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🌸春の肩こり、体調不良について🌸

こんにちは やら整形外科院長の屋良です🙋

 

4月に入り、温かい日もありますが、まだ肌寒い日もありますね。

こういう寒暖差が大きい季節には、体調を壊す人も多く見受けられます。

特に当院には肩こりがひどくなった人が多くいらっしゃいます。

なので今回は、🌸春に増える体の不調についてまとめました🌸

 

 

  • なぜ春は肩こりや頭痛など体調が悪化する人が多いのか?
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春は寒暖差が大きく、また環境の変化(入学・転勤・新生活など)も多い季節です。
これにより、自律神経が乱れやすく、血流が悪くなったり筋肉が緊張したりすることで、肩こり・頭痛・めまい・だるさなどの症状が出やすくなります。

さらに、花粉症による集中力の低下やストレスなどの不調も加わり、春は身体にとって負担の大きい季節です。

当院にも多くの患者さんが春の不調を訴えて来院されます。

なかでも肩こりを訴える患者さんが多い傾向にあります!

 

  • この時期に肩こりの原因になるのは?
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以下のような春特有の「3つの負荷」が肩こりの原因になります。

 

  1. 寒暖差
 
  2. 朝晩と日中の気温差で体が冷えて血行が悪くなる。春は1週間、1日でも気温の差が激しい季節になります。4月は気温が低い日でも薄着の女性が多く見受けられます。ダイレクトに寒さを感じることで、より身体が冷えて血めぐりが悪くなり、肩こりや頭痛の症状を感じやすくなることがあります。
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  4. 花粉症
 
  5. くしゃみや鼻づまり、倦怠感による集中力の低下やストレスが肩こりの原因になることもあります。花粉やほこりで喉や鼻の調子悪い人が増えます。その結果呼吸が浅くなり、血流が悪くなると、肩こりや頭痛を引き起こすと考えられます。
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  7. 環境の変化によるストレス
 
  8. 自律神経のバランスが崩れ、筋肉が緊張しやすくなります。春といえば、卒業/入社/異動/転勤といった環境の変化が多くなります。その変化に対応するために身体はストレスを感じ、交感神経が優位の状態になってしまいます。そうなると、体は緊張状態となり、末端まで血液がめぐらず、肩こりを感じやすくなってしまいます。

 

  • 治療方法と対策
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🔸治療方法

 

  • ハイドロリリース注射 🌸おすすめ!🌸
  • 当院で積極的に行っているのがハイドロリリース注射です。
  • 肩こりの原因となる筋膜の癒着を水で剥がし、血行を改善します。

 

 

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  • ・ハイドロリリースとは結局どういう治療なの?
    筋膜が癒着している箇所を超音波エコーで見つけ、その部位にハイドロリリース注射を行うことで、凝り固まった筋肉・筋膜を剥がす治療です。
    痛みのある箇所をピンポイントで治療できます。
    即効性があるので、長年色々な治療をしたが治らない方  、今すぐ痛みを治したい方などにおすすめです。
     
    当院が使用する超音波エコーは、筋膜が重なり合っている箇所を的確に見ることができ、適切な箇所に注射することで、わずか1分ほどで治療を行うことができます。
     
     
    ・注射は痛くないの?
    非常に細い針を用い、エコーを見ながら安全に行いますので、痛みはかなり少ないのではと思います。
     
     
    ・値段はどれくらいするの?
    当院では保険適用で治療しています。
    保険の種類によりますが、一番高い方でも1000円未満です。
     
     
    ・何回ぐらいしたほうがいいの?
    1回の注射で劇的に良くなる方もいますし、2−3回で効果が出る人もいます。
    一番のオススメは、ハイドロリリースをした後に、当院の理学療法士による運動療法(リハビリ)で、さらに筋肉の状態を良くすることです。
     
     
    ・ハイドロリリースは肩こりだけ?
    肩こりの他に、腰痛、背中の痛み、骨盤部痛などにも効きます。
    その他にも、膝、肩、肘など関節の痛みにも適応があります。

 

 

  • リハビリテーション
 
  • 姿勢の改善やストレッチ・運動療法を行い、筋肉の緊張をやわらげます。

 

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  • 注意が必要な肩こり
 
  • 中には、頚椎疾患内臓の病気が隠れていることもあるため、
 長引く・悪化する肩こりは早めに医療機関を受診しましょう。

 

  • 日常でできる対策(セルフケア)
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  1. ストレッチ(特に肩甲骨まわりをほぐす)
  2. 首や肩を冷やさないようにする(薄手のカーディガンやストールの活用)
  3. 3840のぬるめのお風呂にゆっくり浸かる 15分程度
  4. 軽い運動(ウォーキングやかかと上げ運動、スクワットなど)
  5. 朝食を抜かない(自律神経のリズムを整える)
  6. 良質な睡眠環境を整える(室温・照明・寝具の見直し)

 

  • 予防は?

