こんにちは!
やら整形外科、理学療法士の今村です。
最近、寝苦しい夜が続いていませんか?
患者さんからも「夜中に何度も目が覚める」「エアコンを使うと体がだるくなる」といったお悩みをよく耳にします。
睡眠の質は、体の健康にも直結しています。とくに整形外科では、睡眠不足による筋肉のこわばりや、慢性的な疲労が痛みの原因になることも。
今回は、僕自身も実践している「夏の快眠術」をご紹介します。テレビでも紹介されていた方法をベースに、エアコンを上手に使った快適な睡眠環境づくりをまとめました。ぜひ参考にしてください!
寝室に入る前に部屋を涼しくしておくと、スムーズに入眠できます。
エアコンの風が直接体に当たると冷えやだるさの原因になるので、風向きは上向きに設定しましょう。
僕も仕事から帰ってきたら、まずエアコンのスイッチを入れて、シャワーを浴びる間に部屋を快適な温度にしています。これだけでも、寝つきがグンと良くなりますよ!
「電気代が心配でタイマーを使っている」という声もありますが、途中でエアコンが切れてしまうと室温が上がり、寝苦しさで目が覚めてしまうことも。
夜間は外気温が下がっているので、実はエアコンの消費電力も少なくて済みます。
設定温度を26〜28℃にしておけば、冷えすぎも防げて快眠につながります。
ちなみに、我が家も最近は「つけっぱなし派」に切り替えました。電気代もそこまで上がらず、ぐっすり眠れるようになったので満足しています!
温度だけでなく、湿度も快眠にとって重要なポイントです。
湿度が高いと汗が蒸発しにくく、体温が下がりにくくなるため、寝苦しさの原因に。
エアコンの除湿モードを使ったり、除湿器を併用したりして、湿度は60%以下を目指しましょう。
実は、湿度が下がるとエアコンの効きも良くなるんです!
エアコンだけでなく、扇風機の併用もおすすめです。
特に足元や足首など、太い血管が通っている部位にやさしく風を当てると、深部体温が下がりやすくなり、自然と眠りにつきやすくなります。
僕は就寝時に足元に小型のサーキュレーターを置いています。風を弱くしておけば、音も気にならず快適です。
快適な睡眠は、整形外科的な不調の改善にもつながります。
寝ている間にしっかりと体が回復することで、筋肉のこわばりや関節の痛みも軽減しやすくなるからです。
「エアコンをつけっぱなしにしてもいいのかな?」と不安に感じる方もいるかもしれませんが、正しい使い方をすれば、むしろ健康的な睡眠に近づけます。
そして意外と見落としがちなのが、エアコンのフィルター掃除。
フィルターが汚れていると冷房効率が落ち、無駄な電力を使ってしまいます。月に1回の掃除で、冷房効率もアップし、電気代の節約にもなりますよ。
梅雨明けから本格的な暑さがやってきます。
しっかり眠って体力を整えておくことが、熱中症や夏バテの予防にもつながります。
僕も、こまめな水分補給や適度な運動を心がけながら、元気に夏を乗り切っていこうと思っています!
体の不調や疲れが取れないときは、どうぞお気軽にご相談くださいね。
やら整形外科では、スタッフ一同、皆さまの健康な毎日をサポートしています!
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