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②股関節痛に効く運動療法はこれだ!

皆さんこんにちは。院長の屋良です。

 

今回は「股関節痛に効く運動療法」をテーマにブログを書こうと思います。

 

●運動療法は病期に関わらず有効で、炎症を抑えて行うと股関節痛の完治も可能

 

 

変形性股関節症に対する最終手段である人工関節置換術を受けるのは、生活の質が著しく低下した時です。

私は目安として「変形性股関節症で動けなくなったとき」「変形性股関節症でやりたいことができなくなったとき」を挙げています。

 

例えば、海外旅行やゴルフなどが変形性股関節症のせいでできないのであれば、手術で痛みを解消して人生を楽しんだほうがいいのではないでしょうか。

 

しかし・・・

基本的にどの病期の患者さんでも最初は保存療法に取り組むべきだと考えています!

 

変形性股関節症は病期に関わらず、股関節に負担をかけすぎない範囲で運動を行うことで症状が軽快する可能性があるのです。

 

運動療法の目的は・・

●筋力を維持・強化すること

●関節の安定性を確保すること

●動く範囲を広げること

この3つです。

 

痛みが軽減して日常生活における歩行や動作の支障を改善することにつながります。

 

痛みは股関節周辺の筋肉を弱くする原因にもなりますので、ますます股関節を動かしにくくなってしまいます。

股関節への負担の少ない姿勢や立ち上がり方・座り方など、日常生活の注意を守りながら、運動療法を治療の基本として続けなければなりません。

 

ただし、痛みが強い場合は炎症が起こっている状態です。炎症がある状態で運動を行うと、炎症が悪化して変形性股関節症が進行してしまうおそれがあります。

まずは消炎鎮痛剤を使った薬物療法で炎症を抑え、安静にするようにしましょう。

 

しかし、痛みが全くなくなるまで安静にしていると、股関節周辺の筋肉が硬くなって予後が悪くなる傾向にあります。

 

運動を始める時期は、整形外科を受診して主治医と相談した上で決めるようにしましょう。

消炎鎮痛剤で痛みの軽減を実感できるようになったら、少しずつ股関節を動かすようにしてください。

痛みがあっても体重をかけられるようになったら、主治医と相談して運動療法に取り組んでみましょう。

 

保存療法として、

 

「股関節の炎症を取りながら。リハビリ訓練で股関節・骨盤・脊椎の状態を最大限に良くする」

 

という方法を採ります。

 

この方法によって、多くの股関節痛は完治できると考えています。

 

おすすめする方法としては、

姿勢を矯正する「骨盤セルフ調整」「かかと着地歩行」

股関節周辺の筋肉を強化する「ヒップリフト」「梨状筋エクササイズ」

が挙げられます。

 

次回はこれらの方法について詳しく解説しますね!!

2021年10月04日
①「変形性股関節症」の治療法はこれだ!

皆さんこんにちは。院長の屋良です。

 

今回は「変形性股関節症」をテーマにブログを書こうと思います。

 

皆さんの中には股関節痛に困っている方もいるのではないでしょうか?

 

当院は多くの股関節痛の患者さんがいらっしゃいます。その方々に共通することは、まずは軽い痛みや少しの動かしにくさから始まっているということです。

このような症状の方の中には、変形性股関節症の方が多くいます。

 

変形性膝関節症とは?

変形性股関節症は、股関節の軟骨がすり減って変形することで、痛みや違和感、ひっかかり、動かしにくさなどが起こる病気です。

変形性股関節症は早期の発見、治療が大切です。

次のいずれかの症状に思い当たる人は整形外科を受診しましょう。

 

変形性股関節症の症状

●歩き始めや立ち上がるときに足の付け根が痛む

●股関節が曲げにくく、足の爪が切りにくい

●股関節が曲げにくく、靴下が履きにくい

●あぐらがかけない

●最近、歩き方がおかしいと指摘される

 

変形性股関節症の分類

変形性股関節症の病期は4つに分けられ、「前股関節症→初期→進行期→末期」と徐々に症状が悪化していきます。

関節軟骨の破綻が進むと骨と骨が直接ぶつかるようになり、股関節が変形していきます。

 

 

治療をせずに放置していると、症状が不可逆的に進行し、慢性的な痛みのために歩行が困難になったり、股関節の可動域が制限されたりして、生活の質が低下してしまうおそれもあります。

 

変形性股関節症に対する手術方法

末期の変形性股関節症の患者さんが最終的に受ける主な治療は人工関節置換術です。

人工関節置換術は変形した骨や余分にできた骨棘(トゲ状の骨)を取り除き、金属やセラミック、ポリエチレンなどで作られた人工関節を埋め込んで置き換える手術です。

 

