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秋に増える「ギックリ背中」に注意!

秋に増える「ぎっくり背中」に注意!

~やら整形外科の最新治療「ハイドロリリース」とは~

 

こんにちはやら整形外科院長の屋良です☺️

 

 

◎ぎっくり背中とは?

 

「ぎっくり背中」は、突然背中に激痛が走る症状で、まるで「背中版ぎっくり腰」。正式な病名ではありませんが、日常生活に大きな支障をきたすこともあるため注意が必要です。
原因は、筋肉や筋膜に急な負担がかかることで小さな損傷や炎症が起こるせいです。

普段の何気ない動作――荷物を持ち上げたとき、振り返ったとき、咳やくしゃみをしたとき――でも発症します。

 

◎なぜ秋に増えるのか?

 

実は「ぎっくり背中」は季節の変わり目、つまり今の時期に増える傾向があります。

理由はシンプルで、季節の変わり目の 気温差と冷え が関係しているのです。

  • ・涼しくなって血流が悪くなり、筋肉が固まりやすい
  • ・夏の疲れが残っていて体調が不安定
  • ・運動の機会が減り、筋肉が硬直しやすい
  •  

つまり、秋は 「筋肉の柔軟性が落ち、ぎっくり背中を起こしやすいシーズン」 なのです。

 

◎ぎっくり背中になりやすい人の特徴

  • デスクワークやスマホ時間が長く、姿勢が悪い
  • 運動不足で背中・体幹の筋肉が弱い
  • 冷えや肩こりに悩んでいる
  • 季節の変わり目に体調を崩しやすい
  •  

セルフチェック

  • 背中を左右にひねった時に可動域が左右で違う
  • 前屈すると背中が突っ張る
  • 深呼吸すると背中の硬さを感じる

これらに当てはまる方は要注意です。

 

◎予防法

  1. 背中と肩甲骨のストレッチ
    デスクワークの合間に背伸びや肩甲骨寄せ運動を。
  2.  
  3. 入浴で血流改善
    寒い日ほど湯船につかり、筋肉を温めましょう。
  4.  
  5. 適度な運動
    軽い体幹トレーニングやウォーキングで筋肉の柔軟性を維持。
  6.  
  7. 背中を冷やさない工夫
    秋の夜は予想以上に冷えます。ブランケットや軽い羽織を常備しましょう。
  8.  

◎発症してしまったら?

  • 発症直後は無理をせず安静に。強い炎症がある時は冷やす。
  • 数日後、落ち着いてきたら温めて血流を改善。
  • 痛みが強い、長引く場合は早めに整形外科へ。
  •  

◎やら整形外科の治療法:注目の「ハイドロリリース」

ここでぜひ知っていただきたいのが、当院で行っている 「ハイドロリリース」 です。

 

ハイドロリリースとは?

超音波(エコー)で筋肉や筋膜の状態を確認し、痛みの原因となる部分に生理食塩水などを注入する治療です。

  • 筋膜の癒着をはがす
  • 血流を改善する
  • 神経や筋肉の動きをスムーズにする
  •  

これにより、 従来の湿布や薬だけでは治らなかった痛みを、根本から改善できる可能性 があります。

 

ぎっくり背中だけじゃない!

ハイドロリリースは背中の急な痛みだけでなく、

  • 肩こり
  • ぎっくり腰
  • 慢性的な腰痛
    といった多くの筋膜由来の痛みに有効とされています。

「もう治らないかも」とあきらめていた方が、治療後にスッと楽になり驚かれるケースも少なくありません。

 

◎まとめ

秋は血流が悪くなり筋肉が硬直しやすいため、ぎっくり背中が増える季節です。
予防にはストレッチや生活習慣の工夫が大切ですが、もし強い痛みに襲われたときには我慢せず、専門医へご相談ください。

やら整形外科では、 「ハイドロリリース」という先進的な治療法 を導入し、ぎっくり背中・肩こり・ぎっくり腰などの症状改善に力を入れています。

 

 

👉 「秋になると背中が痛む」「肩こりや腰痛がずっと取れない」――そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
痛みを我慢せず、快適な秋を過ごしましょう。

 

やら整形外科のHPはこちら

ハイドロリリースの詳細はこちら

2025年10月03日