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「頭痛」を治すには「肩こり」から!?
皆さんこんにちは。院長の屋良です!
 
12月になって、最近一段と寒くなってきましたね。
こんな気候の日に、「頭痛」があると気分が落ちてしまうことはありませんか?
そんな頑固な”頭痛”についてお話をします。
 
当院には、”肩こり”を訴えてこられる患者さんが多くいます。
私は多くの肩こりの患者さんを治療していて感じるのですが、
肩こりを訴える方の特徴として、「頭痛」もうったえる方が数多くいらっしゃいます。
 
肩こりからくる頭痛を、「緊張型頭痛」といいます。
 
肩こりもあるけど・・
 
頭痛もある!!
 
 
頭痛には片頭痛や群発頭痛など、 さまざまな種類があり痛みの程度もそれぞれですが、最も多くの割合を占めるのが緊張型頭痛なんです。
 
 
緊張型頭痛とは?
肩や首の筋肉の緊張からおこる頭痛です。
多くは肩こりが見られ、頭の後ろからてっぺんあたりがズキズキしてきます。
 
当院にはこういう肩こりの患者さんが多くいらっしゃいます。
 
肩こりを訴える患者さんの中にはこういう頭痛の方が圧倒的に多く、さらに眼精疲労、吐き気、背中の痛み、顎の痛み、歯の痛みなど色々な症状を併発しています。
 
症状は?
頭を締めつけられるような頭痛が持続的に発症し、「ヘルメットをかぶったような圧迫感」「はちまきで締め付けられるような痛み」などと表現されます。
 
後頭部から首筋にかけておこります。症状が悪化していくと、時々発症していた頭痛が、 頻繁に発症するようになり、その後は慢性的な頭痛になるんです。
何よりも悪化を予防することが大切です。
 
 
頭痛の治療法の一つとして、筋肉の緊張のもとである肩こりを和らげる方法があります。
 
肩こりの治療法
 
1・薬による治療
鎮痛薬や神経痛を改善する薬を使用します。これで症状が改善する方も多くいます。
 
 
2・リハビリ治療
リハビリ室で理学療法士による治療をおこないます。
また、温熱治療や低周波等を用いて筋肉の疲労、こりを改善します。炎症による疼痛の改善と、コリによる血流の改善を同時に行うことで、症状の改善が早まります。
また体操やストレッチを指導させて頂き、予防に努めます。
さらに当院では「ヘルスロトン」という代謝を良くして自律神経を整える器具を導入しましたので、これも利用してみてください。
(ヘルストロンのみでは、3割負担330円程度 1割負担110円程度)
 
 
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3・効き目抜群!! ハイドロリリース!
 
これは非常に効き目のある治療法で、最近は遠方からも多くの患者さんが来てくれています。 
 
ハイドロリリースとは・・・
 
 
エコーを見ながら注射します       エコー画像
 
 
エコーを見ながら、細い注射針を用い、痛みの元となっている筋膜をリリースする(はがす)方法です。
肩こりの原因は、筋肉をおおう筋膜というものの動きが悪くなり、筋肉が固まってしまうものと考えられています。
そこを良くしてあげることで、長年の痛みが改善されたという方も大勢います!
 
注射は30秒程度で終わりますし、保険が効くので安価だと思います。
 
(ハイドロリリースのみでは、3割負担500円程度 1割負担160円程度)
 
さらに当院では、肩こりだけでなく腰痛、背部痛、その他の部位などにも行なっています。
 
気になる方は気軽にお問い合わせください 
 
▼ハイドロリリースの詳細はこちら
 
頭痛がなかなか治らないという方は一度ご相談ください。
長年の悩みがスッキリと改善する可能性があります!
 
 
 
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2023年12月01日
「骨粗しょう症」を防ぎましょう!
みなさんこんにちは。院長の屋良です😊
 
11月になりました。
最近はだいぶん肌寒くなってきましたね!皆さんも風邪をひかないよう体調管理に気をつけてくださいね。
 
さて、以前厚生労働省が、「骨粗しょう症にたいする実施要領を見直す検討を始めた」とのnewsをご存知でしょうか?
 
 
どういうことかというと、
早期に骨粗しょう症を防止することで、適切な治療や予防を行い、健康寿命を延ばそうという事です。
それだけ国も骨粗しょう症による症状を重要視しているのだと思います。
 
早期治療、早期予防はとても大事な事です。健全な生活を送っていくためにも、私も国の方針には賛成です。
 
いつまでも健康で若々しく、自分の足で歩けることが何より大切だと思います!
 
