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その頭痛、実は”肩こり”が原因かも!
皆さんこんにちは。院長の屋良です😊
 
本日は、”頭痛”についてお話をします。
 
当院には、”肩こり”を訴えてこられる患者さんが多くいます。
最近のテレワークの影響もあると思いますが、その方たちの特徴として、「頭痛」もうったえる方が数多くいらっしゃいます。
肩こりからくる頭痛を、「緊張型頭痛」といいます。
 
肩こりもあるけど・・
 
頭痛もある!!
 
 
頭痛には片頭痛や群発頭痛など、 さまざまな種類があり痛みの程度もそれぞれですが、最も多くの割合を占めるのが緊張型頭痛なんです。
 
緊張型頭痛は、肩や首の筋肉の緊張からおこる頭痛です。 多くは肩こりが見られ、頭の後ろからてっぺんあたりがズキズキしてきます。
 
当院には肩こりの患者さんが多くいらっしゃいます。
こういう頭痛の方が圧倒的に多く、さらに眼精疲労、吐き気、背中の痛み、顎の痛み、歯の痛みなど色々な症状を併発しています。
 
症状は、頭を締めつけられるような頭痛が持続的に発症し、「ヘルメットをかぶったような圧迫感」「はちまきで 締め付けられるような痛み」などと表現されます。
 
後頭部から首筋にかけておこります。症状が悪化していくと、時々発症していた頭痛が、 頻繁に発症するようになり、その後は慢性的な頭痛になるんです。
何よりも悪化を予防することが大切です。
 
 
頭痛の治療法の一つとして、筋肉の緊張のもとである肩こりを和らげる方法があります。
 
肩こりの治療法
 
1・薬による治療
鎮痛薬や神経痛を改善する薬を使用します。これで症状が改善する方も多くいます。
 
 
2・リハビリ治療
リハビリ室で理学療法士による治療をおこないます。
また、温熱治療や低周波等を用いて筋肉の疲労、こりを改善します。炎症による疼痛の改善と、コリによる血流の改善を同時に行うことで、症状の改善が早まります。
また体操やストレッチを指導させて頂き、予防に努めます。
 
 
 
3・効き目抜群!! ハイドロリリース!
 
これは非常に効き目のある治療法で、最近は遠方からも多くの患者さんが来てくれています。 
 
ハイドロリリースとは・・・
 
 
エコーを見ながら注射します       エコー画像
 
 
エコーを見ながら、細い注射針を用い、痛みの元となっている筋膜をリリースする(はがす)方法です。
肩こりの原因は、筋肉をおおう筋膜というものの動きが悪くなり、筋肉が固まってしまうものと考えられています。
そこを良くしてあげることで、長年の痛みが改善されたという方も大勢います!
 
注射は30秒程度で終わりますし、保険が効くので安価だと思います。
 
(ハイドロリリースのみでは、3割負担500円程度 1割負担160円程度)
 
さらに当院では、肩こりだけでなく腰痛、背部痛、その他の部位などにも行なっています。
 
気になる方は気軽にお問い合わせください 
 
▼ハイドロリリースの詳細はこちら
 
頭痛がなかなか治らないという方は一度ご相談ください。
長年の悩みがスッキリと改善する可能性があります 
 
 
2022年12月24日
サッカー少年におこる”足の痛み”

皆さんこんにちは。院長の屋良です。

 

みなさんワールドカップは見てますか?⚽️

日本代表の大活躍は本当に嬉しい限りですね!

私は学生時代サッカーをしていたので、本当に嬉しく思います。

ドイツ、スペインにまさかの勝利! 当院にも私のサムライブルーユニフォームを飾っています。

しばらくは寝不足で体調不良の方もいるかと思いますが、4年に一度の事と思い、楽しんでいきましょう!

 

 

サッカーにまつわる話題として、今回はサッカー少年におこる”足の痛み”についてお話しします。

 

 

 

サッカー少年に慢性的な障害が増えている!

