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「スマホ首」にご注意!!

みなさんこんにちは!院長の屋良です😊

 
最近当院に、首の痛み、肩こり、頭痛、背中の痛みなどで受診される方が多くいます。
自宅勤務などでリモートワークが増えた方、PCやスマホを長時間使用している方が増えているようです。
その患者さんの多くに、スマホ首、いわゆるストレートネックの傾向があります。
 
 
ストレートネックとは、前傾姿勢をとることにより頸椎本来の生理的カーブが失われ、まっすぐになってしまった状態です。
以前もブログに載せましたが、最近問い合わせが多いので再度説明します!
 
 
スマホ首は、スマホを多く使用する人や、デスクワークや読書を多くする人によく見られます。
特にスマホを見る姿勢には気をつけてください!
以下に悪い姿勢と良い姿勢をのせます
良い姿勢では目の高さにスマホを合わせると良いと思います。
 
  
    <悪い姿勢>          <いい姿勢>
 
自分がストレートネックになってないかどうか、チェック法として以下の方法があります。
 
 
まっすぐ壁に立って、後頭部がつかない方はストレートネックの可能性があります。
 
対処法としては、スマホを見る時間を1日1時間以内にする、スマホを見る姿勢に気をつける、
それと、以下に述べるストレッチなどがあります。
 
 
肩甲骨動かしストレッチ
1・手のひらを上にしっかり肘を伸ばす
 
2・胸をはって肘は90度で両手を広げる。 肩甲骨をつけるような意識で
 
2を横から見たところ
 
3・次に肩甲骨を離すように、肘と手首をくっつけ、背中を丸める
 
この流れを5回1セット、一日3回してみてください^^
 
 
ストレッチとして、首を伸展させるストレッチもありますが、これは整形外科にかかった後の方が安全と考えています(無理をすると逆に悪化する疾患があります)。なので、まずは肩甲骨周囲のストレッチをしてみてください。
 
また、肩こりに対する治療法としてはハイドロリリース (筋膜リリース)などもあります。
 
ハイドロリリースは、肩こりの原因となっている筋膜を注射ではがす治療法で、非常に有効だと思います。
気になる方はいつでもご相談ください。
 
ストレートネックは首の痛みだけではなく、頭痛、眼精疲労、歯の痛み、背中の痛み、めまい、不眠などにも関連します。
 
早めに治すように心がけましょう!
 
 
やら整形外科ホームページはこちら
ハイドロリリースのページはこちら
初診のネット予約はこちら
2023年02月05日
明日2月3日は節分です!

みなさんこんにちは。院長の屋良です。

 

明日2月3日は節分ですね。

 

当院では皆さんの健康を願って、明日来院していただいた患者さんに祈願豆をお配りします(子供さんはお菓子かも・・・)。

 

本日わたしはクリニック近くの老松神社に行き、当日お配りする豆と共に皆さんの健康祈願をしてまいりました!

明日来院される方は楽しみにしていてくださいね!(なくなり次第終了となります。)

 

 

<当院近くの老松神社>

 

 

<健康祈願をしてきました>

 

2023年02月02日
肩関節の痛み、動きの悪さは早めに治そう!!

明けましておめでとうございます。院長の屋良です 😊

 

寒さが厳しい毎日が続いていますね。

 

寒い時期には関節痛、神経痛が増すという方が多数いらっしゃいます。

そのなかでも、肩関節の痛みは悪化する傾向がありそうです。

特に”夜間痛”が強い方が多いのではないでしょうか?

 

今回はそんな肩の痛みについてお話します。

 

五十肩とは?

よく肩が痛いときに、「五十肩?四十肩?」という方が多くいらっしゃいますが、実際どういう病気なのかご存知でしょうか?

 

肩関節や関節周辺の筋肉が炎症をおこしたりすることにより、肩に痛みがあり、関節が固まってしまって腕が上がらない症状の総称を五十肩(四十肩)といいます。

 

よく、「四十肩は放っておけば治る」とおっしゃる方がいます。しかし、残念ながらこれは大間違いです・・

 

肩の痛みは、放っておくことで関節が固まってしまい、腕が上がらなくなってしまうことがあります。

 

こうなると完治までに長い時間を要することになってしまいますので、早めの疼痛改善と、固まらないうちに動きを良くすることが大事です。

 

 

原因は?

肩関節は上腕骨、肩甲骨、周辺の筋肉、関節のふくろなどから構成され、これらが協力してスムーズな動きが得られます。

五十肩(肩関節周囲炎)の主な原因は、この筋肉や関節のふくろに炎症が起こる事にあります。炎症が起こると痛みになり、それをほうっておくと癒着してしまい動かなくなります。

炎症により筋肉の付着部に石灰が沈着してしまうこともあります(これは激痛です!!)。

 

 

症状は?

初期は肩関節の違和感から始まり、少しずつ肩を動かすときの痛みが出てきます。

特にひねったときの痛みや、後ろのものを取ろうとしたときの痛みなどが出てきます。

進行すると普通に腕を上げることもできなくなります。

 

夜寝ていて痛みで目が覚める「夜間痛」は、肩の病気の特徴です。

 

 

治療法は?

 

治療の目標は、

 

①肩の動きを改善させて、腕がスムーズに上がるようになること

②痛みを取ること、特に「夜間痛」を取ってあげること

です。

 

まずは内服薬や湿布などを使って炎症を取ります。

さらに必要な場合は、肩関節にヒアルロン酸やステロイド薬の注射をし、痛みと癒着を改善させます。

関節の炎症がとれてきたら、リハビリでじっくり肩関節の動きを改善していくのが効果的です。

動きの改善が得られると、夜間痛も改善していきます。

 

 

料金について

 

例:

初診診察+肩関節レントゲン+肩関節ステロイドまたはヒアルロン酸注射

→3割負担 約2200円  1割負担 約750円

再診+リハビリテーション

→3割負担 約780円  1割負担 約260円

 

肩の痛みが続いている期間、肩が上がらない期間が長いほど、治療期間も長くかかってしまいます。

しかししっかりと治療していくと、多くの方が改善に向かいますので、早めに医療機関の受診をお勧めします。

 

 

効果的なストレッチなど

 

痛みが少し改善してきたら、最も大切なことは、肩をしっかり動かしていくことです。

痛いから全く動かさないという方もいますが、癒着してしまうとなかなか大変です・・

 

ゆっくりと肩を回したり、振り子のようにうでをぶらぶらさせてみたり、インナーマッスルを動かしてみたり、多くのストレッチ法がありますのでご相談ください。

 

特にお風呂上がりなど、血流のいいときにすると効果的です。

 

少しでもおかしいなと思ったら、医療機関の受診をし、早めの治療をお勧めします。

 

 

2023年01月01日