おはようございます。院長の屋良です。
先日、「健康365」という雑誌に取材をうけました。

「股関節痛に対する運動療法」という題目で、当院で行っている治療法について話しました。
今回の取材内容は来月発売号にのるようなのでよろしくお願いします。
変形性股関節症による股関節痛には、とにかく早い段階で治療を開始することが大事です。それにより痛みや動きが改善され、手術をしなくてもよくなる患者さんがたくさんいます。
今回、
股関節痛に対する運動療法
家庭で行うべきストレッチ方法
実際におこなった患者さんの声
などについて話しましたので、今度ブログでまとめようと思います。
股関節の痛みや違和感で悩んでいる方はぜひご相談ください!

みなさんこんにちは!理学療法士の齋藤です!
福岡県でも、緊急事態宣言が発出されており、コロナ禍でもあることから、
患者さんからも「外出する機会が減少している。運動不足。」など様々な声を聞きます😢
今回は、この様な状況において、大きく関係してくる
“ロコモ(ロコモティブシンドローム)”についてお話していこうと思います!
<ロコモとは??>
ロコモティブシンドローム(locomotive syndrome)とは、
「運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態 」のことを示した概念であり、2007 年に日本整形外科学会によって提唱されました。
略称として、“ロコモ” と言われ、要介護状態へ移行するリスクが高まっている状態とも言われます。
<原因は??>
ロコモに至る原因としては、大きく2つあります。
①加齢や運動不足による「運動機能の衰え」
②骨粗しょう症・変形性ひざ関節症などの「運動器自体の疾患」 の2点です!
また、関連因子として、
サルコペニア(骨格筋量の低下)や、フレイル(心身の予備能力の低下)といった状態も
ロコモとの深い関わりがあり、これらも要介護状態へのリスクになると言われます😰😰
<ロコモのチェック方法!!>
ロコモであるかどうかは、「ロコチェック」と言われる7項目の質問にて簡易的に確認する事が出来ます!


これらの項目に1つでも当てはまれば、骨や関節など運動器の機能が衰えているサインであると言われます。
(ロコモパンフレット2020年度版:日本整形外科学会より引用)
その他にも、「ロコモ度テスト」という、3つのテストでご自身の移動機能を確認し、
より詳細な身体機能や、ロコモ度の判定を行うものもあります!!
<まとめ>
今回は、ロコモティブシンドローム(ロコモ)という概念について説明させて頂きました。
前述した様に、コロナ禍の影響もあり、
高齢の方以外でも、リモートワークなどで活動量が低下したり、運動不足に陥ったりなどしてしまっている現状があると感じています😓
“ロコモ”の予防においても、普段の運動習慣というものが重要であると言われており、
『ほぼ毎日運動する50歳の人は、運動習慣のない30歳の人よりも体力が高い』という様な報告もあります。
また、ロコモの原因には変形性ひざ関節症などの運動器の病気も関わってきます。
痛みがある場合は、院長から痛み止めの薬の処方や関節注射などの処置を行って貰い、
私たち理学療法士はロコモの予防や、個人個人に応じた運動メニューの提案を行う事が出来ます!!
ロコモ以外でも何か気になる事があれば、気軽にスタッフまで相談してみてください!!☺️☺️



今回は、5月から理学療法士として入職されました児島さんを紹介します😊

みなさんこんにちは。
GWも開け、当院はある記念日に向け、スタッフ一同頑張っています!
それは・・・5月15日!
おかげさまで当院は5月15日で2周年を迎えます。
また当日ホームページにてご挨拶をさせていただきます!
現在当院玄関に置いてある看板はうちのスタッフが描いてくれました!
とても素敵に描いてくれているので、ぜひご覧ください😊


皆さんこんにちは。 院長の屋良です。
「鬼滅の刃」の次のヒット作として、「呪術廻戦」がすごい勢いできてますね!
私も読んでみましたが、たしかに面白いです!
「呪術廻戦」はダークファンタジーで、現代日本が舞台となっています。
霊感がある人は呪霊が見える世界で、雰囲気は「鬼滅」に似てますね。
単行本は累計3000万部以上売れている超ヒット作です!
そこで・・・
当院でも「呪術廻戦」を全巻揃えました!

最近はコロナの影響もあり、本はあまり置かないようにしていたのですが、要望が多かったために今回は入れました。
待合室においてありますので、気になる方は読んでくださいね!!
感想をお待ちしています^^
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みなさんこんにちは! 院長の屋良です 😊
今回は非常によくある、「肩の痛み」についてお話します。
よく、「四十肩、五十肩はほおっておいても治る」と聞きますが、本当にそうでしょうか? 答えは「ノー」です!
ほおっておくことで関節が固まってしまい、治療に長い時間を要することになってしまいます。
よって、早めに痛みを改善させ、固まらないうちに動きを良くすることが望まれます。