人工関節置換術は優秀は治療法で痛みの改善は劇的と言えます。しかし、人工関節は決して万能の治療法ではありません。

人工関節にも耐用年数があり、技術が進歩して25年以上と言われています。しかし、耐用年数以上の年月が経過すれば、困難な人工関節の再置換術が必要になるケースもあります。

人工関節置換術は骨粗鬆症とは相性の悪い治療法です。土台となる骨が痩せ細ると耐用年数に満たない早期の段階で再置換術が必要になることもあります。

また、人工関節周辺での骨折のリスクや細菌感染などの合併症のリスクもゼロではなく、手術後に歩きにくさや違和感を覚える患者さんも少なくありません。

何よりも、人工関節に置き換えた股関節は二度ともとの自分の骨でできた関節には戻せないのです。

 

 

私も長い間、数多くの人工関節置換術の手術をしてきました。

とてもいい手術で、痛みは劇的に取れますが、できれば手術は避けたいという患者さんも多くいらっしゃいます。

どうしたら手術を避けることができるのか、次回はその方法についてお伝えします!

2021年09月21日
9月休診日のお知らせ

9月の休診日は以下のとおりです。

 

20日(月)

23日(木)

(いずれも祝日です)

 

ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします。

 

 

2021年09月13日
高齢者の方は「筋トレ」をするべきか?
皆さんこんにちは。 院長の屋良です 。
 
9月に入りましたね。しかしコロナがなかなか落ち着きません・・。
私も微力ながら時々コロナワクチンをうつ仕事にでかけていますが、 まだまだといったところでしょうか?
 
おかげで最近は外出されずに家にこもりっぱなしのご高齢の方を多くみます。
久しぶりにお会いすると、「随分元気がなくなったな?」と思う方が時々います。
 
そのような方はどうしても体が弱ってしまい、逆に病気になりやすい状態になってしまうことがあります。
さらに外出しないことは心にも影響を与え、特に高齢者の方の意欲の低下が見られます。
 
”加齢により心身が老い衰えた状態”のことを、 「フレイル」 といいます。
 
 
 
・フレイルとは
 
厚生労働省の報告では、フレイルとは、
 
1加齢とともに心身の活力が低下する
2複数の慢性疾患の併存などの影響もあり、心身の脆弱性が出現する
3一方で適切な支援により、生活機能の維持向上が可能な状態
とあります。
 
体の活力低下だけでなく、心の活力低下も含まれるのです。
なので、フレイルに早めに気づき、予防や治療をすることが大事になります。
 
 
・フレイル状態ではどうなる?
 
フレイルの状態になると、身体能力の低下、死亡率上昇が起きます。
 
また、コロナなどの感染症や病気にかかりやすくなったり、ストレスに弱い状態になっています。
 
例えば健常な人が風邪をひいても、数日すれば治りますが、フレイルの状態になっていると風邪をこじらせて肺炎を発症したりします。
 
また、転倒による打撲や骨折、病気による入院をきっかけにフレイルから寝たきりになってしまうことがあります。
 
フレイルの状態に家族や医師などが早く気付き対応することができれば、フレイルの状態から健常に近い状態へ改善できる可能性があります。
 
 
・フレイル対策には、適度な運動と適度な筋トレ!!
 
高齢者に対し「適切な運動療法を行うと筋力が維持される」ということが研究で報告されています。
 
なので身体能力が低下したからといって、諦めてはいけません!
 
私の持論に、「ご高齢の方こそ適度な運動、適度な筋トレをすべき!!」というものがあります。
 
筋トレは若い人がやるものと思っている方も多いと思いますが、実は筋肉量が落ちるご高齢の方こそするべきではないかと思います。
 
しかし運動もやみくもにしたらいいかと言うとそうではありません。
 
運動療法は個人に合ったものから始めることが大切です。
 
 
以前もお伝えしましたが、椅子に座ったり立ち上がったりを繰り返したり(かんたんスクワット)、散歩の歩行距離を徐々に延ばしていくように運動強度を調整します。
 
<かんたんスクワット : 椅子に座って机を持ってしてください  10回を3セット(朝、昼、晩) >
 
 
筋力が低下している状態で、いきなり無理な筋トレや長距離の歩行しようとすると転倒や骨折を起こす危険があります。
 
また、私が以前からすすめている、”あしふみ”という健康器具も有用です。
 
これは家にいながらかんたんに有酸素運動ができ(5分で体が熱くなってきます)、下肢の血流が良くなります。
 
座りすぎ、運動不足はどうしても体に悪影響を与え、フレイルに陥る危険性が高くなります。
 
しっかりとフレイル、コロナを予防し、健康と笑顔を維持していきましょう!
 
