逆に少し控えた方が良い食品として、加工食品や食塩、カフェイン、アルコールなどがあげられます。
10/12に野芥のイオンで健康教室を行いました。
ヘルストロンのハクジュプラザさんとコラボして、
「ロコモティブシンドロームについて」
「それを防ぐ健康体操ベスト5!」
という話をさせていただきました。
約40名の地域の方々と話すことができて、本当にいい時間となりました。
来ていただいた方々、ハクジュプラザのスタッフの方、ありがとうございました。
皆さんこんにちは。院長の屋良です😊
先日私は、コロナワクチン接種後に体の不調を訴える方を取材している、浜崎さんという方とご一緒する機会がありました。
浜崎さんの話では、多くの方がワクチン接種後の副反応による後遺症に悩まされているとのことでした。
浜崎さんの豊富な知識と、患者さんに寄り添う熱心な姿に感動しました。
私のクリニックにもワクチン接種後に、「肩が上がらなくなった」、「肩の強い痛みが続いている」という方々が多くこられます。
そこで今日は、ワクチン接種後の肩の痛みについてお話ししようと思います!
皆さんは、SIRVA(シルバ)という言葉を聞いたことがありますか?
SIRVAとは:ワクチン後に肩関節周囲に痛みを引き起こす、ワクチン後の合併症!!
最近当院には、コロナワクチン後に肩の痛みが出ているという患者さんが多く来ます。
皆さんの周りにもそのような方はいらっしゃいませんか?
先日私は、夕方の情報番組で SIRVAについて説明したところ、多くの反響がありました。
なので今回は再度この疾患について説明しようと思います。
<RKBの「タダイマ!」に出演しました>
コロナワクチンに限らず、ワクチン接種後に一時的な免疫反応が発生し、接種部位の腫れや痛みが出たりすることが以前からあります。
このような症状は、通常は痛み止めの内服薬を処方し、2,3日で徐々に軽快していきます。
また、遅発性のアレルギー反応として数日から1週間くらい経ってから、ワクチンを接種した腕のかゆみや痛み、腫れや熱っぽさ、赤みが出てくることがあります。
こちらも一般的には数日で自然軽快します。
ただし、接種後2週間を超えて肩の痛みが持続する場合、SIRVAというワクチン接種に伴う肩の炎症が発生している可能性があります。
●SIRVA(シルバ)とは?
SIRVAは、Shoulder Injury Related to Vaccine Administrationの略でワクチン接種後の合併症です。
ワクチン接種に関連した肩関節障害と訳され、ワクチン接種後に生じる肩の急性炎症で、肩の痛み、可動域制限(腕が上がらない、腕が後ろに回らない)が発生します。
症状や病態は、四十肩や五十肩と呼ばれる肩関節周囲炎に近い状態と考えられます。
この状態をほおって置くと、肩が上がらなくなってしまう、「凍結肩」という状態になります。
●なぜ起こるの?
SIRVAの発症機序にはいくつかの説がありますが、一番言われているのは、筋肉注射の手技により三角筋(肩の筋肉)の深い部位に認める「滑液包」へのワクチンの不適切な注入によると考えられています。
医療機関は新型コロナウイルスに対し、ほぼ全国民に対し三角筋への筋肉注射を行っているのですが、このような症状が発生してしまっているのです。
現実的にワクチンの注入部位や深度を証明するのは困難で、手技に関わらず起こる可能性もあります。
●腋窩神経損傷の関与は?
また、SIRVAには腋窩神経損傷も含まれている可能性もあります。
ワクチン筋肉注射に関する多くの手技解説には、穿刺部位について「肩峰から約5cm下」と書かれています。その部位には三角筋を支配し、肩関節を動かす神経(腋窩神経)が走行しています。
ワクチン接種後に肩を挙上しにくいなどの症状が出たら、腋窩神経損傷の可能性もあると思います。
診断の際には両肩を十分に露出した上で、三角筋という筋肉が十分に縮力できているかを観察します。
ワクチン接種から数日経っても安静時に軽減することのない強い肩の痛みが続く場合は、肩関節の超音波検査(エコー)やMRIで、摂取部位の三角筋ではなく、肩関節の滑液包を中心として広範囲に炎症を示す所見があれば、より積極的にSIRVAを疑うことができます。
●治療法は?