四十肩、五十肩って結局どういう病気?
肩が痛いときに、「それは五十肩だ!四十肩だ!」という方が多くいらっしゃいますが、実際どういう病気なのかご存知でしょうか?
肩関節や関節周辺の筋肉が炎症をおこしたりすることにより、肩に痛みがあり、関節が固まってしまって腕が上がらない症状の総称を五十肩(四十肩)といいます。
先程も言いましたように、「四十肩は放っておけば治る」とおっしゃる方がいますが、残念ながらこれは大間違いです・・
早めの疼痛改善と、固まらないうちに動きを良くすることが大事です!!
症状は?
初期症状 : 肩関節の違和感から始まり、肩を動かすときの痛みが少しずつ出てきます。
特にひねったときの痛みや、後ろのものを取ろうとしたとき、不意に動かしたときの痛みなどが出てきます。
進行すると普通に腕を上げることもできなくなります。
特徴は「夜間痛!!」
肩の痛みの特徴として、夜寝ていて痛みで目が覚める「夜間痛」があげられます。
原因は?
肩関節は上腕骨、肩甲骨、周辺の筋肉、関節のふくろなどから構成され、これらが協力してスムーズな動きが得られます。
五十肩(肩関節周囲炎)の主な原因は、この筋肉や関節のふくろに炎症が起こる事にあります。炎症が起こると痛みになり、それをほうっておくと癒着してしまい動かなくなります。
炎症により筋肉の付着部に石灰が沈着してしまうこともあります(これは激痛です!!)。

治療法は?
治療の目標は、
①肩の動きを改善させて、腕がスムーズに上がるようになること
②痛みを取ること、特に「夜間痛」を取ってあげること
です。
まずは内服薬や湿布などを使って炎症を取ります。
さらに必要な場合は、肩関節にヒアルロン酸やステロイド薬の注射をし、痛みと癒着を改善させます。
関節の炎症がとれてきたら、リハビリでじっくり肩関節の動きを改善していくのが効果的です。
動きの改善が得られると、夜間痛も改善していきます。

料金について
例:
初診診察+肩関節レントゲン+肩関節ステロイドまたはヒアルロン酸注射
→3割負担 約2200円 1割負担 約750円
再診+リハビリテーション
→3割負担 約780円 1割負担 約260円
予防法、ストレッチについて
痛みが少し改善してきたら、最も大切なことは、肩をしっかり動かしていくことです。
痛いから全く動かさないという方もいますが、癒着してしまうとなかなか大変です・・ゆっくりと肩を回したり、振り子のようにうでをぶらぶらさせてみたり、インナーマッスルを動かしてみたり、多くのストレッチ法がありますのでご相談ください。
特にお風呂上がりなど、血流のいいときにすると効果的です。
肩の痛みが続いている期間、肩が上がらない期間が長いほど、治療期間も長くかかってしまいます。
しかししっかりと治療していくと、多くの方が改善に向かいますので、早めに医療機関の受診をお勧めします。

テレビ「バリはやッZIP」に出演しました!


FBS福岡放送さんの取材を受けました。


みなさんこんにちは! 骨粗しょう症に詳しい理学療法士の齋藤です!!
仲西先輩に色々と教えていただきながら、日々患者さんの健康と笑顔ために頑張っています!!
(みんなに仲西さんにそっくりといわれます😊)


3月も終わりにさしかかりましたが、寒暖差も激しく、まだまだ体調管理が難しい日が続きますね😭
以前、ブログでもお話しした様に、骨粗しょう症は身近な病気ですが、
命にも関わる怖い病気であることはご理解頂けたかと思います。
(参照:2021.02.10 ほおっておくと危ない「骨粗しょう症」!)
今回は、「”強い骨”とは、一体どんな骨なのか??」という点についてお話ししていきます!

<”骨密度”以外も重要!!>
みなさんも、骨の強さ(骨強度)と聞き、一番に思い浮かぶのは、まず ”骨密度” ではないかと思います。
もちろん、骨密度も重要ではあるのですが、
骨強度に影響する因子として、骨密度以外にも多様な因子(いわゆる骨折危険因子)が明らかになってきました。
骨強度は、 ”骨密度” と ”骨質” 2つの要因からなり、
“骨密度”は骨強度のほぼ70%を説明し、残りの30%程度は”骨質”により説明できるとしています。
(アメリカ国立衛生研究所(NIH) コンセンサス会議のステートメントより)
少し堅苦しい感じの説明となってしまいましたが、
つまり!骨の強さには「骨の質(骨質)も重要」であるという事です!!

<”良い質の骨”を作るには??>
骨質を規定するものとしては、
骨の微細構造・骨代謝回転・微小骨折・骨代謝回転・骨組織の石灰化度などであるとされています。
そのことから骨質の劣化には、
・骨の新陳代謝機構(骨リモデリング)の亢進 → 微細構造劣化
・加齢や閉経、生活習慣病の罹患 → 酸化ストレスの増大
・ビタミンDやビタミンKの充足状態
など様々な要素が複雑に関係しています。
(骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン 2015年版)
身近なところだと、適量のビタミン摂取の必要性や生活習慣病の予防が重要であると言えます!!
この中でも、次回は、
ビタミンを中心とした食事指導についてお話ししますので、そちらも是非ご覧になってください!