運動がわからない方は当院スタッフに相談してください。
 
 
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2021年09月06日
「健康365」という本に掲載されました!

令和3年8月発売の「健康365」という雑誌に掲載されました。

 
医療系の総合雑誌で、私もよくみている情報誌です。
股関節痛の対処法」について話しました。
 
当院の雑誌コーナーに置いてありますので是非読んでみてくださいね。
 
 
2021年08月22日
「爪の水虫(爪白癬)」を治療しよう!
こんにちは、院長の屋良です。
 
皆さんは爪の水虫について知っていますか?
 
 
 
 
「水虫」と聞くと、足の指や指と指の間を思い浮かべる方が多いかと思いますが、爪やその周りにも「爪水虫(爪白癬)」というものがあります。
「爪水虫」はかゆみがないために、ほおっておく人が多いと思います。しかし、爪がぼろぼろになったり、汚くなったりします。
特に足をだす夏場は、爪が汚いと目立ってしまいます。
 
爪水虫の原因は、白癬菌というカビ菌の一種が皮膚に寄生して起こる感染症です。
爪水虫は菌が爪の内部に入り込んでだもので、爪の色が白く濁ったり、黄褐色に変色します。
さらに症状が進行すると、爪の先端がぶ厚くなったりします。
40歳以上の約25%、60歳以上の約40%は爪白癬にかかっているとも推計されている身近な疾患です。
 
 
爪水虫の特徴は?
 
・爪の一部が黄色くなったり白くなったりして濁っている
・爪が分厚くなってガサガサしている
・爪の周りの皮膚もガサガサしている
・爪が時々痛む
 
このような特徴がある人は、「爪水虫」かもしれません。
 
 
爪水虫の治療法は?
 
このような症状に気づいたら、なるだけ早めに医療機関を受診してください。
爪水虫に効く飲み薬ぬり薬があります。
しかし、なるだけ爪水虫にならないことが大事です。
 
 
爪水虫を予防するには?
 
・爪の周りを清潔に保つ
・お風呂から上がったら、しっかりと拭いて乾燥させる
・お風呂上がりに塗り薬を使う
 
疑問がある方はいつでも当院にご相談ください
 
 
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2021年08月19日
関節が痛んだり腫れたり。 回帰性リウマチでは?

 

関節が腫れたり、傷んだり、熱を持ったり・・・

 

 

回帰性リウマチとは?

 

皆さんの中に、関節が腫れたり治ったりを繰り返す方はいませんか?

 

これは回帰性リウマチの可能性があります。

 

回帰性リウマチは周期的に関節が腫れたり、痛んだり、熱を持ったり、赤くなったりする病気です。

 

回帰性リウマチは、完全に治る人と、関節リウマチに移行する人がいます。

回帰性リウマチの好発年齢は20歳代から50歳代まで広く含み、男女差はありません。

なのでおかしいなと思ったら早めに受診することをおすすめします。

 

 

症状は?

 

典型的な症状は、関節の痛み、腫れ、赤み、熱などです。

症状は一過性で、数日から1週間程度で消失し、発作のない時期が数日から数ヶ月続きます。

発作の頻度は年に何回かありますが発作の間隔は一定していません。

発作時に微熱を伴う場合もあります。

突然発症し、通常は1つの関節に炎症が起きます(単関節炎といいます)。

 

回帰性リウマチの10%前後は自然に治癒しますが、約30%は典型的な関節リウマチに、また、少数例では全身性エリテマトーデスなどの他の膠原病に移行し、残りの患者さんは長年発作を繰り返すものの、そのまま経過するとされています。

30%前後に関節リウマチに移行したとの報告が多く見られるために、慎重な経過観察が必要です。

 

回帰性リウマチでは発作の時間が短い割に痛みが強いことが特徴的とされています。関節症状は、指の関節、手、膝、肩、足の順で多いと言われています。

 

 

診断は?

 

回帰性リウマチは、診断基準は存在しませんが、特徴的な臨床症状や、レントゲン所見が正常であること(関節リウマチではない)に加えて、感染、痛風、偽痛風などの他疾患を除外することによって診断されます。

 

回帰性リウマチでは、関節リウマチのような関節の骨破壊が生じないため、関節レントゲン上、特に異常はみられません。

 

 

検査所見は?