春の体調不良は生活習慣の見直しで予防できます。

日光を浴びる朝の習慣をつける


✅ 水分をこまめにとる(乾燥も血流を悪くする原因です)

無理をしない・リラックスする時間をつくる


✅ 肩・背中・腰の柔軟性を保つ習慣を(入浴後のストレッチなど)


✅ 必要なときは無理せず医療機関を受診する

 

 

春を元気に過ごすために、ちょっとした対策を日常に取り入れて、肩こりや体調不良を予防していきましょう🌸

 

 

 

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2025年04月13日
子どものスポーツによる怪我について!

みなさんこんにちは! 院長の屋良です⚾️

 

ようやく春が到来し、活発にスポーツができる季節がやってきましたね!

先日朝のテレビ番組で、「子どものロコモ」についてやってましたが、子供さんで運動能力が落ちている子が増えているようです。

当院では積極的に子供さんに運動を推奨していますが、これに伴い運動で怪我をしてしまう子も多くいます。

なので今回は、やら整形外科が特に力を入れている、「スポーツ整形外科」について解説します。

 

当院はスポーツクラブチームのスポンサーをしています!

(写真はバスケチームのエスリーズさんです)

興味がある方はご連絡ください

 

 

スポーツ整形外科について

 

・スポーツ障害・外傷とは

・当クリニックの治療方針

・治療の流れ

・当クリニックで治療ができる各種スポーツの疾患

 

 

・スポーツ障害・外傷とは

 

スポーツをしていてケガをしてしまう人、痛めてしまう人は多くいます。

 

スポーツ中に起こるケガのことを「スポーツ外傷」といいます。 すり傷、切り傷、打撲、捻挫、脱臼、靭帯損傷、肉離れなどがあります。ケガからの早期復帰を目指す場合、ケガの直後の処置がとても大切です。

 

「スポーツ障害」とは、日々のトレーニングにより特定の部位に繰り返し負担がかかって炎症を起こし、痛みが生ずる慢性のケガのことです。野球肘、疲労骨折、テニス肘などがあります。人の体は、負荷がかかるとその部分の組織が一度壊れますが、細胞組織の再生によって修復されます。ですが、修復が終わらないうちに壊すことを繰り返すと、炎症が慢性的に続くことになります。これが「オーバーユース(使いすぎ)」です。

 

 

・当クリニックの治療方針

 

やら整形外科では、「日本体育協会スポーツドクター」の資格をもつ医師が診察します。

 

また、理学療法士が医学的な専門知識をもってリハビリに取り組んでおります。

また、多くのリハビリスタッフがスポーツ経験者(サッカー、テニス、野球、マラソン、ゴルフ、バトミントン、ヨガなど)であり、ケガを経験したことがあります。

スポーツが思うようにできない不安な気持ちがあると思いますが、そんな心理面にも寄り添った治療を心掛けております。

 

当クリニックのモットーは、「早めの治療がその人の人生を変える」です。ケガや痛みを我慢して競技を続けていてもいいことはありません。

スタッフ一丸となって、患者さんの早期復帰を目指しサポートしますので、何か不明な方は気軽にご相談ください。

 

 

・当クリニックでの治療の流れ

 

STEP 01 まずは痛みや炎症をとります

STEP 02 体のバランスや柔軟性を改善させます

STEP 03 けがのしにくい体を目指します

STEP 04 結果的に競技のパフォーマンスも向上します

 

治療の基本はまずは安静ですが、症状が改善しない場合は、医師による処方、理学療法士によるリハビリテーションなど適切な治療を行い、「ケガする前よりもよいコンディション、よいパフォーマンス」を目指します。

 

 

理学療法士がフォームをチェックして、ケガが治った後もケガをしないフォームをアドバイスします。時には、動画を撮ってチェックをします。

 

肩の周りにある細かい筋肉を鍛えています。

ケガを予防するために必要な筋力トレーニングもお伝えします。

 

