に心から感謝します。
今年はコロナの影響で、忘年会や歓迎会、送別会など一切できませんでしたので、最後にクリニックにてささやかな締めくくりの会(送別会)をしました。
今日で2人のリハスタッフが妊娠出産のため退職となりましたので、みんなで笑顔で送り出しました。
2人とも今まで本当にありがとう!!
今年も終わり・・
来年はさらにパワーアップしたやら整形外科でスタッフ一同みなさんをお持ちしています。
今年一年ありがとうございました!!
2020年12月30日
コロナ自粛中の手首の痛みが激増中!
こんにちは。院長の屋良です。😊
昨日のテレビ番組で、「◯界一受けたい授業」というものがありました。
見た方はいらっしゃいますでしょうか?
この中で、コロナ自粛中に増えた病気の一つとして、「手首の痛み」が出ていました!
スマホの使いすぎによる手首の痛み、それを「ドゥケルバン病」といいます。
・ドゥケルバン病とは?
ここ最近、手首の痛みを訴える方が急増しています。
悪化すると「痛くて物が持てない…」など日常生活に影響がでることもあります。特にコロナ禍におけるスマホの使いすぎに伴って、非常に患者さんが増えています。
・ドゥケルバン病のセルフチェック
ドゥケルバン病のチェックは、利き手で行います。
利き手をまっすぐに伸ばし、親指を内側に握り込むようにして握りこぶしを作ったら、小指側へ手首を曲げます。
このとき、親指側の手首の付け根に痛みがあった人は、ドゥケルバン病の可能性があります。
(フィンケルシュタインテストといいます)。
フィンケルシュタインテスト
・原因は?
スマホのフリック操作は親指で行うことが多く、親指を伸ばす「腱」が酷使されてしまいます。
実は人間の手の性質上、親指は上下左右の激しい動きにあまり慣れていません。スマホの操作で「腱」と「腱鞘」に摩擦が生じると炎症を起こやすく、腱鞘炎につながるケースが多くなっています。
・家での治療方法は?
普段も痛みを感じる場合は、親指を休めながらケアも行うと効果的です。
具体的には、手首の付け根をお風呂で温めたり、湿布や塗り薬を使ったりすると痛みを軽減することができるのでおすすめです。
注意が必要なのは、あまりマッサージをしすぎないことです。痛いところをゴリゴリとマッサージすると、逆に悪化してしまうことがあります。
・治りが悪いときは整形外科へ!
それでもなかなか治らないときは、かかりつけの整形外科に行きましょう!
当院の場合、治療法として、
1・ストレッチ
2・内服薬や湿布、塗り薬など
3・超音波治療
これらをまず行います。
比較的症状の軽いかたはこれで改善することが多いです。
しかし症状の強い方はさらに注射や、理学療法士によるリハビリが必要な場合もあります。
注射とは:痛みや腫れが強く、仕事や日常生活に支障を来す場合や、投薬治療などを行っても改善が見られない場合には、腫れている腱鞘にステロイド注射を投与して、炎症・腫れ・痛みを押さえます。
どちらにしろ慢性化してしまうとなかなか治らないので、早めに整形外科を受診してください
わからないことがあったらいつでもご相談ください
2020年12月20日
12月は、コロナ対策強化月間!
12月になりました。
今年もあっという間に年末ですね。
いつもなら忘年会などで盛り上がる時期ですが、今年はコロナでそんな雰囲気もありません・・・
しかし!! そんなことで落ち込んでいてはいけません!!
当院は迫り来る “コロナ第3波“ に備え、今月を“コロナ対策強化月間“ としました。
とにかく院内が清潔で安全であること! 今まで以上に意識してコロナ対策をすること!
患者さんに安心していただくように、当院は徹底的にコロナ対策を実行します!!!
スタッフ一同、”福岡で1番の清潔で安全なクリニック”を目指しています。
具体的には、
1.スタッフのマスク着用、消毒液の定期使用
2.毎朝スタッフの体温チェック、体調管理
3.院内入り口にアルコール消毒液を設置
4.院内消毒の徹底(ベッド、手すりなど)
診察、リハビリでは患者様ごとにベッドを消毒
診療前、昼休み、診療後に消毒液による院内清掃
5.定期的な院内の換気
6.患者様への問診、体温測定のお願い
7.院内での待機が不安な方は、車内待機も可能です。
これらを徹底して行います!
スタッフ一同、意識を高めて皆さんをお待ちしています^^
2020年12月03日
クリニックのイルミネーション!
みなさんこんにちは。院長の屋良です 😊
今年もクリスマスが近づいてきました。
ということで・・・
当院でもイルミネーションの飾り付けをしました!!
私は早良商工会青年部の一員なので、商工会のイルミネーションに合わせて、ブルーのライトで飾ることとしました。
いづれは早良街道をきれいなイルミネーションでいっぱいにしたいです!
スタッフや商工会の人にも手伝ってもらい、きれいに飾ることができました!
今年はコロナで色々なイベントが自粛となってしまいましたが、少しでも地域のみなさんが喜んでくれたらと思います。
2020年11月22日
早良商工会の飾り付け
こんにちは。院長の屋良です。😊
本日は、早良商工会の「クリスマスイルミネーション」の飾り付けをしました。
商工会青年部の方たちが非常にテキパキと仕事をしていました。
とても素敵なイルミネーションになりそうです^^