なので11月は、当院では「骨粗しょう症防止月間」として、骨粗鬆症についての啓蒙活動に力を入れていこうと思っています。
 
いきなりですが皆さんの中で・・・
 
①背中が曲がってきた 
②背が縮んだ気がする
③最近腰や背中が痛い
 
これらの症状に当てはまる方はいませんか?
 
これらの症状は、骨粗しょう症による骨折のサインかもしれません。
最近話題の”いつの間にか骨折とは、背骨や腰骨がいつの間にか折れてしまう病気で、その原因として一番多いのは骨粗しょう症です!
 
近年のコロナ自粛で自宅でじーっとしていると、背中が曲がってきたり、腰の痛みが出てきたという方もいらっしゃるかもしれません。
 
今回はこの「いつの間にか骨折」について話します。
 
 
特に女性は60代から骨粗しょう症になる割合が急激に増えてきます。
それは骨の新陳代謝に女性ホルモンが関わっているからで、女性は誰もが骨粗しょう症になる危険性があります。
 
”いつの間にか骨折”は気づかないうちに背骨が折れている状態で、異変に気付かず放置していると骨折の連鎖が起きて次々に骨折を引き起こします。
 
 
 
最新の研究では、背骨の骨折が1つでもあると8.6倍死亡率が高くなる! と言われています。
いつの間にか骨折を未然に防ぐことは、明るく元気な人生を送るうえで本当に大事になってきます。

 

●検査法は?
当院ではDXA法という検査法を用いています。
5分程度でできる検査で、非常に信頼性が高い方法と言われています。
当院では非常に精密に測ることができる機械を入れており、腰の骨と大腿骨の骨の密度を測定する方法で、痛みなどはありません。
 
・特に60歳以上の方は一度は検査してみることをおすすめします。(男性もおすすめします)
・また、40代、50代の方でも、骨折の既往がある、閉経が早かった、ステロイド使用の既往がある方は、早めに検査をしてみることをお勧めします。
 
 
●治療法は?
 
①食事療法
カルシウムは骨を造っている栄養素で、骨粗しょう症の予防や治療に欠かせません。
その他にも、カルシウムの吸収を助けるビタミンD、骨を造るのに重要なビタミンKを多く含む食品を摂ることも大切です。
 
特に大事なのはビタミンDです!
ビタミンDは、カルシウムを吸収するのを手助けしてくれるのです!
さらにこのビタミンDには素晴らしい効果があります。
それは・・・「免疫力」をあげてくれるのです!!!
 
昨今のコロナ禍、さらに今年はインフルエンザが流行していますので、免疫力を上げることは必須と考えます。
 
「免疫力」をあげるとどうなる?
 
「免疫力」とはカラダに侵入してきたウイルスや細菌などの外敵に対する「抵抗力」のことを言います。
コロナウイルスだけでなく、風邪やインフルエンザなど感染症にかかりやすい人は、病気全般に対する抵抗力が低い傾向があります。
 
一方、病気にかかりにくい人は免疫力が高いので、他の病気にもかかりにくく、健康な状態でいることができます。
私たちのカラダには従来免疫が備わっていますが、それだけでなく免疫力を高める食習慣も重要です。
免疫力を高めるには、バランスのよい食事に加えて、ビタミンDの摂取が効果的と言われています。

逆に少し控えた方が良い食品として、加工食品や食塩、カフェイン、アルコールなどがあげられます。

 
 
②運動療法
無理な筋トレなどは必要ありません。まずはストレッチや軽いジョギングなどからはじめてみて下さい。
さらにシニアの方向けの筋トレなども効果的かと思います。
気になる方はいつでもご相談ください。
 
 
③薬物療法
最近は非常に効果のある薬がたくさんあります。 
ビタミン剤から女性ホルモンのような薬、さらに骨が壊れにくくする薬や骨ができやすくする薬など様々です。
先程も述べましたが、特にビタミンDは大事だと思います。
患者さんによって合う薬がありますので、いつでもご相談ください‼️
 
骨粗しょう症を防いで、いつまでも若々しい人生を送りましょう!!
 
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2023年11月03日
野芥イオンで健康教室を行いました!