初期の治療としては、炎症の原因となっている滑液包内への注射を行います。
その他、痛み止めの内服治療、リハビリ訓練などを行います。
どちらにせよ、治療が遅れると回復が遅れることがありますので、早めに整形外科へ受診することをお勧めします。
ワクチン接種後に肩の痛みや動きの悪さがある方は、いつでもご相談ください!
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浜崎さんのブログ;【ハマちゃんねる】後遺症との戦いはこちら
みなさんこんにちは。院長の屋良です。
ようやく秋が到来し、スポーツの季節がやってきましたね!
昨日は私も早良区内の小学校の運動会を見にいきました!
当院にかかってる多くのスポーツ少年少女が出ているので、しっかりやれているかどうかチェックしてきました。
やはりスポーツはいいものですね😊
今回は、やら整形外科が特に力を入れている、「スポーツ整形外科」について解説します。
スポーツ整形外科について
・スポーツ障害・外傷とは
・当クリニックの治療方針
・治療の流れ
・当クリニックで治療ができる各種スポーツの疾患
・スポーツ障害・外傷とは
スポーツをしていてケガをしてしまう人、痛めてしまう人は多くいます。
スポーツ中に起こるケガのことを「スポーツ外傷」といいます。 すり傷、切り傷、打撲、捻挫、脱臼、靭帯損傷、肉離れなどがあります。ケガからの早期復帰を目指す場合、ケガの直後の処置がとても大切です。
「スポーツ障害」とは、日々のトレーニングにより特定の部位に繰り返し負担がかかって炎症を起こし、痛みが生ずる慢性のケガのことです。野球肘、疲労骨折、テニス肘などがあります。人の体は、負荷がかかるとその部分の組織が一度壊れますが、細胞組織の再生によって修復されます。ですが、修復が終わらないうちに壊すことを繰り返すと、炎症が慢性的に続くことになります。これが「オーバーユース(使いすぎ)」です。
・当クリニックの治療方針
やら整形外科では、「日本体育協会スポーツドクター」の資格をもつ医師が診察します。
また、理学療法士が医学的な専門知識をもってリハビリに取り組んでおります。
また、多くのリハビリスタッフがスポーツ経験者(サッカー、テニス、野球、マラソン、ゴルフ、バトミントン、ヨガなど)であり、ケガを経験したことがあります。
スポーツが思うようにできない不安な気持ちがあると思いますが、そんな心理面にも寄り添った治療を心掛けております。
当クリニックのモットーは、「早めの治療がその人の人生を変える」です。ケガや痛みを我慢して競技を続けていてもいいことはありません。
スタッフ一丸となって、患者さんの早期復帰を目指しサポートしますので、何か不明な方は気軽にご相談ください。
・当クリニックでの治療の流れ
STEP 01 まずは痛みや炎症をとります
STEP 02 体のバランスや柔軟性を改善させます
STEP 03 けがのしにくい体を目指します
STEP 04 結果的に競技のパフォーマンスも向上します
治療の基本はまずは安静ですが、症状が改善しない場合は、医師による処方、理学療法士によるリハビリテーションなど適切な治療を行い、「ケガする前よりもよいコンディション、よいパフォーマンス」を目指します。
理学療法士がフォームをチェックして、ケガが治った後もケガをしないフォームをアドバイスします。時には、動画を撮ってチェックをします。
肩の周りにある細かい筋肉を鍛えています。
ケガを予防するために必要な筋力トレーニングもお伝えします。
股関節周辺の筋肉を鍛えています。
特にジャンプから着地する際の姿勢はケガの予防にとって重要で、ケガする前よりもよいコンディション、よいパフォーマンスを目指します。
