みなさんこんにちは。院長の屋良です😊
7月になりました。一気に気温が上がってきましたが、みなさん熱中症に注意して、しっかりと水分補給を心がけてください!
今月は、当院では「骨粗しょう症防止月間」として、骨粗鬆症についていくつかブログに上げていきたいと思います!!
いきなりですが・・・
①背中が曲がってきた
②背が縮んだ気がする
③最近腰や背中が痛い
これらの症状に当てはまる方はいませんか?
これらの症状は、骨粗しょう症による骨折のサインかもしれません。
最近話題の”いつの間にか骨折”とは、背骨や腰骨がいつの間にか折れてしまう病気で、その原因として一番多いのは骨粗しょう症です!
今朝の新聞にもいつの間にか骨折の話が出ていました。最近のコロナ自粛で自宅でじーっとしていると、背中が曲がってきたり、腰の痛みが出てきたという方もいらっしゃるかもしれません。
今回はこの、「いつの間にか骨折」について話します。
特に女性は60代から骨粗しょう症になる割合が急激に増えてきます。
それは骨の新陳代謝に女性ホルモンが関わっているからで、女性は誰もが骨粗しょう症になる危険性があります。
”いつの間にか骨折”は気づかないうちに背骨が折れている状態で、異変に気付かず放置していると骨折の連鎖が起きて次々に骨折を引き起こします。
最新の研究では、背骨の骨折が1つでもあると8.6倍死亡率が高くなる! と言われています。
いつの間にか骨折を未然に防ぐことは、明るく元気な人生を送るうえで本当に大事になってきます。
検査法
当院ではDXA法という検査法を用いています。
10分程度でできる検査で、非常に信頼性が高い方法と言われています。
当院では非常に精密に測ることができる機械を入れており、腰の骨と大腿骨の骨の密度を測定する方法で、痛みなどはありません。
特に60歳以上の方は一度は検査してみることをおすすめします。
治療法
①食事療法
カルシウムは骨を造っている栄養素で、骨粗しょう症の予防や治療に欠かせません。
その他にも、カルシウムの吸収を助けるビタミンD、骨を造るのに重要なビタミンKを多く含む食品を摂ることも大切です。
逆に少し控えた方が良い食品として、加工食品や食塩、カフェイン、アルコールなどがあげられます。
②運動療法
無理な筋トレなどは必要ありません。まずはストレッチや軽いジョギングなどからはじめてみて下さい。
③薬物療法
最近は非常に効果のある薬がたくさんあります。
ビタミン剤から女性ホルモンのような薬、さらに骨が壊れにくくする薬や骨ができやすくする薬など様々です。
患者さんによって合う薬がありますので、いつでもご相談ください‼️
2021年07月10日