足や腕が攣ってお困りではありませんか?
理学療法士が教える対処法と予防策
皆さん、こんにちは!やら整形外科理学療法士の今村です☺️

「夜中に急に足が攣って激痛で目が覚めた…」
「仕事中に腕がピキーンと固まって動かせない…」
そんな経験はありませんか?実は、身体が攣る(筋痙攣)のには明確な理由があります。本日は、その対処法と、当院でできるケアについてお話しします!

1. その場でできる!部位別ストレッチ
筋肉が攣ったときは、無理に動かさず「ゆっくり・持続的に」伸ばすのが正解です。
【ふくらはぎ】が攣った時
• 方法: つま先を手前にゆっくり引き寄せ、20〜30秒キープします。
• コツ: 反動をつけず、呼吸を止めないようにしましょう。
【腕・手】が攣った時
• 方法: 手のひらを前に向け、反対の手で指先を自分の方へ優しく引きます。
• 注意点: 指先だけでなく、手首からしっかり反らすのがポイントです。
【注意点】
急激に強く伸ばすと、逆に筋肉が防御反応を起こして硬くなったり、筋繊維を痛めたり(肉離れ)するリスクがあります。また、ストレッチはあくまで「一時的な除痛」であり、根本的な原因解決には至らないという側面もあります。
2. 「セルフケアで治らない」時の強い味方!当院の物理療法
ストレッチをしても何度も繰り返す場合、筋肉の深い部分が硬くなっていたり、血行が著しく悪くなっている可能性があります。
当院のリハビリ設備
機器名
・超音波療法
【特徴とメリット】
1秒間に数百万回の振動で、手では届かない深部の筋肉を直接温めて解します。
・低周波療法
【特徴とメリット】
心地よい電気刺激で筋肉を動かし、「ポンプ作用」で溜まった疲労物質を流します。
・ヘルストロン
【特徴とメリット】
高圧電界で全身を包み込み、自律神経を整えて神経の過剰な興奮を抑えます。
・ホットパック
【特徴とメリット】
患部をじっくり温め、血管を広げて血流を改善させます。
3. 理学療法士の視点
• 筋痙攣の主な原因は「電解質不足」だけでなく、「神経系の過剰な興奮(誤作動)」であることが定説となっています。
• 物理療法(電気や温熱)は、感覚神経を刺激することで脳への痛み信号をブロックし、筋肉の緊張をリセットする効果が認められています。
頻繁に攣る方は、特定の筋肉に負担がかかりすぎる「姿勢の崩れ」があることが多いです。当院で物理療法を受けて筋肉をリセットした後に、私たち理学療法士と一緒に「正しい体の使い方」を練習することが、再発を防ぐ一番の近道だと考えています。

まとめ:まずは一度ご相談ください!
「たかが足がつるくらいで…」と思わず、お気軽に来院してくださいね。私たちが、あなたの身体の状態に合わせたメニューをご提案します。一緒に「攣らない身体」を目指しましょう!
頑固な肩こりに対するハイドロリリース治療について
日本人の多くが抱える「肩こり」という悩み。厚生労働省の国民生活基礎調査でも、女性では第1位、男性でも第2位にランクインするほど、私たちは日常的にこの不快感と向き合っています。
しかし、その多くが「体質だから」「仕事柄仕方ない」と諦めてしまっているのが現状です。
本稿では、最新の知見に基づいた「ハイドロリリース」という革新的な治療法を中心に、肩こりを根本から解決するための道筋を解説します。

1.コリや痛みを解消するために、本当に必要なこと
「肩が凝ったからマッサージに行く」。これは多くの人が最初にとる行動です。確かに、一時的に筋肉がほぐれて気持ちよさは得られるでしょう。しかし、数日も経てば元の状態に戻ってしまう……そんな経験はありませんか?
コリや痛みを根本から解消するために本当に必要なのは、単に表面の筋肉を揉みほぐすことではなく、「痛みの発生源」がどこにあり、なぜそこに負担がかかっているのかというメカニズムを解明し、物理的に修復することです。
近年、肩こりの大きな原因として注目されているのが**「筋膜(きんまく)」**の癒着です。筋肉は「筋膜」という薄い膜に包まれており、本来はこの膜同士が滑らかに滑り合うことでスムーズな動きを可能にしています。しかし、長時間の同じ姿勢や過度なストレスによって、この筋膜が厚くなったり、周囲の組織と癒着(くっついてしまうこと)したりします。
この「癒着した部分」こそが、血管や神経を圧迫し、慢性的な重だるさや鋭い痛みを引き起こす真犯人です。必要なのは、癒着した組織を物理的に解き放ち、元のスムーズな動きを取り戻させる事です。