・当クリニックで治療ができるスポーツのよくある疾患
野球
▸肩の痛み(野球肩)
・腱板損傷
・インピンジメント症候群
・上腕骨近位骨端線離開 など
▸肘の痛み(野球肘)
・内側側副靱帯損傷
・離断性骨軟骨炎
・上腕骨内側上顆裂離骨折 など
▸手首の痛み
・手有鉤骨骨折 など
▸疲労骨折
など
肩の痛み(野球肩)や肘の痛み(野球肘)は主に繰り返し行う投球動作によるオーバーユースが原因の一つです。また、フォームが崩れている状態で同じ動作を繰り返すことで、肩や肘に負荷がかかり、痛みを引き起こすことが多くあります。
肩や肘の他に、手首、腰、背中、膝などにも痛みを引き起こしやすいスポーツです。
サッカー
▸膝の痛み
・膝前十字靱帯損傷
・膝内側側副靱帯損傷
▸足首の痛み
・足関節内反捻挫・外反捻挫
▸太ももの痛み
・ハムストリングス肉離れ
など
サッカーはダッシュ、ステップ、キックの動作を繰り返す(オーバーユース)ため、太もも、膝、ふくらはぎ、足首、足によく痛みを引き起こします。オーバーユース以外にも相手とぶつかることで故障する外傷も多いスポーツです。
テニス
▸肩の痛み
・インピンジメント症候群
▸肘の痛み(テニス肘)
・上腕骨外側上顆炎(テニス肘)
・上腕骨内側上顆炎
▸手首の痛み
・三角線維軟骨複合体損傷(TFCC損傷)
▸腰の痛み
・腰椎分離症
▸ふくらはぎの痛み
・腓腹筋肉離れ
▸足首の痛み
・足関節内反捻挫・外反捻挫
など
ラケットを使うため、肩や肘の痛みを引き起こすことが多いスポーツです。また、短距離のダッシュ、急激な切り返し、細かなステップを長時間繰り返すため、足や腰も故障することが多いです。
マラソン
▸膝の痛み
・腸脛靱帯炎(ランナー膝)
▸すねの痛み
・脛骨過労性骨膜炎(シンスプリント)
▸踵の痛み
・アキレス腱炎
・アキレス腱付着部症
▸足の痛み
・足底筋膜炎
・中足骨疲労骨折
など
走る動作は小さな着地を何度も繰り返す動作になります。マラソンは何度も着地を繰り返されるため、その衝撃により足に痛みを引き起こします。また、疲労が蓄積して、フォームを崩してしまうことも痛みを引き起こす原因にもなります。
バレーボール
▸肩の痛み
・インピンジメント症候群
・動揺肩ルーズショルダー
・肩関節亜脱臼症
▸指の痛み
・突き指
▸膝の痛み
・膝前十字靭帯損傷
・膝半月板損傷
・膝蓋腱炎(ジャンパー膝)
▸足首の痛み
・足関節内反捻挫・外反捻挫
など
バレーボールはジャンプ、アタック、着地を繰り返すスポーツのため、膝だけでなく、肩に痛みを引き起こすスポーツです。特に女性の場合は男性に比べると関節が緩い特性があるため、着地時のフォームが悪い場合、膝を故障することが多くなります。当院ではフォームのチェックもして、再発しない身体づくりをサポートします。
バスケットボール
▸腰の痛み
・腰痛症
▸膝の痛み
・膝前十字靱帯損傷
・膝半月板損傷
・膝蓋腱炎(ジャンパー膝)
▸足の痛み
・足関節内反捻挫・外反捻挫
など
バスケットボールはダッシュ、ジャンプ、着地を多く繰り返すスポーツの特性上、腰や足に痛みを引き起こすことが多いスポーツです。激しいコンタクトスポーツなので、外傷も多いスポーツです。
なにか困ったことがあったらいつでもご相談ください!
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こんにちは。院長の屋良です。
最近当院には、股関節痛を訴える患者さんが多くいらっしゃいます。
股関節痛にはお薬を飲む方法や注射をする方法があります。
しかし、基本的には運動療法で治すべきだと思います!