 

サッカーをする上で避けて通ることができないのが、ケガをしてしまうことです。

もっとうまくなりたい! 試合に出たい!将来はプロになりたい!という気持ちが強すぎた結果、ケガを抱えながらもプレーする子どもたちも多いようです。

 

当院にもよくサッカー少年が足を痛めて来ます。

軽い捻挫や打撲から、骨折まで幅広い疾患で来られますが、一番多いのは、練習し過ぎによる足の痛みです。

 

今回は特に、

最近のスポーツ少年・少女における故障の傾向、

故障してしまった際の効果的な休み方、

故障してしまったことは必ずしもマイナスだけではないということについて話します。

 

最近は少年サッカーでも、勝利至上主義のチームが多く、練習のしすぎでケガをする子が増えているように思います。

特に昨今のコロナ禍以降、長期の休み明けにいきなりハードにサッカーをし、故障する子が多いように感じます。

なかでも問題なのが、スポーツ少年・少女の中で慢性的な障害を持つ子が増えていることです。

 

サッカー少年で多い病気は?

 

膝:オスグッド病

かかと:シーバー病

すね:シンスプリント

アキレス腱:アキレス腱周囲炎

足の甲:中足骨疲労骨折

股関節:グロインペイン症候群

などです。

これらは過度なトレーニングによってひきおこる病気です。

 

痛みが出たらどうする?

 

痛みが出たら、無理をせずにトレーニングを休むことが必要ですが、休むだけでは根本原因の解消にはなりません。

痛みが出たらまずサッカーをするのはやめましょう。実はここがかなりハードルが高い場合があります。

子供が休みたくないこともありますが、サッカーのコーチや監督が休むのをよしとしない場合が多いのです。

ここをなんとかクリアしてもらいたいです。でないと取り返しのつかないことになります。

 

でも、ただ安静にするのもよくありません。休んでなにもしないでいると筋肉が落ちますし、痛みの原因を改善しないと、休んだことで体が弱っているのでトレーニングに復帰してもまた痛みが出るという悪循環に陥ってしまいます

痛みが出たらまずは整形外科に行き、しっかりと痛みの原因を確かめ、そこで理学療法士と一緒に痛みのもとを改善するトレーニングをすることが大事です。

そうすることで、痛みが出る前よりも、レベルアップして復帰することができます。

 

 

ケガする前よりレベルアップ!

 

ケガをしたことで自分の弱点に気がつくことがあります。

からだのバランスが悪かったこと、からだの柔軟性がなかったこと、十分な筋力が足りてないことなど様々です。

さらに片方の足にだけ負担がかかっている場合などもあり、それはケガしてはじめて分かる場合が多いのです。

そこを補うトレーニングをし、ケガする前よりもさらなるレベルアップをして復帰していきます。

 

大事なのは痛みの原因に目を向けて、サッカーを休んでいる間に、改善のためのトレーニングをすることです!

子どものときに痛みを抱えてプレーしたり、正しい体の使い方ができないと、ケガや障害につながってしまいます。

ただ、一度もケガをせずにサッカーを続けているという子はめったにいません。

無理をさせずに、正しい体の動かし方を身につけることが、ジュニア年代ではとくに重要だと思います!

 

ケガをポジティブにとらえよう!

 

ケガをマイナスなものととらえず、自分の成長の機会ととらえてみてください。これはかなり重要なポイントです。

しっかり休息をとり、もしケガをしてしまったとしてもそこで落ち込んでしまうだけにせず、前を向いて進んでいきましょう。

これはジュニア世代でスポーツをしてく上で、サッカー選手としてだけでなく、人として成長する上で大切なことなのです。

そのことをケガした本人だけでなく、そのご両親やコーチ、監督さんにもお伝えしたいです。

 

ケガをしないことが一番ですが、もしケガをしてしまったとしても、良いきっかけととらえて、治療やトレーニングに前向きに取り組んで行きましょう!

そしてケガする前よりもさらに体も心もレベルアップしてくれると嬉しいです!

 

 

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2022年12月03日