 

股関節周辺の筋肉を鍛えています。

特にジャンプから着地する際の姿勢はケガの予防にとって重要で、ケガする前よりもよいコンディション、よいパフォーマンスを目指します。

 

・当クリニックで治療ができるスポーツのよくある疾患

 

野球

 

▸肩の痛み(野球肩)

 ・腱板損傷

 ・インピンジメント症候群

 ・上腕骨近位骨端線離開 など

▸肘の痛み(野球肘)

 ・内側側副靱帯損傷

 ・離断性骨軟骨炎

 ・上腕骨内側上顆裂離骨折 など

▸手首の痛み

 ・手有鉤骨骨折 など

▸疲労骨折

など

 

肩の痛み(野球肩)や肘の痛み(野球肘)は主に繰り返し行う投球動作によるオーバーユースが原因の一つです。また、フォームが崩れている状態で同じ動作を繰り返すことで、肩や肘に負荷がかかり、痛みを引き起こすことが多くあります。

肩や肘の他に、手首、腰、背中、膝などにも痛みを引き起こしやすいスポーツです。

 

サッカー

 

▸膝の痛み

 ・膝前十字靱帯損傷

 ・膝内側側副靱帯損傷

▸足首の痛み

 ・足関節内反捻挫・外反捻挫

▸太ももの痛み

 ・ハムストリングス肉離れ

など

 

サッカーはダッシュ、ステップ、キックの動作を繰り返す(オーバーユース)ため、太もも、膝、ふくらはぎ、足首、足によく痛みを引き起こします。オーバーユース以外にも相手とぶつかることで故障する外傷も多いスポーツです。

 

テニス

 

▸肩の痛み

 ・インピンジメント症候群

▸肘の痛み(テニス肘)

 ・上腕骨外側上顆炎(テニス肘)

 ・上腕骨内側上顆炎

▸手首の痛み

 ・三角線維軟骨複合体損傷(TFCC損傷)

▸腰の痛み

 ・腰椎分離症

▸ふくらはぎの痛み

 ・腓腹筋肉離れ

▸足首の痛み

 ・足関節内反捻挫・外反捻挫

など

 

ラケットを使うため、肩や肘の痛みを引き起こすことが多いスポーツです。また、短距離のダッシュ、急激な切り返し、細かなステップを長時間繰り返すため、足や腰も故障することが多いです。

 

マラソン

 

▸膝の痛み

 ・腸脛靱帯炎(ランナー膝)

▸すねの痛み

 ・脛骨過労性骨膜炎(シンスプリント)

▸踵の痛み

 ・アキレス腱炎

 ・アキレス腱付着部症

▸足の痛み

 ・足底筋膜炎

 ・中足骨疲労骨折

など

 

走る動作は小さな着地を何度も繰り返す動作になります。マラソンは何度も着地を繰り返されるため、その衝撃により足に痛みを引き起こします。また、疲労が蓄積して、フォームを崩してしまうことも痛みを引き起こす原因にもなります。

 

バレーボール

 

▸肩の痛み

 ・インピンジメント症候群

 ・動揺肩ルーズショルダー

 ・肩関節亜脱臼症

▸指の痛み

 ・突き指

▸膝の痛み

 ・膝前十字靭帯損傷

 ・膝半月板損傷

 ・膝蓋腱炎(ジャンパー膝)

▸足首の痛み

 ・足関節内反捻挫・外反捻挫

 など

 

バレーボールはジャンプ、アタック、着地を繰り返すスポーツのため、膝だけでなく、肩に痛みを引き起こすスポーツです。特に女性の場合は男性に比べると関節が緩い特性があるため、着地時のフォームが悪い場合、膝を故障することが多くなります。当院ではフォームのチェックもして、再発しない身体づくりをサポートします。

 

バスケットボール

 

▸腰の痛み

 ・腰痛症

▸膝の痛み

 ・膝前十字靱帯損傷

 ・膝半月板損傷

 ・膝蓋腱炎(ジャンパー膝)

▸足の痛み

 ・足関節内反捻挫・外反捻挫

 など

 

バスケットボールはダッシュ、ジャンプ、着地を多く繰り返すスポーツの特性上、腰や足に痛みを引き起こすことが多いスポーツです。激しいコンタクトスポーツなので、外傷も多いスポーツです。

 

なにか困ったことがあったらいつでもご相談ください!

 

 

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2025年04月02日