そして、運動療法は多くの股関節痛を軽減させることができます。
今回は、股関節痛に対する「4つの運動療法」について解説します。
4つの運動とは、
姿勢を矯正する
「①骨盤セルフ調整」
「②かかと着地歩行」
股関節周辺の筋肉を強化する
「③ヒップリフト」
「④梨状筋エクササイズ」
この4つです。
「①骨盤セルフ調整」と「②かかと着地歩行」はどちらも傾いた骨盤を調整することが目的です。
変形性股関節が進行すると、股関節の痛みを抑えるようにして前かがみの姿勢になることが多く、骨盤が傾いた状態が継続してしまいます。
骨盤が傾いた状態が続くことで、脊椎も前のめりになってしまい、さらに骨盤の傾きが戻りづらくなります。
骨盤が傾いた状態では、おしりの方にある筋肉を引き伸ばし、骨盤前面の筋肉を硬直させてしまいます。
すると、股関節の可動域が制限されてますます動けなくなり、変形性股関節症の改善が難しくなるのです。
脊椎を支えるのは骨盤であり、骨盤を支えるのが股関節です。
股関節と脊椎は相互に作用しあっていて、一方が悪くなるとさらにもう一方も悪くなるという悪循環に陥りやすくなります。
骨盤セルフ調整を行っても、最初はあまり思うように動かないかも知れません。
毎日少しずつ取り組んで骨盤が正しい位置になるように努めましょう。最終的にはずっと骨盤が正しい位置にあることが理想です。
また、ウォーキングは非常に有効な運動です。骨盤が正しい位置でウォーキングをすれば、生活の質が高まることが期待できます。
骨盤の位置を正すことと並行して、股関節を支える筋肉を強化したり、固まっている骨盤前面の筋肉を柔軟にしたりすることも大切です。手軽にできる運動として「③ヒップリフト」と「④梨状筋ストレッチ」をご紹介しましょう。
筋肉が伸びやすいのは、血流が良くなっているお風呂上がりです。
運動するタイミングとして、朝・お風呂上がり・就寝前をおすすめしています。
最初から3回行うのではなく、少ない回数から始めて少しずつ回数を増やすように意識しましょう。毎日継続して取り組むことが大切です。
どんな保存療法も、早めに取り組めばそれだけ効果が高まります。
変形性股関節症も例外ではありません。保存療法が効果的であれば、最後まで人工関節を避けることも可能です。
股関節に少しでも違和感があれば、いつでもご相談ください。
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皆さんこんにちは、理学療法士の伊藤です!
朝起きたときの歩き始めやランニング後などに足の裏に痛みを感じたことはありませんか?
そのような症状がある方は、“足底腱膜炎”の可能性があります。
今回は、足底腱膜炎について話していきたいと思います。
・足底筋膜とは、足の指先の付け根から踵にかけてアーチのように位置していて、足にかかる衝撃を吸収するクッションのような役割をしています。
・足底腱膜炎とは?
足底筋膜に繰り返し負荷がかかることで炎症が起き、主にかかと中央に痛みが生じる疾患です。衝撃が吸収されにくくなったり、蹴り出す時の力のバランスが悪くなったりするため、歩く・走るなどの動作がしにくくなります。
足底筋膜に負担のかかる動作として、陸上競技などのスポーツや長時間歩行、長時間立ち続けることなどがあります。
また、自分の足にあっていない靴を履いていたり、偏平足や外反母趾など足に変形がある場合にも足底筋膜に負担がかかりやすくなります。
・原因は?
繰り返し強い衝撃が加わることで足底筋膜は固くなります。
そのため、硬いグラウンドやアスファルトの上で練習をしている場合や走る、ジャンプする、ストップ&スタートの動作が多いスポーツは特にリスクが高くなります。
加齢や長時間の立ち仕事による疲労によって足底筋膜は固くなり、クッション機能が低下してしまいます。
その他にもふくらはぎの筋肉やアキレス腱が固い、クッション性の低い靴を使っているなども原因の一つになります。
・症状は?
朝起きた時の1歩目の踵部痛
立ち上がり、階段の昇り降り時の痛み
ランニングやジャンプしたときの踵内側の痛み
が特徴とされています。
症状は様々ですが、朝起きて最初の一歩踏み出す時が痛い、急に歩き出すと痛いということが多いです。
・治療法は?
まずは足底筋膜への負担を減らすために、運動を一定期間休む、または運動量を調節、足底筋膜自体の柔軟性を増加させたり、ふくらはぎの筋肉をほぐすことが大切になってきます。
当院では、痛みの緩和を目的として、お薬の処方や超音波療法、痛み止めの注射なども行っております。
・家でできるストレッチ
お薬や超音波療法もありますが、ストレッチがとても有効です。
ゴルフボールやテニスボールを床に置き、足の裏をコロコロします。
家にゴルフボールやテニスボールがない場合は手で足の裏を優しく押してあげるのでも大丈夫です。
2・下腿三頭筋(ふくらはぎの筋肉)のストレッチ
立位で前後に脚を開き、両脚とも踵は床につけたままで前脚に体重をかけていきます。
後ろ脚のふくらはぎが伸びてくるのを感じながら15~20秒キープし、左右交互に行います。
ストレッチをして足底筋膜炎の改善、予防をしましょう。
その他にも疑問点やご相談がある方は当院へご来院ください!
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みなさんこんにちは。院長の屋良です。
こんにちは、院長の屋良です!
7月も中旬となり、梅雨も明けてまさに夏本番というところです!!