今年はコロナの影響で去年のような催しはないのですが、21日に点灯式があります。
地域の方々はぜひとも見に来てくださいね!
それと、、、、当院もイルミネーションをする予定です!!
商工会の方と相談して、少しずつ早良街道をきれいな明かりで照らしていこうと思います!!
皆さん、11月21日の点灯式を楽しみにしていてくださいね!!
2020年11月15日
股関節の痛みはこう治す!
こんにちは。院長の屋良です。
今回は私の専門分野でもある、「股関節の痛み」についてお話します。
変形性股関節症とは?
足の付根にある関節を股関節と言います。股関節は、日常生活で多くの動作に関わってきます。
その股関節の病気の中でも一番多いのが、「変形性股関節症」です。


変形性股関節症は、股関節の軟骨が少しずつすり減ることによって股関節の痛みや歩行障害が現れる病気で、現在、日本国内には100万人以上の患者さんがいると言われています。
一度発症すると、静かに進行していく病気であるため、痛みや歩きにくさなど、脚の付け根に異変が現れた時はなるべく早く診察を受けることが大切です。
症状は?
「変形性股関節症」の症状は、以下のようなものがあります。
・あるきはじめるとき、足の付根が痛い
・立ち上がるとき、足の付根が痛い
・股関節が曲げにくく、足の爪が切りにくい
・あぐらがかけない
・股関節が曲げにくく、靴下が履きにくい
・最近歩きかたがおかしいと言われる
このような症状がある方は要注意です!
原因は?
1・一次性変形性股関節症
長い間股関節を使い続けることで、少しずつ関節の軟骨がすり減ってしまいます。
そうしてしばらくすると、痛みや動かしづらさが自覚症状となって現れるケースです。
股関節に負担のかかるスポーツをしていること、肥満、肉体労働などを長年続けている人などに起きやすいです。
2・二次性変形性股関節症
生まれつき股関節の骨の形に異常があるケースや、特定の病気などが引き金になって発症するケースで、特に日本人に多く見られるタイプです。
原因として特に多いのは、子供の時の病気の後遺症である「寛骨臼形成不全」によって発症するケースで、自覚症状がないまま中年になって発症する場合もありますが、10代、20代から痛みが出るケースもあります。
これらは男性よりも女性に多く見られる病気であるため、変形性股関節症は女性の患者さんが多いのが特徴です。
治療法は?
治療の目標は、
①股関節の痛みを軽減させ、動きを良くすること
②股関節だけではなく、股関節、骨盤、腰の骨のバランスを改善させること
です。
痛みが強い場合、まずは内服薬や湿布などを使って炎症を取ります。
関節の炎症がとれてきたら、リハビリでじっくり股関節の動きを改善していくのが効果的です。
このとき大事なのが、股関節の痛みは、骨盤や腰の骨などが関与していることが多いことです。なのでリハビリをおこない、理学療法士の指導のもとで股関節だけでなく体のバランスを改善させることが大事です。