2.ハイドロリリースとはどのような治療法なのか?
そこで登場した画期的な治療法が**「ハイドロリリース(筋膜リリース注射)」**です。「ハイドロ(Hydro)」は水、「リリース(Release)」は解放を意味します。
超音波(エコー)がもたらした革命
ハイドロリリースは高解像度の超音波(エコー)を使用します。
エコー画面を見ながら針を進めることで、ミリ単位で筋膜の状態を確認できます。「筋膜の癒着部位」をリアルタイムで捉え、そこにピンポイントで薬液(主に生理食塩水)を注入します。
癒着を「水圧」で剥がす
注入された薬液は、癒着してガチガチに固まった筋膜の間に入り込み、その水圧によって膜を優しく、かつ確実に剥がしていきます。 これが「リリース」です。 癒着が剥がれると、その場で「肩が軽くなった」「可動域が広がった」と実感される方が非常に多いのがこの治療の特徴です。
身体への負担が少ない
使用するのは主に生理食塩水などが中心であるため、副作用のリスクが極めて低く、高齢の方から現役世代まで安心して受けることができます。また、処置自体も数分で終わるため、日常生活への影響もほとんどありません。
3.やら整形外科での肩こり治療の流れ
当院では、単に注射を打つだけでなく、患者様一人ひとりの背景に合わせたアプローチを行っています。
① 医師による丁寧な診察
まずは、いつから、どのような時に、どこが痛むのかを詳しく伺います。肩こりといっても、原因は首の骨(頚椎)にある場合もあれば、肩甲骨の動きの悪さにある場合もあります。
② 身体所見のチェックとレントゲン撮影
触診によって筋肉の硬さや圧痛点を確認し、関節の可動域を測定します。さらに、レントゲン撮影によって、骨の変形や骨の間隔の狭まり、ストレートネックの状態などを客観的に評価します。
③ 総合的な診断
問診、身体所見、画像検査の結果を元に、「なぜ今の痛みが出ているのか」を総合的に判断します。ここで、重大な疾患が隠れていないかを厳密にスクリーニングします。
④ ハイドロリリース治療
診断に基づき、最も効果が高いと思われる部位にエコーガイド下でハイドロリリースを行います。モニターで筋膜が剥がれる様子を患者様と一緒に確認しながら進めることも可能です。
⑤ リハビリテーション(ストレッチ指導)
注射で「リセット」した状態を維持し、再発を防ぐための重要なステップです。専門の理学療法士が、患者様にあった、自宅でもできるストレッチ法を丁寧に指導します。
4.肩こりはどんな人になりやすいのか?
「なぜ私だけこんなに肩がこるのか」と疑問に思う方も多いでしょう。肩こりになりやすい人には、共通した特徴があります。
デスクワーク・スマホ依存の方 人間の頭部は約5〜6kgあります。うつむき姿勢(スマホ首)になると、その数倍の負荷が首や肩の筋肉にかかり続けます。これが筋膜の癒着を招く最大の要因です。
正しい姿勢を心がけましょう!

<正しい姿勢>
5.放置してはいけない肩こり・首の痛みとは?
「たかが肩こり」と放置するのは禁物です。中には、命に関わる疾患や、早期の神経処置が必要なケースが隠れていることがあります。
・医療機関をすぐ受診すべきサイン
「いつもの肩こり」と自己判断せず、専門医によるレントゲンや神経学的検査を受けることは、健康を守るための第一歩です。
6.リハビリテーションを組み合わせて、ストレッチの指導を受けましょう
ハイドロリリースは非常に効果的な治療ですが、生活習慣や姿勢が以前のままであれば、やがて再び筋膜は癒着し、コリが再発してしまいます。
そこで欠かせないのがリハビリテーションです。
当院のリハビリでは、理学療法士が「なぜその場所の筋膜が固まったのか」を分析します。
こうした根本原因に対し、固まった筋肉を伸ばすストレッチや、弱っている筋肉を鍛えるエクササイズを組み合わせます。 ハイドロリリースで「動きやすくなった身体」を使って正しい動作をすることで、肩こりに悩まされない「根本から強い身体」へと作り変えていくのです。

7.まとめ;肩こりは“向き合えば変えられる症状”です
「この肩こりとは一生付き合っていくしかない」と諦めていた方へ。 エコーで見えるようになった筋膜の世界、そしてハイドロリリースという技術は、これまでの「耐えるしかなかった日々」を終わらせる可能性を秘めています。
肩こりは、あなたの身体が出している「これ以上無理をしないで」「生活習慣を見直して」という大切なサインです。そのサインを無視せず、一度専門的な医療機関の門を受診してみてください。
適切な診断、即効性のあるハイドロリリース、そして未来を守るリハビリテーション。これらを組み合わせることで、肩こりは必ず変えられる症状になります。 軽い肩で、健やかな毎日を取り戻しましょう。当院は「ハイドロリリース」で、その一歩を全力でサポートいたします。
やら整形外科のホームページはコチラ
やら整形外科の予約はコチラ