10/12に野芥のイオンで健康教室を行いました。

ヘルストロンのハクジュプラザさんとコラボして、

 

 

「ロコモティブシンドロームについて」

「それを防ぐ健康体操ベスト5!」

 

 

という話をさせていただきました。

 

約40名の地域の方々と話すことができて、本当にいい時間となりました。

来ていただいた方々、ハクジュプラザのスタッフの方、ありがとうございました。

 

 

 

2023年10月13日
ワクチン接種後の「肩の痛み、動かない」について!

皆さんこんにちは。院長の屋良です😊

 

先日私は、コロナワクチン接種後に体の不調を訴える方を取材している、浜崎さんという方とご一緒する機会がありました。

浜崎さんの話では、多くの方がワクチン接種後の副反応による後遺症に悩まされているとのことでした。

浜崎さんの豊富な知識と、患者さんに寄り添う熱心な姿に感動しました。

 

私のクリニックにもワクチン接種後に、「肩が上がらなくなった」、「肩の強い痛みが続いている」という方々が多くこられます。

そこで今日は、ワクチン接種後の肩の痛みについてお話ししようと思います!

 

 

皆さんは、SIRVA(シルバ)という言葉を聞いたことがありますか?

 

SIRVAとは:ワクチン後に肩関節周囲に痛みを引き起こす、ワクチン後の合併症!!

 

最近当院には、コロナワクチン後に肩の痛みが出ているという患者さんが多く来ます。

皆さんの周りにもそのような方はいらっしゃいませんか?

 

 

先日私は、夕方の情報番組で SIRVAについて説明したところ、多くの反響がありました。

なので今回は再度この疾患について説明しようと思います。

 

 

 

<RKBの「タダイマ!」に出演しました>

 

 

コロナワクチンに限らず、ワクチン接種後に一時的な免疫反応が発生し、接種部位の腫れや痛みが出たりすることが以前からあります。

このような症状は、通常は痛み止めの内服薬を処方し、2,3日で徐々に軽快していきます。

また、遅発性のアレルギー反応として数日から1週間くらい経ってから、ワクチンを接種した腕のかゆみや痛み、腫れや熱っぽさ、赤みが出てくることがあります。

こちらも一般的には数日で自然軽快します。

 

ただし、接種後2週間を超えて肩の痛みが持続する場合、SIRVAというワクチン接種に伴う肩の炎症が発生している可能性があります。

 

 

●SIRVA(シルバ)とは?

 

SIRVAは、Shoulder Injury Related to Vaccine Administrationの略でワクチン接種後の合併症です。

ワクチン接種に関連した肩関節障害と訳され、ワクチン接種後に生じる肩の急性炎症で、肩の痛み、可動域制限(腕が上がらない、腕が後ろに回らない)が発生します。

 

症状や病態は、四十肩や五十肩と呼ばれる肩関節周囲炎に近い状態と考えられます。

この状態をほおって置くと、肩が上がらなくなってしまう、「凍結肩」という状態になります。

 

 

●なぜ起こるの?

 

SIRVAの発症機序にはいくつかの説がありますが、一番言われているのは、筋肉注射の手技により三角筋(肩の筋肉)の深い部位に認める「滑液包」へのワクチンの不適切な注入によると考えられています。

 

医療機関は新型コロナウイルスに対し、ほぼ全国民に対し三角筋への筋肉注射を行っているのですが、このような症状が発生してしまっているのです。

 

現実的にワクチンの注入部位や深度を証明するのは困難で、手技に関わらず起こる可能性もあります。

 

 

●腋窩神経損傷の関与は?

 

また、SIRVAには腋窩神経損傷も含まれている可能性もあります。

ワクチン筋肉注射に関する多くの手技解説には、穿刺部位について「肩峰から約5cm下」と書かれています。その部位には三角筋を支配し、肩関節を動かす神経(腋窩神経)が走行しています。

 

ワクチン接種後に肩を挙上しにくいなどの症状が出たら、腋窩神経損傷の可能性もあると思います。

診断の際には両肩を十分に露出した上で、三角筋という筋肉が十分に縮力できているかを観察します。

 

ワクチン接種から数日経っても安静時に軽減することのない強い肩の痛みが続く場合は、肩関節の超音波検査(エコー)やMRIで、摂取部位の三角筋ではなく、肩関節の滑液包を中心として広範囲に炎症を示す所見があれば、より積極的にSIRVAを疑うことができます。

 

 

●治療法は?