 

回帰性リウマチ患者の約50%は発作時にリウマトイド因子が陽性です。

また、一過性の白血球増多、赤沈亢進、CRPの上昇など炎症反応性パラメータの上昇がみられることがありますが、そうではない場合もあります。

 

リウマトイド因子が陽性場合、発作の程度および頻度が重症であることが多く、リウマトイド因子が陰性の患者さんと比較して関節リウマチに移行しやすいとする報告があります。

 

回帰性リウマチの症状は全身性エリテマトーデス(SLE)に類似しますが、SLEで陽性となる抗核抗体や補体値が正常範囲であることから、血液検査で全身性エリテマトーデスとは区別することが出来ます。

 

 

治療は?

 

1.非ステロイド性消炎鎮痛薬

発作時には非ステロイド性消炎鎮痛薬がある程度は有効であることが知られています。

 

2.ステロイド薬

ステロイド内服も症例によっては有効です。しかし発作が短期間であること、関節破壊が見られないことなどから、当院ではステロイド内服の適応はごく一部に制限されます。

 

 

動かしていいの?

 

関節に炎症があり、痛みや腫れが強い時は、無理に動かしたり負荷をかけたりすると炎症が悪化することがあります。

しかし、身体を動かさないでいると、筋力が低下する上に、関節が動きにくくなったり動かせる範囲が狭くなったりしますので、過度な負荷を避けながら、適度に動かすことが大切です。

 

当院では院長や理学療法士が運動の程度を指導してくれますので、気になる時はご相談ください。

 

 

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2021年08月05日
交通事故の治療について

 

・交通事故の治療について

 

 

交通事故をおこしたとき、皆さんはどこで治療をしますか?

整骨院やマッサージに行く方もいますが、整形外科で継続的に治療ができることが意外と知られていません。

交通事故にあった方は初めてのことで、つらい痛みと合わせて、警察や保険会社との手続きなど不安を感じていると思います。

 

「やら整形外科」では交通事故にあわれた患者さんが早期回復できるよう、リハビリを含めたしっかりとした治療、その後の手続などに力を入れています。

 

 

交通事故治療での当院のポイント

 

当院での治療の流れ

 

・丁寧な診察と合わせて、レントゲン検査などでしっかりと診断を行います。その後なるだけ早く患者さんの痛みを取るような治療を行います。

 

・患者さんの希望する検査や治療にはできるだけ対応していきます(MRI検査などを希望される場合は対応します)。

 

・診断のあと、理学療法士がリハビリ治療をおこないます。後遺症が残らないように一人ひとりの患者さんに親身になって丁寧におこないます。

 

・理学療法士によるリハビリ治療と器具による物理療法(電気治療、超音波治療、牽引療法、ウォーターベッドなど)を一緒に行うことができます。

 

・患者様が治療に専念し早く楽になれるよう、しっかりと診断書を作成し、サポートしていきます。

 

・後遺症診断書は、患者さんの自覚症状や検査結果などをしっかりと丁寧に記載するようにしております。また、保険会社とのやりとりで不明なことがある場合は、当院が患者さんに変わって手続きの話し合いを行います。

 

 

交通事故で以下のことをお悩みでしたら、一度ご相談ください

 

□今後の治療について相談でき、安心できる整形外科で診てもらいたい

□しっかりとリハビリを受けて早めに治したい。

□他の病院でレントゲンで異常が無いと言われたけど、痛みが続いている

□病院を受診したが湿布や薬だけで治るか不安がある

□診断書などをしっかりと書いてほしい

 

 

症状が軽くても受診していいですか?

 

・交通事故の場合、事故直後は症状が軽かったとしても、数日後に症状が出てくることが多くあります。

 

・診察が遅れると症状と事故との因果関係がわからなくなり、手続きが複雑になる場合があります。

 

・軽い痛みでも放置していると、後遺症が残りやすくなり、慢性化してしまう場合があります。

 

・症状が軽くても早めに治療することが早期回復につながります。整形外科専門医の診察を受けて、早期改善できるように治療をおこなうことをおすすめします。

 

 

交通事故の場合、自賠責保険を使うと患者さんの自己負担金はありません

 

交通事故の場合、自賠責保険を利用することで、負担金を払うことなく治療ができます。

 

さらに通院にかかる交通費や休業補償などの保証をされます。

 

ご自身の保険会社へ「やら整形外科」を受診することをお伝えください。

 

当院から保険会社へ請求を行うために、ご本人の負担や複雑な手続きはありません。

 

 

当院と整骨院との併用通院は可能です

 

整形外科と整骨院の併用ができないクリニックもありますが、「やら整形外科」と整骨院の併用通院は可能です。

 

しかし、事故に関する診断書は整骨院では書くことができません。もし診断書が必要になるのであれば、整形外科を1度受診することをお勧めします。

 

