サッカー少年におこる”足の痛み”

皆さんこんにちは。院長の屋良です。

 

今回は、サッカー少年におこる”足の痛み”についてお話しします。

 

 

サッカー少年に慢性的な障害が増えている!

 

サッカーをする上で避けて通ることができないのが、ケガをしてしまうことです。

もっとうまくなりたい! 試合に出たい!将来はプロになりたい!という気持ちが強すぎた結果、ケガを抱えながらもプレーする子どもたちも多いようです。

 

当院にもよくサッカー少年が足を痛めて来ます。

軽い捻挫や打撲から、骨折まで幅広い疾患で来られますが、一番多いのは、練習し過ぎによる足の痛みです。

 

今回は特に、

最近のスポーツ少年・少女における故障の傾向、

故障してしまった際の効果的な休み方、

故障してしまったことは必ずしもマイナスだけではないということについて話します。

 

最近は少年サッカーでも、勝利至上主義のチームが多く、練習のしすぎでケガをする子が増えているように思います。

特に昨今のコロナ禍以降、長期の休み明けにいきなりハードにサッカーをし、故障する子が多いように感じます。

なかでも問題なのが、スポーツ少年・少女の中で慢性的な障害を持つ子が増えていることです。

 

サッカー少年で多い病気は?

 

膝:オスグッド病

かかと:シーバー病

すね:シンスプリント

アキレス腱:アキレス腱周囲炎

足の甲:中足骨疲労骨折

股関節:グロインペイン症候群

などです。

これらは過度なトレーニングによってひきおこる病気です。

 

痛みが出たらどうする?

 

痛みが出たら、無理をせずにトレーニングを休むことが必要ですが、休むだけでは根本原因の解消にはなりません。

痛みが出たらまずサッカーをするのはやめましょう。実はここがかなりハードルが高い場合があります。

子供が休みたくないこともありますが、サッカーのコーチや監督が休むのをよしとしない場合が多いのです。

ここをなんとかクリアしてもらいたいです。でないと取り返しのつかないことになります。

 

でも、ただ安静にするのもよくありません。休んでなにもしないでいると筋肉が落ちますし、痛みの原因を改善しないと、休んだことで体が弱っているのでトレーニングに復帰してもまた痛みが出るという悪循環に陥ってしまいます

痛みが出たらまずは整形外科に行き、しっかりと痛みの原因を確かめ、そこで理学療法士と一緒に痛みのもとを改善するトレーニングをすることが大事です。

そうすることで、痛みが出る前よりも、レベルアップして復帰することができます。

 

 

ケガする前よりレベルアップ!

 

ケガをしたことで自分の弱点に気がつくことがあります。

からだのバランスが悪かったこと、からだの柔軟性がなかったこと、十分な筋力が足りてないことなど様々です。

さらに片方の足にだけ負担がかかっている場合などもあり、それはケガしてはじめて分かる場合が多いのです。

そこを補うトレーニングをし、ケガする前よりもさらなるレベルアップをして復帰していきます。

 

大事なのは痛みの原因に目を向けて、サッカーを休んでいる間に、改善のためのトレーニングをすることです!

子どものときに痛みを抱えてプレーしたり、正しい体の使い方ができないと、ケガや障害につながってしまいます。

ただ、一度もケガをせずにサッカーを続けているという子はめったにいません。

無理をさせずに、正しい体の動かし方を身につけることが、ジュニア年代ではとくに重要だと思います!

 

ケガをポジティブにとらえよう!

 

ケガをマイナスなものととらえず、自分の成長の機会ととらえてみてください。これはかなり重要なポイントです。

しっかり休息をとり、もしケガをしてしまったとしてもそこで落ち込んでしまうだけにせず、前を向いて進んでいきましょう。

これはジュニア世代でスポーツをしてく上で、サッカー選手としてだけでなく、人として成長する上で大切なことなのです。

そのことをケガした本人だけでなく、そのご両親やコーチ、監督さんにもお伝えしたいです。

 

ケガをしないことが一番ですが、もしケガをしてしまったとしても、良いきっかけととらえて、治療やトレーニングに前向きに取り組んで行きましょう!

そしてケガする前よりもさらに体も心もレベルアップしてくれると嬉しいです!

 

 

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2022年01月16日