 

初期の治療としては、炎症の原因となっている滑液包内への注射を行います。

その他、痛み止めの内服治療、リハビリ訓練などを行います。

どちらにせよ、治療が遅れると回復が遅れることがありますので、早めに整形外科へ受診することをお勧めします。

ワクチン接種後に肩の痛みや動きの悪さがある方は、いつでもご相談ください!

 

 

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2023年10月02日
スポーツのけがは早めに治そう!!

みなさんこんにちは。院長の屋良です。

 

ようやく秋が到来し、スポーツの季節がやってきましたね!

 

 

昨日は私も早良区内の小学校の運動会を見にいきました!

当院にかかってる多くのスポーツ少年少女が出ているので、しっかりやれているかどうかチェックしてきました。

やはりスポーツはいいものですね😊

 

今回は、やら整形外科が特に力を入れている、「スポーツ整形外科」について解説します。

 

 

スポーツ整形外科について

 

・スポーツ障害・外傷とは

・当クリニックの治療方針

・治療の流れ

・当クリニックで治療ができる各種スポーツの疾患

 

 

・スポーツ障害・外傷とは

 

スポーツをしていてケガをしてしまう人、痛めてしまう人は多くいます。

 

スポーツ中に起こるケガのことを「スポーツ外傷」といいます。 すり傷、切り傷、打撲、捻挫、脱臼、靭帯損傷、肉離れなどがあります。ケガからの早期復帰を目指す場合、ケガの直後の処置がとても大切です。

 

スポーツ障害」とは、日々のトレーニングにより特定の部位に繰り返し負担がかかって炎症を起こし、痛みが生ずる慢性のケガのことです。野球肘、疲労骨折、テニス肘などがあります。人の体は、負荷がかかるとその部分の組織が一度壊れますが、細胞組織の再生によって修復されます。ですが、修復が終わらないうちに壊すことを繰り返すと、炎症が慢性的に続くことになります。これが「オーバーユース(使いすぎ)」です。

 

・当クリニックの治療方針

 

やら整形外科では、「日本体育協会スポーツドクター」の資格をもつ医師が診察します。

 

また、理学療法士が医学的な専門知識をもってリハビリに取り組んでおります。

また、多くのリハビリスタッフがスポーツ経験者(サッカー、テニス、野球、マラソン、ゴルフ、バトミントン、ヨガなど)であり、ケガを経験したことがあります。

スポーツが思うようにできない不安な気持ちがあると思いますが、そんな心理面にも寄り添った治療を心掛けております。

 

当クリニックのモットーは、「早めの治療がその人の人生を変える」です。ケガや痛みを我慢して競技を続けていてもいいことはありません。

スタッフ一丸となって、患者さんの早期復帰を目指しサポートしますので、何か不明な方は気軽にご相談ください。

 

 

・当クリニックでの治療の流れ

 

STEP 01 まずは痛みや炎症をとります

STEP 02 体のバランスや柔軟性を改善させます

STEP 03 けがのしにくい体を目指します

STEP 04 結果的に競技のパフォーマンスも向上します

 

治療の基本はまずは安静ですが、症状が改善しない場合は、医師による処方、理学療法士によるリハビリテーションなど適切な治療を行い、「ケガする前よりもよいコンディション、よいパフォーマンス」を目指します。

 

 

理学療法士がフォームをチェックして、ケガが治った後もケガをしないフォームをアドバイスします。時には、動画を撮ってチェックをします。

 

肩の周りにある細かい筋肉を鍛えています。

ケガを予防するために必要な筋力トレーニングもお伝えします。

 

 

股関節周辺の筋肉を鍛えています。

特にジャンプから着地する際の姿勢はケガの予防にとって重要で、ケガする前よりもよいコンディション、よいパフォーマンスを目指します。

 

・当クリニックで治療ができるスポーツのよくある疾患

 

野球

 

▸肩の痛み(野球肩)

 ・腱板損傷

 ・インピンジメント症候群

 ・上腕骨近位骨端線離開 など

▸肘の痛み(野球肘)

 ・内側側副靱帯損傷

 ・離断性骨軟骨炎

 ・上腕骨内側上顆裂離骨折 など

▸手首の痛み

 ・手有鉤骨骨折 など

▸疲労骨折

など

 

