皆さんこんにちは。
最近「鬼滅の刃」が大ブームですね。
こんにちは。 理学療法士の仲西です😊
今回は超音波の効果について説明します!
理学療法とは、運動療法と物理療法の2つがあります。
その物理療法の中でも特に効果があるとされる『超音波』についてお話したいと思います。
超音波とは、耳では感じ取れないほどの音波振動のことを指し、組織を振動させることで組織を温めたり、痛みを軽減するといった細胞組織の活性化を図ることができます。
「テニス肘」、「ばね指」、「足先に体重を乗せると痛む足底腱膜炎」といった方には効果的です。
テニス肘やばね指、足底腱膜炎等の筋肉の柔軟性が乏しいと出現してしまうものに対し、振動が関節内や筋、指の腱に直接当たるため、痛みなく動きの改善、疼痛緩和を実感できます。
その他にも、音波振動刺激を与えることのより骨折治癒促進が可能な『アクセラス』という機器もあります。現在、スポーツの分野でも期待されている超音波です。
興味がある方は気軽にご相談ください。
こんにちは。 屋良です😊
今回は腰痛についてです! 腰痛はこうして治しましょう!!
腰痛は非常に多い疾患の一つです。腰は日常的によく使う場所でもあるため痛みが起こりやすいのです。
以下のような腰痛をよく聞きます。
・重いものを持った時に激痛が走った
・以前から腰になんとなく重苦しい痛みがある
・腰痛のほかにおしり、足にビリビリとしびれる感覚がでてきた
原因は?
腰痛やお尻の痛み、足のしびれなどは、主に以下の原因で起こります。
症状は?
腰痛は、腰部周辺のにぶい痛みや、刺すような痛み、激しい痛みなど様々です。
腰部に限定した重い痛みは、腰部周辺の筋肉由来の痛みを疑います。
また、高齢者の起き上がりや動きはじめの激痛は、脊椎圧迫骨折を疑います。
お尻や下肢にひびくような痛みやしびれ、歩行時に徐々に増していく痛みなどは腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症を疑います。
治療法は?
保存治療
痛みに対しては飲み薬や外用薬を用います。
また、リハビリ治療(理学療法士による治療や、温めたり、低周波治療など)を併用するとより効果を表します。
痛みの強い部位には、薬剤を注射するトリガーポイント注射や、当院でかなり人気のあるハイドロリリース注射が効果的です。
それでも改善しない下肢の痛みや痺れは、ブロック注射が効果を表す時があります。
治療費のめやす
初診料+腰椎レントゲン+処方箋料
→3割負担: 約2500円 1割負担: 約830円
再診
→3割負担: 約320円 1割負担 約110円
手術加療
保存治療で疼痛が改善しない場合は手術加療を考慮し、当クリニックと連携のある、臨床成績の良好な医療機関にご紹介いたします。
家での予防法、気をつけること
腹筋や背筋を普段から動かし、刺激しておくことが腰痛予防につながります。
急な疼痛を防ぐためには、中腰からの急な動作を控えること、重いものはしっかりと腰を下ろして持ち上げるなどが大切です。
骨粗しょう症からくる腰椎圧迫骨折は、痛みにより日常生活がほとんどできなくなり、寝たきりになってしまう危険性があります。
60歳以上の女性の方は、腰椎、大腿骨の骨密度検査(DXA)を行い、ご自分の状態を知っておくことが大切です。
気になる方はいつでもご相談ください!
こんにちは。屋良です 😊
今回は肩の痛みについてお話します。
五十肩とは?
肩が痛いときに、「それは五十肩だ!四十肩だ!」という方が多くいらっしゃいますが、実際どういう病気なのかご存知でしょうか?
肩関節や関節周辺の筋肉が炎症をおこしたりすることにより、肩に痛みがあり、関節が固まってしまって腕が上がらない症状の総称を五十肩(四十肩)といいます。
よく、「四十肩は放っておけば治る」とおっしゃる方がいます。しかし、残念ながらこれは大間違いです・・
放っておくことで関節が固まってしまい、腕が上がらなくなってしまうことがあります。こうなると完治までに長い時間を要することになってしまいますので、早めの疼痛改善と、固まらないうちに動きを良くすることが大事です。
原因は?
肩関節は上腕骨、肩甲骨、周辺の筋肉、関節のふくろなどから構成され、これらが協力してスムーズな動きが得られます。
五十肩(肩関節周囲炎)の主な原因は、この筋肉や関節のふくろに炎症が起こる事にあります。炎症が起こると痛みになり、それをほうっておくと癒着してしまい動かなくなります。
炎症により筋肉の付着部に石灰が沈着してしまうこともあります(これは激痛です!!)。
症状は?
初期は肩関節の違和感から始まり、少しずつ肩を動かすときの痛みが出てきます。特にひねったときの痛みや、後ろのものを取ろうとしたときの痛みなどが出てきます。進行すると普通に腕を上げることもできなくなります。
夜寝ていて痛みで目が覚める「夜間痛」は、肩の病気の特徴です。
治療法は?
