みなさんこんにちは!院長の屋良です😊
みなさんこんにちは。院長の屋良です。
明日2月3日は節分ですね。
当院では皆さんの健康を願って、明日来院していただいた患者さんに祈願豆をお配りします(子供さんはお菓子かも・・・)。
本日わたしはクリニック近くの老松神社に行き、当日お配りする豆と共に皆さんの健康祈願をしてまいりました!
明日来院される方は楽しみにしていてくださいね!(なくなり次第終了となります。)
<当院近くの老松神社>
<健康祈願をしてきました>
明けましておめでとうございます。院長の屋良です 😊
寒さが厳しい毎日が続いていますね。
寒い時期には関節痛、神経痛が増すという方が多数いらっしゃいます。
そのなかでも、肩関節の痛みは悪化する傾向がありそうです。
特に”夜間痛”が強い方が多いのではないでしょうか?
今回はそんな肩の痛みについてお話します。
五十肩とは?
よく肩が痛いときに、「五十肩?四十肩?」という方が多くいらっしゃいますが、実際どういう病気なのかご存知でしょうか?
肩関節や関節周辺の筋肉が炎症をおこしたりすることにより、肩に痛みがあり、関節が固まってしまって腕が上がらない症状の総称を五十肩(四十肩)といいます。
よく、「四十肩は放っておけば治る」とおっしゃる方がいます。しかし、残念ながらこれは大間違いです・・
肩の痛みは、放っておくことで関節が固まってしまい、腕が上がらなくなってしまうことがあります。
こうなると完治までに長い時間を要することになってしまいますので、早めの疼痛改善と、固まらないうちに動きを良くすることが大事です。
原因は?
肩関節は上腕骨、肩甲骨、周辺の筋肉、関節のふくろなどから構成され、これらが協力してスムーズな動きが得られます。
五十肩(肩関節周囲炎)の主な原因は、この筋肉や関節のふくろに炎症が起こる事にあります。炎症が起こると痛みになり、それをほうっておくと癒着してしまい動かなくなります。
炎症により筋肉の付着部に石灰が沈着してしまうこともあります(これは激痛です!!)。
症状は?
初期は肩関節の違和感から始まり、少しずつ肩を動かすときの痛みが出てきます。
特にひねったときの痛みや、後ろのものを取ろうとしたときの痛みなどが出てきます。
進行すると普通に腕を上げることもできなくなります。
夜寝ていて痛みで目が覚める「夜間痛」は、肩の病気の特徴です。
治療法は?
治療の目標は、
①肩の動きを改善させて、腕がスムーズに上がるようになること
②痛みを取ること、特に「夜間痛」を取ってあげること
です。
まずは内服薬や湿布などを使って炎症を取ります。
さらに必要な場合は、肩関節にヒアルロン酸やステロイド薬の注射をし、痛みと癒着を改善させます。
関節の炎症がとれてきたら、リハビリでじっくり肩関節の動きを改善していくのが効果的です。
動きの改善が得られると、夜間痛も改善していきます。
料金について
例:
初診診察+肩関節レントゲン+肩関節ステロイドまたはヒアルロン酸注射
→3割負担 約2200円 1割負担 約750円
再診+リハビリテーション
→3割負担 約780円 1割負担 約260円
肩の痛みが続いている期間、肩が上がらない期間が長いほど、治療期間も長くかかってしまいます。
しかししっかりと治療していくと、多くの方が改善に向かいますので、早めに医療機関の受診をお勧めします。
効果的なストレッチなど
痛みが少し改善してきたら、最も大切なことは、肩をしっかり動かしていくことです。
痛いから全く動かさないという方もいますが、癒着してしまうとなかなか大変です・・
ゆっくりと肩を回したり、振り子のようにうでをぶらぶらさせてみたり、インナーマッスルを動かしてみたり、多くのストレッチ法がありますのでご相談ください。
特にお風呂上がりなど、血流のいいときにすると効果的です。
少しでもおかしいなと思ったら、医療機関の受診をし、早めの治療をお勧めします。