肩の痛み(野球肩)や肘の痛み(野球肘)は主に繰り返し行う投球動作によるオーバーユースが原因の一つです。また、フォームが崩れている状態で同じ動作を繰り返すことで、肩や肘に負荷がかかり、痛みを引き起こすことが多くあります。

肩や肘の他に、手首、腰、背中、膝などにも痛みを引き起こしやすいスポーツです。

 

サッカー

 

▸膝の痛み

 ・膝前十字靱帯損傷

 ・膝内側側副靱帯損傷

▸足首の痛み

 ・足関節内反捻挫・外反捻挫

▸太ももの痛み

 ・ハムストリングス肉離れ

など

 

サッカーはダッシュ、ステップ、キックの動作を繰り返す(オーバーユース)ため、太もも、膝、ふくらはぎ、足首、足によく痛みを引き起こします。オーバーユース以外にも相手とぶつかることで故障する外傷も多いスポーツです。

 

テニス

 

▸肩の痛み

 ・インピンジメント症候群

▸肘の痛み(テニス肘)

 ・上腕骨外側上顆炎(テニス肘)

 ・上腕骨内側上顆炎

▸手首の痛み

 ・三角線維軟骨複合体損傷(TFCC損傷)

▸腰の痛み

 ・腰椎分離症

▸ふくらはぎの痛み

 ・腓腹筋肉離れ

▸足首の痛み

 ・足関節内反捻挫・外反捻挫

など

 

ラケットを使うため、肩や肘の痛みを引き起こすことが多いスポーツです。また、短距離のダッシュ、急激な切り返し、細かなステップを長時間繰り返すため、足や腰も故障することが多いです。

 

マラソン

 

▸膝の痛み

 ・腸脛靱帯炎(ランナー膝)

▸すねの痛み

 ・脛骨過労性骨膜炎(シンスプリント)

▸踵の痛み

 ・アキレス腱炎

 ・アキレス腱付着部症

▸足の痛み

 ・足底筋膜炎

 ・中足骨疲労骨折

など

 

走る動作は小さな着地を何度も繰り返す動作になります。マラソンは何度も着地を繰り返されるため、その衝撃により足に痛みを引き起こします。また、疲労が蓄積して、フォームを崩してしまうことも痛みを引き起こす原因にもなります。

 

バレーボール

 

▸肩の痛み

 ・インピンジメント症候群

 ・動揺肩ルーズショルダー

 ・肩関節亜脱臼症

▸指の痛み

 ・突き指

▸膝の痛み

 ・膝前十字靭帯損傷

 ・膝半月板損傷

 ・膝蓋腱炎(ジャンパー膝)

▸足首の痛み

 ・足関節内反捻挫・外反捻挫

 など

 

バレーボールはジャンプ、アタック、着地を繰り返すスポーツのため、膝だけでなく、肩に痛みを引き起こすスポーツです。特に女性の場合は男性に比べると関節が緩い特性があるため、着地時のフォームが悪い場合、膝を故障することが多くなります。当院ではフォームのチェックもして、再発しない身体づくりをサポートします。

 

バスケットボール

 

▸腰の痛み

 ・腰痛症

▸膝の痛み

 ・膝前十字靱帯損傷

 ・膝半月板損傷

 ・膝蓋腱炎(ジャンパー膝)

▸足の痛み

 ・足関節内反捻挫・外反捻挫

 など

 

バスケットボールはダッシュ、ジャンプ、着地を多く繰り返すスポーツの特性上、腰や足に痛みを引き起こすことが多いスポーツです。激しいコンタクトスポーツなので、外傷も多いスポーツです。

 

なにか困ったことがあったらいつでもご相談ください!

 

 

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2023年10月02日
【股関節の痛み】にはこの運動!

こんにちは。院長の屋良です。

 

最近当院には、股関節痛を訴える患者さんが多くいらっしゃいます。

 

 

股関節痛にはお薬を飲む方法や注射をする方法があります。

しかし、基本的には運動療法で治すべきだと思います!

