骨粗しょう症

骨粗しょう症とは

骨密度や骨量が低下したり劣化することで、骨の強度が低下し骨が弱くなって骨折しやすくなったりする病気を「骨粗しょう症」と言います。
健康な骨は、たくさんの骨梁(こつりょう)という棒状の骨が縦横につながって強度が保たれていますが、骨粗しょう症になると、この骨梁が細くなったり弱くなって、骨の内部がスカスカになってしまうのです。
骨粗しょう症が進行すると、ちょっと転んだり、くしゃみをするなどのわずかな衝撃で骨折してしまうこともあります。
特に、高齢の方は、骨折してしまうと寝たきりになる可能性があり、その後の生活に大きな影響を与えてしまいます。
当院では最新の機械で骨密度検査なども行っていますので、気になる方はお気軽にご相談ください。
特に60歳以上の女性は一度骨密度を測ることをおすすめします。
骨粗しょう症

このような症状はありませんか?

□以前より身長が縮んできた

□背中や腰が丸くなってきた

□背中や腰に痛みを感じる

□お腹がすぐにいっぱいになる

□息切れがする

予防のためにも定期的な検査を
 
骨粗しょう症は、初期の自覚症状はほとんどなく静かに進行していきます。
 
上記の症状に当てはまる方、気になる方は当院にご相談ください。

骨粗しょう症の原因

骨の新陳代謝のバランス

私たちの体内では、「破骨(はこつ)細胞」によって古い骨が溶かされる「骨吸収」と、「骨芽(こつが)細胞」によって新しい骨が作られる「骨形成」を繰り返しながら、健康な骨として保たれています。
この骨の新陳代謝のバランスが崩れてしまい、「骨形成」より「骨吸収」が上回り足りなくなると、骨の量が減ってしまいます。

閉経後の女性ホルモンの低下

女性ホルモンの一種であるエストロゲンは、骨吸収を抑え骨からカルシウムが溶け出さないようにする働きがあります。そのため、閉経後エストロゲンの分泌が低下すると、骨密度も急激に低下し骨粗しょう症のリスクが高まります。
女性の骨量は、30歳頃をピークにそれ以降はどんどん低下していきます。特に65歳以上の女性は骨密度が下がりやすいので、定期的な検査を受けることをおすすめします。

乱れた生活習慣

無理なダイエット、運動不足、喫煙や過度な飲酒などの乱れた生活習慣のある人は、骨粗しょう症のリスクが高くなります。体内のカルシウムは、99%が骨の中に、残り1%は血液中に存在します。カルシウムが不足すると、骨の中のカルシウムが血液中に溶け出されて補おうとするので、骨の量が減ってしまうのです。また、生活習慣病のある人は、コラーゲンが減少しやすく骨質の低下に繋がりやすいと考えられています。

特定の病気や薬の副作用

糖尿病などの生活習慣病や、関節リウマチ、内分泌疾患などの病気や、ステロイド剤の長期服用が原因で、骨粗しょう症を発症してしまう人もいます。骨の代謝に影響を及ぼすホルモン不足や、細胞の異常などが起こるためと考えられています。

骨粗しょう症の検査

・DXA法(2重エックス線吸収法)
・レントゲン検査
・血液、尿検査
骨粗しょう症
当クリニックの骨密度測定は、DXA法を中心に行います。
DXA法とは、2種類のエックス線を用いて骨量を測定する方法で、現在最も正確に骨量を測定することができると言われています。主に、腰椎や大腿骨の骨密度を測定します。また、患者さんの状態に合わせて血液検査や尿検査を行うこともあります。骨代謝マーカーにより骨の新陳代謝を評価し、骨粗しょう症やその他の疾患でないかの診断と治療法の選択のために用います。

骨粗しょう症の治療について

当クリニックでは、検査と診察の結果、骨粗しょう症と診断された場合、運動療法、薬物療法、食事療法を中心とした治療を進めていきます。
普段から、ウォーキングやストレッチなどの運動をしたり、カルシウムやビタミンDなどの栄養バランスの取れた食事を取ることを心がけることも大切です。
過度の飲酒、喫煙や、インスタント食品の摂りすぎも控えたほうが良いでしょう。骨折してしまう前に、予防を心がけることが健康な身体づくりにつながります。