この季節、気にしたほうが良いのが、熱中症です。
熱中症は命に関わる危ない病気です。最新の注意を払いましょう!
まず熱中症とは、暑い環境下で生じる健康被害の総称のことで、熱けいれん、熱失神、熱疲労、熱射病の4つに分類されます。
※1
熱けいれん:
大量の汗をかいた後に水ばかりを飲むと、ナトリウムやミネラル不足となり、痛みを伴う痙攣が四肢や体幹に現れます。(全身の痙攣は重症)
熱失神:
直射日光の野外や高音多湿の屋内で活動すると、血管が拡張され血圧が低下することで、めまいや失神を起こしやすくなります。
熱疲労:
脱水症状が出現し、弱くて速い脈、皮膚の色が青白くなる、大量の汗が出るなどして、脱力感や倦怠感、頭痛、吐き気などの自覚症状が見られます。
熱射病:
体温の調節が出来なくなり、40度以上の高体温といった症状がみられ、高体温が続くと中枢神経や心臓、肝臓、腎臓などの臓器に致命的な障害が起こり、死亡するケースもあります。症状として、うまく身体が動かせない、汗をかかなくなる、全身が痙攣を起こす、意識がなくなるなどが見られます。
熱中症の対処としては、まず意識障害の有無を確認し、意識があれば涼しい環境で休ませ、水分補給を行います。
意識がない場合はすぐに救急車を呼びましょう。
また意識があっても自分で水分補給ができない、水分・塩分補給をしても症状が改善しない場合はすぐに病院へ行きましょう。
詳しくは、下の画像を参考にしてみて下さい!
※2
では、なぜ熱中症は起きてしまうのでしょうか?
まず私たちの身体は約60%が水分でできています。
その水分は栄養素や老廃物を運んだり、体温調節などに関わっています。
汗をかくと水分以外にもナトリウムイオンやカリウムイオンなどといった電解質が出て行ってしまいます。この電解質は筋肉や神経を働かせるために必要なもので、足りなくなると熱中症の症状に繋がってしまいます。
私たちの身体は体重の2%が減少するだけでも熱中症の症状の一つでもある脱水になっている恐れがあります。
例えば50kgの人が運動の前後で体重が1kg減っている場合脱水になっている可能性があります。
汗をたくさんかく夏や運動をする方は気を付けましょう。
そこで、簡単に脱水になっていないか確認できる方法があります。
それは尿の色です!濃い茶色の場合は脱水になっている可能性があります!!
普段と違わないか下の画像で確認してみましょう。
また汗をかいたからといって水だけを摂ってしまうと、身体の中の電解質がどんどん薄められてしまい、熱中症を助長してしまうかもしれません。
スポーツドリンクや経口補水液を摂ることがおすすめです。
※3
さて、なぜこの時期から熱中症の話をしたかと言うと、熱中症にならないためにもまずは身体が暑さに慣れることが大切だからです。これを暑熱順化と言います。
暑熱順化ができていないと上手く熱放散をできずに、熱中症になりやすくなります。暑熱順化できていない時は粒のような汗をかきやすいです。
だいたい1週間ほどで暑熱順化していくのですが、涼しい環境で過ごすと3日ほどでまた暑さに慣れてない身体に戻ってしまいます。特に梅雨明けやお盆休み明け(帰省などで涼しい家の中で過ごすことが関係しているともいわれています)に熱中症になる人が増える傾向にあるようです。
また、体のバランスが崩れたときなどは、当院に置いてある、ヘルストロンという物理療法もおすすめです!
これは体の血流を良くし、代謝をあげ、自律神経を整えてくれます。
夏に体がだるい、慢性的に疲労がたまっている、不眠症があるなど、体の調子の悪さを改善できる可能性があります。
とてもおすすめなので、気になる方はご相談ください!
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その他、もし身体に痛みがある場合は、いつでもご相談ください。
では、熱中症に気をつけて、暑い夏を乗り切りましょう!!
※1,2,3画像出典先:熱中症予防声かけプロジェクト
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みなさんこんにちは。院長の屋良です。
6月いっぱいをもちまして、理学療法士さんが産休に入られました。
皆さんから愛されている、本当に素敵な方でした。
お体に気をつけてゆっくり過ごしてください。
元気な赤ちゃんを産んでくださいね!👶
産休後にまた復帰してくれるとのことですので、スタッフ一同楽しみにしています😀