そして、運動療法は多くの股関節痛を軽減させることができます。

 

今回は、股関節痛に対する「4つの運動療法」について解説します。

 

4つの運動とは、

姿勢を矯正する

「①骨盤セルフ調整」

「②かかと着地歩行」

股関節周辺の筋肉を強化する

「③ヒップリフト」

「④梨状筋エクササイズ」

 

この4つです。

 

 

「①骨盤セルフ調整」「②かかと着地歩行」はどちらも傾いた骨盤を調整することが目的です。

 

 

変形性股関節が進行すると、股関節の痛みを抑えるようにして前かがみの姿勢になることが多く、骨盤が傾いた状態が継続してしまいます。

骨盤が傾いた状態が続くことで、脊椎も前のめりになってしまい、さらに骨盤の傾きが戻りづらくなります。

 

骨盤が傾いた状態では、おしりの方にある筋肉を引き伸ばし、骨盤前面の筋肉を硬直させてしまいます。

すると、股関節の可動域が制限されてますます動けなくなり、変形性股関節症の改善が難しくなるのです。

 

脊椎を支えるのは骨盤であり、骨盤を支えるのが股関節です。

股関節と脊椎は相互に作用しあっていて、一方が悪くなるとさらにもう一方も悪くなるという悪循環に陥りやすくなります。

 

骨盤セルフ調整を行っても、最初はあまり思うように動かないかも知れません。

毎日少しずつ取り組んで骨盤が正しい位置になるように努めましょう。最終的にはずっと骨盤が正しい位置にあることが理想です。

また、ウォーキングは非常に有効な運動です。骨盤が正しい位置でウォーキングをすれば、生活の質が高まることが期待できます。

 

骨盤の位置を正すことと並行して、股関節を支える筋肉を強化したり、固まっている骨盤前面の筋肉を柔軟にしたりすることも大切です。手軽にできる運動として「③ヒップリフト」「④梨状筋ストレッチ」をご紹介しましょう。

 

 

筋肉が伸びやすいのは、血流が良くなっているお風呂上がりです。

運動するタイミングとして、朝・お風呂上がり・就寝前をおすすめしています。

 

最初から3回行うのではなく、少ない回数から始めて少しずつ回数を増やすように意識しましょう。毎日継続して取り組むことが大切です。

 

どんな保存療法も、早めに取り組めばそれだけ効果が高まります。

変形性股関節症も例外ではありません。保存療法が効果的であれば、最後まで人工関節を避けることも可能です。

 

股関節に少しでも違和感があれば、いつでもご相談ください。

 

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2023年10月01日
足の裏が痛い人必見!「足底筋膜炎!」

皆さんこんにちは、理学療法士の伊藤です!

 

 

朝起きたときの歩き始めやランニング後などに足の裏に痛みを感じたことはありませんか?

そのような症状がある方は、“足底腱膜炎”の可能性があります。

 

今回は、足底腱膜炎について話していきたいと思います。

・足底筋膜とは、足の指先の付け根から踵にかけてアーチのように位置していて、足にかかる衝撃を吸収するクッションのような役割をしています。

 

 

・足底腱膜炎とは?

足底筋膜に繰り返し負荷がかかることで炎症が起き、主にかかと中央に痛みが生じる疾患です。衝撃が吸収されにくくなったり、蹴り出す時の力のバランスが悪くなったりするため、歩く・走るなどの動作がしにくくなります。

足底筋膜に負担のかかる動作として、陸上競技などのスポーツや長時間歩行、長時間立ち続けることなどがあります。

また、自分の足にあっていない靴を履いていたり、偏平足や外反母趾など足に変形がある場合にも足底筋膜に負担がかかりやすくなります。

 

・原因は?

  1. 繰り返し強い衝撃が加わるスポーツ

繰り返し強い衝撃が加わることで足底筋膜は固くなります。

そのため、硬いグラウンドやアスファルトの上で練習をしている場合や走る、ジャンプする、ストップ&スタートの動作が多いスポーツは特にリスクが高くなります。

  1. 加齢や疲労

加齢や長時間の立ち仕事による疲労によって足底筋膜は固くなり、クッション機能が低下してしまいます。

  1. 足のアーチが高すぎたり、低すぎる場合は足の裏への負担が大きくなります。

その他にもふくらはぎの筋肉やアキレス腱が固い、クッション性の低い靴を使っているなども原因の一つになります。

 

・症状は?

朝起きた時の1歩目の踵部痛

立ち上がり、階段の昇り降り時の痛み

ランニングやジャンプしたときの踵内側の痛み

が特徴とされています。

症状は様々ですが、朝起きて最初の一歩踏み出す時が痛い、急に歩き出すと痛いということが多いです。

 

・治療法は?