治療の目標は、
①肩の動きを改善させて、腕がスムーズに上がるようになること
②痛みを取ること、特に「夜間痛」を取ってあげること
です。
まずは内服薬や湿布などを使って炎症を取ります。
さらに必要な場合は、肩関節にヒアルロン酸やステロイド薬の注射をし、痛みと癒着を改善させます。
関節の炎症がとれてきたら、リハビリでじっくり肩関節の動きを改善していくのが効果的です。
動きの改善が得られると、夜間痛も改善していきます。
料金について
例:
初診診察+肩関節レントゲン+肩関節ステロイドまたはヒアルロン酸注射
→3割負担 約2200円 1割負担 約750円
再診+リハビリテーション
→3割負担 約780円 1割負担 約260円
肩の痛みが続いている期間、肩が上がらない期間が長いほど、治療期間も長くかかってしまいます。
しかししっかりと治療していくと、多くの方が改善に向かいますので、早めに医療機関の受診をお勧めします。
ご家庭での予防、ストレッチ
痛みが少し改善してきたら、最も大切なことは、肩をしっかり動かしていくことです。痛いから全く動かさないという方もいますが、癒着してしまうとなかなか大変です・・ゆっくりと肩を回したり、振り子のようにうでをぶらぶらさせてみたり、インナーマッスルを動かしてみたり、多くのストレッチ法がありますのでご相談ください。
特にお風呂上がりなど、血流のいいときにすると効果的です。
少しでもおかしいなと思ったら、医療機関の受診をし、早めの治療をお勧めします。
こんにちは。 院長の屋良です。 😊
変形性膝関節症について
皆さんは変形性膝関節症という病気を聞いたことがありますか?
中高年の膝の痛みのうち最も多い病気で、わが国では年間90万人が変形性膝関節症になっています。
女性が男性の約2倍多く、特に60歳以上、太った方に多い傾向がありますが、時々30代、40代でも変形の初期状態の方がいます。
変形性ひざ関節症の患者さんの主な症状は以下のようなものです。
1・膝の内側に痛みがある
2・立ち上がるときに痛みがある
3・あるき出すときに痛みがある
4・O脚がひどくなったと自覚したり、他人に言われるようになった。
5・正座がつらい
6・膝が晴れたり、熱を持ったりすることがある
このような症状がある人は注意が必要です。
左が正常な膝の写真ですが、右の写真は変形性膝関節症の写真です。
内側の関節の隙間がかなり狭くなっていて、骨と骨とがぶつかりあっています。
そして気づいたときには手術をしなくてはいけない方がいます。
そうならないために早めのケアが大事です!
特に早期の段階で変形性膝関節症を発見できた方はラッキーだと思います。
なぜなら現在はいろいろな治療法があり、それらで十分に進行を遅らせることができるからです。
治療法について
手術をしない場合は次の5つが主な治療法となります。
1・減量、運動療法(ストレッチ、筋力トレーニング)
変形性膝関節症は、加齢や運動不足、肥満などにより、膝の内側の筋肉が弱ってくることが、発症の第一歩となります。
日常生活上の注意点をしっかりと考え、減量、ストレッチなどを行うことが大事です。
2・リハビリテーション
当院では変形性ひざ関節症に対し、リハビリ訓練を行っています。
膝の状態を整え、曲げ伸ばしができるようにすること、筋力をつけることはもちろん大事ですが、膝だけでなく体全体のバランスを整えることも大事になります。
また、低周波、ホットパック、ウォーターベッドなどを組み合わせて患者さんにあった治療も行っています。
3・薬物療法
まずは鎮痛薬の内服や湿布などが大事になります。
これによって炎症を取り、腫れや熱をひかせます。しかしお薬を飲みたくない患者さんにはなるだけ他の方法を選択するようにしています。
コンドロイチンやコラーゲンなどのサプリメントを好まれる方もいますが、効果はまだ科学的に証明されておらず、現在のところ効果がないというのが現状です。
4・関節内注射
ヒアルロン酸やステロイドの注射を行っています。
最近の研究では、ヒアルロン酸注射が明らかに膝の変形を抑制することが証明されています。膝が変形していくことを抑える、数少ない治療法の一つです。
その他に痛みが強いときは、安全な量のステロイド剤を注射することで、かなりの鎮痛効果があります。
当院の注射はあまり痛くないことで有名ですよ^^
5・装具療法(サポーターや足底板など)
現在装具治療に関しては、明らかな鎮痛効果や病状の進行抑制などの証明はなされておりませんが、足底板で痛みが軽減する方は多くいます。
このような方法でしっかり治療をしたけれどどうしても治らない場合は手術治療となります。
いづれにせよ早期発見、早期治療が大事になりますので、気になる方はご連絡ください。
皆さんこんにちは。院長の屋良です 😊
10月になりましたね。いつのまにかだいぶ秋らしくなってきました。
ことしはコロナの影響もあり、博多どんたくや山笠、花火大会など、季節の風物詩がなかったせいか、季節感があまりないように感じます。でも今年もあと3ヶ月・・今年も着々と終わりに近づいていますね・・
そこで!!
当院では来月末あたりから、クリスマスイルミネーションをつけようかと思っています(まだ未定ですが・・・)。
クリニックの屋根にイルミネーションを飾ろうかと思い、確認のために屋根に登ってみました・・・
私がクリニックの屋根に登るのは、内覧会の日以来です。
内覧会の日に、餅まきをするためにここに登ったのです^^ なつかしい・・・
ここから駐車場や周りの景色を見渡してみると、開院前のことを思い出して、なんだか感慨深いものがありました。
<R2 10.1 屋根の上から>
<R1 5.12 内覧会の餅まき>
色々ありましたが少しずつ患者さんに認知してもらい、現在では多くの方々に来ていただけるようになりました。
これもすべて、当院にきていただいている患者さん、スタッフのみんな、業者さん、私の家族、地域の皆さん、その他当院に関わってくれている関係者の皆さんなど、多くの方に支えてもらっているおかげだと思います。
皆さん本当にありがとうございます。
屋根に登ったせいで(?)、なんだか初心にかえることができ、また明日からの診療にやる気が湧いてきました!
患者さんに健康と笑顔を、スタッフに働きやすさと仕事の充実感を持ってもらえるようなクリニックを目指して頑張ろうと思います!
10月も 「やら整形外科 」をよろしくお願いいたします!