患者さんの体力に合わせ、股関節の可動域を広げ、痛みを改善させます!
料金について
例:
初診診察+股関節レントゲン+内服処方
→3割負担 約1550円 1割負担 約520円
再診+リハビリテーション
→3割負担 約780円 1割負担 約260円
股関節は早めの治療が特に大事だと思います。
変形が進んでしまうと手術的治療(人工関節置換術)しかない場合が多いです。
私のモットーに、「早めの治療がその人の人生をかえる」という言葉があります。
しっかりと治療していくと、多くの方が改善に向かいますので、早めに医療機関の受診をお勧めします。
2020年11月07日
肩こり、首の痛みについて
肩こり 首の痛みについて

こんにちは。院長の屋良です😊
今回は当院にこられる患者さんの悩みの中でもかなり多い、肩こり、首の痛みについて説明します!
肩こりや頸椎の痛み、上肢のしびれは、主に以下の原因で起こります。
-
- 姿勢や筋肉疲労からくるもの
-
- 頸椎の変形によるもの(頚椎症、頚椎症性神経根症、頚髄症)
-
- 頸椎レベルの神経の圧迫(頸椎椎間板ヘルニア)
原因は?
硬くなった首、肩周辺の筋肉自体の緊張やこり、また頚椎付近にある神経の圧迫で痺れも起こります。
原因は長時間の同じ姿勢(デスクワーク、勉強など)や目の疲れ(パソコンのお仕事やスマホ)から来ることが多くあります。
検査は首のレントゲン写真をとります。多くの方に、頸椎のカーブの消失(ストレートネック)という所見が見られます。部分的な変形がみられることもあります。
治療法は?
1・薬による治療
鎮痛薬や痺れを改善するビタミン剤、神経痛を改善する薬を使用します。これで症状が改善する方も多くいます。
2・リハビリ治療
リハビリ室で理学療法士による治療をおこないます。
また、温熱治療や低周波等を用いて筋肉の疲労、こりを改善します。炎症による疼痛の改善と、コリによる血流の改善を同時に行うことで、症状の改善が早まります。
また体操やストレッチを指導させて頂き、予防に努めます。
初診料+処方箋料+理学療法加算
→3割負担: 約1700円 1割負担: 約550円
当院の必殺技! 肩こりにはハイドロリリース!
以前、某TV番組(〇〇の家庭の医学)にて、肩こりにたいする治療法として、ハイドロリリースが紹介されました(筋膜リリース)。
これは非常に効き目のある治療法で、最近は遠方からも多くの患者さんが来てくれています。

ハイドロリリースとは・・・
エコーを見ながら、細い注射針を用い、痛みの元となっている筋膜をリリースする(はがす)方法です。
肩こりの原因は、筋肉をおおう筋膜というものの動きが悪くなり、筋肉が固まってしまうものと考えられています。
そこを良くしてあげることで、長年の痛みが改善されたという方も大勢います!
さらに、肩こりは、頭痛、眼精疲労、背中の痛み、首の痛み、顎関節症などを引き起こすことがあります。
なのでこれらの痛みもまとめてすっきりと良くなる方もいます。
注射は30秒程度で終わりますし、保険が効くので安価だと思います。
(ハイドロリリースのみでは、3割負担500円程度 1割負担160円程度)
さらに当院では、肩こりだけでなく腰痛、背部痛、その他の部位などにも行なっています。
気になる方は気軽にお問い合わせください
2020年11月05日
「鬼滅の刃」がそろいました!!

皆さんこんにちは。
最近「鬼滅の刃」が大ブームですね。
映画も放映され、さらに勢いが増しているように思います。
当クリニックの患者さんも、子供から大人まで、多くの方が「鬼滅ファン」のようです。
そこで・・・
当院にも「鬼滅の刃 全巻」が入りました!!
待合室本棚においてますので、ご自由にお読みください。
待ち時間を、「鬼滅」で少しでも楽しんでいただけますと幸いです。
(個人的には2段めにある「ジョジョの奇妙な冒険」もおすすめです^^)
2020年10月20日