まずは足底筋膜への負担を減らすために、運動を一定期間休む、または運動量を調節、足底筋膜自体の柔軟性を増加させたり、ふくらはぎの筋肉をほぐすことが大切になってきます。

当院では、痛みの緩和を目的として、お薬の処方や超音波療法、痛み止めの注射なども行っております。

 

・家でできるストレッチ

お薬や超音波療法もありますが、ストレッチがとても有効です。

  1. 1・足裏コロコロ

ゴルフボールやテニスボールを床に置き、足の裏をコロコロします。

家にゴルフボールやテニスボールがない場合は手で足の裏を優しく押してあげるのでも大丈夫です。

 

 

2・下腿三頭筋(ふくらはぎの筋肉)のストレッチ

 立位で前後に脚を開き、両脚とも踵は床につけたままで前脚に体重をかけていきます。

 後ろ脚のふくらはぎが伸びてくるのを感じながら15~20秒キープし、左右交互に行います。

 

 

ストレッチをして足底筋膜炎の改善、予防をしましょう。

その他にも疑問点やご相談がある方は当院へご来院ください!

 

 

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2023年09月16日
肩こり、頭痛には、「ハイドロリリース!」

みなさんこんにちは。院長の屋良です。

 
9月になり、だいぶ過ごしやすい季節になってきましたね!
秋はのんびりと家で過ごす方も多いのではないでしょうか?
最近はお家時間やリモートワークが長くなったせいで、「肩こりが増えた」「腰が痛い」「背中が痛い」など、あちこちに痛みを訴える人がなかなか減りません・・。
 
 
 
そんな体の不調を治す治療法として、「ハイドロリリース」という治療法があります!
 
当院ではこの「ハイドロリリース」に力をいれておこなっています。
最近ではかなり遠方からでもこの治療を受けに患者さんが来てくれています。
 
今回はもう一度、、このハイドロリリースについてまとめてみようと思います!!
 
 
●ハイドロリリースとは結局どういう治療?
 
肩こりがある場合、筋肉と筋肉の間にある筋膜が癒着して、痛みの原因となっていることが多くあります。
 
筋膜が癒着している箇所を超音波エコーで見つけ、その部位に生理食塩水を使い、筋膜を剥がすというハイドロリリース注射を行うことで、凝り固まった筋肉・筋膜を剥がす治療です。
 
 
痛みのある箇所をピンポイントで治療できます。
 
即効性があるので、長年色々な治療をしたが治らない方や、今すぐ痛みを治したい方などにおすすめです。
 
当院が使用する超音波エコーは、筋膜が重なり合っている箇所を的確に見ることができ、適切な箇所に注射することで、わずか1分ほどで治療を行うことができます。
 
 
 
●注射は痛くない?
 
非常に細い針を用い、エコーを見ながら安全に行いますので、痛みはかなり少ないのではと思います。
しかも、私がまごころをこめて注射をしますので、あまり痛くないと好評です^^
 
 
●値段はどれくらいするの?
 
当院では保険適用で治療しています。
保険の種類によりますが、基本的に1000円未満です。
 
 
●何回ぐらいしたほうがいい?
 
1回の注射で劇的に良くなる方もいますし、2−3回で効果が出る人もいます。
一番のオススメは、ハイドロリリースをした後に、当院の理学療法士による運動療法(リハビリ)で、さらに筋肉の状態を良くすることです。
 
 
 
●ハイドロリリースは肩こりだけ?
 
肩こりの他に、腰痛、背中の痛み、骨盤部痛などにも効きます。
その他にも、膝、肩、肘など関節の痛みにも適応があります。
 
 
 
いかがでしたか?
 
肩こりにはかなり有効な治療法と思います。
もし興味を持たれた方は、いつでもご相談ください!
 
 
ハイドロリリースの詳細はコチラ
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2023年09月04日
「熱中症」には要注意!!

こんにちは、院長の屋良です!

 

7月も中旬となり、梅雨も明けてまさに夏本番というところです!!

この季節、気にしたほうが良いのが、熱中症です。

熱中症は命に関わる危ない病気です。最新の注意を払いましょう!