また、定期的な診察がないと経過がわからないために最終的な診断書の記載ができない場合があります。当院と整骨院を併用通院する場合、整骨院へ通院中であっても当院へ定期的な通院(週1回以上)が必要になります。

 

 

当院は交通事故治療において実績多数があります

 

交通事故に初めてあわれた場合、警察や保険会社との対応をどうしたらよいか不安な方も多くいらっしゃいます。

 

きちんと治療してもらえるのか、それくらい治療期間があるのか、しっかりと治るのか、色々なことがストレスに感じると思います。

 

当院では交通事故の患者さんを多数診察していますので、警察や保険会社との対応にも慣れています。

 

患者さんにはストレスなく、治療に専念していただけるよう心がけておりますので、わからないことはお気軽にご相談下さい。

 

 

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2021年08月01日
熱中症に要注意!!
こんばんは。院長の屋良です。
 
今日は朝からかなりの暑さでしたね!
 
今日、大濠公園を早朝ジョギングしていたら、中年の男性が意識を失って倒れていました。
熱中症だと思います。
すぐに救急対応して救急車を呼びました。
今日は朝は涼しかったのですが、そういうときこそ要注意!
充分な水分補給と、おかしいなと思った時は休むようにして下さいね!
 
特にマスクをして走っている方が多いですが、熱がこもってしまうので要注意だと思います。
 
熱中症にかかったときの注意点とまとめが福岡市から出ています。下にリンクを貼っておきます。
 
みなさんもできれば、熱中症かなって思った時の対処法も知っておいてもらえると嬉しいです。
みなさんも注意してください!!
 
 
 
福岡市からの熱中症情報はコチラ
 
2021年07月25日
本当は怖い「いつの間にか骨折!」
みなさんこんにちは。院長の屋良です😊
 
7月になりました。一気に気温が上がってきましたが、みなさん熱中症に注意して、しっかりと水分補給を心がけてください!
 
今月は、当院では「骨粗しょう症防止月間」として、骨粗鬆症についていくつかブログに上げていきたいと思います!!
 
 
いきなりですが・・・
 
①背中が曲がってきた 
②背が縮んだ気がする
③最近腰や背中が痛い
 
これらの症状に当てはまる方はいませんか?
 
これらの症状は、骨粗しょう症による骨折のサインかもしれません。
最近話題の”いつの間にか骨折とは、背骨や腰骨がいつの間にか折れてしまう病気で、その原因として一番多いのは骨粗しょう症です!
 
今朝の新聞にもいつの間にか骨折の話が出ていました。最近のコロナ自粛で自宅でじーっとしていると、背中が曲がってきたり、腰の痛みが出てきたという方もいらっしゃるかもしれません。
 
今回はこの、「いつの間にか骨折」について話します。
 
 
特に女性は60代から骨粗しょう症になる割合が急激に増えてきます。
それは骨の新陳代謝に女性ホルモンが関わっているからで、女性は誰もが骨粗しょう症になる危険性があります。
 
いつの間にか骨折”は気づかないうちに背骨が折れている状態で、異変に気付かず放置していると骨折の連鎖が起きて次々に骨折を引き起こします。
 
 
 
最新の研究では、背骨の骨折が1つでもあると8.6倍死亡率が高くなる! と言われています。
いつの間にか骨折を未然に防ぐことは、明るく元気な人生を送るうえで本当に大事になってきます。

 

検査法
当院ではDXA法という検査法を用いています。
10分程度でできる検査で、非常に信頼性が高い方法と言われています。
当院では非常に精密に測ることができる機械を入れており、腰の骨と大腿骨の骨の密度を測定する方法で、痛みなどはありません。
 
特に60歳以上の方は一度は検査してみることをおすすめします。
 
 
治療法
①食事療法
カルシウムは骨を造っている栄養素で、骨粗しょう症の予防や治療に欠かせません。
その他にも、カルシウムの吸収を助けるビタミンD、骨を造るのに重要なビタミンKを多く含む食品を摂ることも大切です。
逆に少し控えた方が良い食品として、加工食品や食塩、カフェイン、アルコールなどがあげられます。
 
②運動療法
無理な筋トレなどは必要ありません。まずはストレッチや軽いジョギングなどからはじめてみて下さい。
 
③薬物療法
最近は非常に効果のある薬がたくさんあります。 
ビタミン剤から女性ホルモンのような薬、さらに骨が壊れにくくする薬や骨ができやすくする薬など様々です。
患者さんによって合う薬がありますので、いつでもご相談ください‼️
 
2021年07月10日