 

まず熱中症とは、暑い環境下で生じる健康被害の総称のことで、熱けいれん、熱失神、熱疲労、熱射病の4つに分類されます。

※1

 

 

熱けいれん:

大量の汗をかいた後に水ばかりを飲むと、ナトリウムやミネラル不足となり、痛みを伴う痙攣が四肢や体幹に現れます。(全身の痙攣は重症)

 

熱失神:

直射日光の野外や高音多湿の屋内で活動すると、血管が拡張され血圧が低下することで、めまいや失神を起こしやすくなります。

 

熱疲労:

脱水症状が出現し、弱くて速い脈、皮膚の色が青白くなる、大量の汗が出るなどして、脱力感や倦怠感、頭痛、吐き気などの自覚症状が見られます。

 

熱射病:

体温の調節が出来なくなり、40度以上の高体温といった症状がみられ、高体温が続くと中枢神経や心臓、肝臓、腎臓などの臓器に致命的な障害が起こり、死亡するケースもあります。症状として、うまく身体が動かせない、汗をかかなくなる、全身が痙攣を起こす、意識がなくなるなどが見られます。

 

 

熱中症の対処としては、まず意識障害の有無を確認し、意識があれば涼しい環境で休ませ、水分補給を行います。

意識がない場合はすぐに救急車を呼びましょう。

また意識があっても自分で水分補給ができない、水分・塩分補給をしても症状が改善しない場合はすぐに病院へ行きましょう。

詳しくは、下の画像を参考にしてみて下さい!

※2

 

 

では、なぜ熱中症は起きてしまうのでしょうか?

 

まず私たちの身体は約60%が水分でできています。

その水分は栄養素や老廃物を運んだり、体温調節などに関わっています。

汗をかくと水分以外にもナトリウムイオンやカリウムイオンなどといった電解質が出て行ってしまいます。この電解質は筋肉や神経を働かせるために必要なもので、足りなくなると熱中症の症状に繋がってしまいます。

 

私たちの身体は体重の2%が減少するだけでも熱中症の症状の一つでもある脱水になっている恐れがあります。

例えば50kgの人が運動の前後で体重が1kg減っている場合脱水になっている可能性があります。

汗をたくさんかく夏や運動をする方は気を付けましょう。

 

そこで、簡単に脱水になっていないか確認できる方法があります。

それは尿の色です!濃い茶色の場合は脱水になっている可能性があります!!

普段と違わないか下の画像で確認してみましょう。

 

 

また汗をかいたからといって水だけを摂ってしまうと、身体の中の電解質がどんどん薄められてしまい、熱中症を助長してしまうかもしれません。

スポーツドリンクや経口補水液を摂ることがおすすめです。

※3

 

さて、なぜこの時期から熱中症の話をしたかと言うと、熱中症にならないためにもまずは身体が暑さに慣れることが大切だからです。これを暑熱順化と言います。

暑熱順化ができていないと上手く熱放散をできずに、熱中症になりやすくなります。暑熱順化できていない時は粒のような汗をかきやすいです。

 

だいたい1週間ほどで暑熱順化していくのですが、涼しい環境で過ごすと3日ほどでまた暑さに慣れてない身体に戻ってしまいます。特に梅雨明けやお盆休み明け(帰省などで涼しい家の中で過ごすことが関係しているともいわれています)に熱中症になる人が増える傾向にあるようです。

 

また、体のバランスが崩れたときなどは、当院に置いてある、ヘルストロンという物理療法もおすすめです!

これは体の血流を良くし、代謝をあげ、自律神経を整えてくれます。

夏に体がだるい、慢性的に疲労がたまっている、不眠症があるなど、体の調子の悪さを改善できる可能性があります。

とてもおすすめなので、気になる方はご相談ください!

 

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その他、もし身体に痛みがある場合は、いつでもご相談ください。

では、熱中症に気をつけて、暑い夏を乗り切りましょう!!

 

※1,2,3画像出典先:熱中症予防声かけプロジェクト

 

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2023年07月28日
理学療法士さんが産休にはいりました!

みなさんこんにちは。院長の屋良です。

 

6月いっぱいをもちまして、理学療法士さんが産休に入られました。

皆さんから愛されている、本当に素敵な方でした。

 

お体に気をつけてゆっくり過ごしてください。

元気な赤ちゃんを産んでくださいね!👶

 

産休後にまた復帰してくれるとのことですので、スタッフ一同楽しみにしています😀

 

2023年06月30日