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2026.11.7
朝起きるとかかとが痛い!足底腱膜炎の原因・症状・治療法
【福岡市早良区】朝起きるとかかとが痛い!足底腱膜炎の原因・症状・治療法を整形外科専門医が解説
「朝起きて最初の一歩を踏み出すと、かかとがズキッと痛む」
「しばらく歩いていると楽になるけれど、翌朝になるとまた痛い」
「ランニングやスポーツをすると足の裏が痛くなる」
このような症状でお困りではありませんか?
その痛みは、**足底腱膜炎(そくていけんまくえん)**が原因かもしれません。
足底腱膜炎は、スポーツをする若い方から、長時間立ち仕事をする方、中高年の方まで、幅広い年代にみられる疾患です。
最初は軽い痛みでも、無理を続けることで歩行や日常生活に支障が出ることがあります。
今回は、福岡市早良区の「やら整形外科」が、足底腱膜炎の原因や特徴的な症状、治療方法、リハビリテーションについてわかりやすく解説します。
1.足底腱膜炎とは?かかとが痛くなる原因
足底腱膜とは、かかとの骨から足の指の付け根に向かって広がる、丈夫な線維性の組織です。
足の裏にある「土踏まず(アーチ)」を支え、歩行やランニングの際に足へ加わる負担を調整する重要な働きがあります。
しかし、歩行やスポーツなどによって足底腱膜に繰り返し負荷が加わると、特にかかとの骨への付着部に微細な損傷や変性が生じ、痛みを引き起こすことがあります。
これが足底腱膜炎です。
名前に「炎」がついていますが、慢性的な足底腱膜炎では、単純な炎症だけでなく、組織の変性が関係していると考えられています。
足底腱膜炎は、足の使いすぎだけでなく、足首の硬さ、足の形、靴、体重など、複数の要因が重なって発症することがあります。

2.こんな症状はありませんか?足底腱膜炎のチェックポイント
足底腱膜炎では、次のような症状がよくみられます。
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朝起きて、最初の一歩でかかとが痛む
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椅子から立ち上がり、歩き始めると痛い
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少し歩くと痛みが軽くなる
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長時間歩いたり、立っていたりすると痛みが強くなる
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ランニングやジャンプの後に足の裏が痛む
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かかとの内側を押すと痛みがある
特に特徴的なのが、**「朝の一歩目が痛い」「動き始めが痛い」**という症状です。
寝ている間や長時間座っている間は足底腱膜への負荷が少なくなりますが、立ち上がって体重がかかると、急に腱膜が引き伸ばされて痛みが生じることがあります。
ただし、かかとの痛みがすべて足底腱膜炎とは限りません。
疲労骨折、神経障害、踵部脂肪体の障害など、別の疾患が隠れている場合もあるため、症状が続く場合は整形外科での診察が大切です。

3.足底腱膜炎になりやすい人の特徴
① ランニングやスポーツをする方
マラソン、サッカー、バスケットボール、テニスなど、走る・跳ぶ動作を繰り返すスポーツでは、足底腱膜に大きな負担がかかります。
特に、急に練習量を増やしたり、十分な休息を取らずに運動を続けたりすると、痛みが出やすくなります。
スポーツをする学生さんや社会人の方は、痛みを我慢して練習を続けてしまうことも少なくありません。
しかし、無理を重ねることで症状が長引く場合があります。
② 長時間の立ち仕事をする方
医療従事者、販売員、飲食業、工場勤務など、立っている時間が長い方も注意が必要です。
特に硬い床の上で長時間過ごすと、足底腱膜への負担が増えることがあります。
③ 足首やふくらはぎが硬い方
ふくらはぎの筋肉やアキレス腱の柔軟性が低下すると、足首の動きが制限され、歩行時に足底腱膜へ負担がかかりやすくなる場合があります。
④ 偏平足やハイアーチの方
土踏まずが低い偏平足や、反対にアーチが高いハイアーチの方は、足にかかる力の分散がうまくいかず、特定の部位に負荷が集中することがあります。
⑤ 中高年の方や体重が増加した方
年齢による組織の柔軟性の変化や体重の増加も、足底腱膜への負担を増やす要因になります。
運動習慣が少ない方が急にウォーキングを始めた場合にも、症状が出ることがあります。
4.足底腱膜炎は放置しても治る?
足底腱膜炎は、適切な負荷調整や保存療法によって改善が期待できる疾患です。
しかし、痛みを我慢してスポーツや長時間の歩行を続けると、症状が慢性化する場合があります。
また、痛みを避けようとして不自然な歩き方になることで、膝や股関節、腰などに負担がかかることもあります。
特に、数週間以上痛みが続いている場合や、日常生活に支障が出ている場合には、一度整形外科を受診することをおすすめします。
「そのうち治るだろう」と我慢せず、早い段階で原因を確認することが大切です。
5.足底腱膜炎の診断と治療方法
足底腱膜炎の診断では、痛みの出る場所や時間帯、歩行時の症状、スポーツ歴、仕事での活動量などを確認します。
さらに、かかとの圧痛、足首の可動域、足の形などを診察し、必要に応じて画像検査を行います。
レントゲン検査は、骨折などほかの疾患を確認する際に役立ちます。
かかとの骨に骨棘(こつきょく)という突起が見つかることもありますが、骨棘があることだけで足底腱膜炎と診断できるわけではありません。
主な治療方法
① 活動量の調整
痛みが強い時期には、ランニングやジャンプなど足への負担が大きい運動を一時的に減らします。
完全に運動をやめるのではなく、症状に合わせて活動量を調整することが重要です。
② 薬物療法
必要に応じて、消炎鎮痛薬の内服や外用薬などを使用し、痛みの軽減を図ります。
③ ストレッチ
足底腱膜やふくらはぎ、アキレス腱の柔軟性を改善するストレッチを行います。
④ インソールや靴の調整
足の形や歩き方に合わせて、クッション性のある靴や足底装具(インソール)を検討します。
⑤ リハビリテーション
痛みの原因となっている身体の使い方や筋力、柔軟性を評価し、改善を目指します。
多くの場合、こうした手術を行わない保存療法が治療の中心となります。

6.足底腱膜炎の改善にはリハビリが重要!
足底腱膜炎の治療では、痛みを軽減するだけでなく、足に負担がかかりにくい状態をつくることも大切です。
やら整形外科では、医師の診察に加えて、必要に応じて理学療法士によるリハビリテーションを行っています。
① 足底腱膜とふくらはぎのストレッチ
足底腱膜やふくらはぎの柔軟性を改善し、歩行時の負担を軽減することを目指します。
② 足の筋力トレーニング
足の指や足裏の筋肉、ふくらはぎの筋肉などを、症状に合わせて段階的に鍛えます。
足のアーチを支える筋肉が適切に働くことで、歩行やスポーツ時の負担軽減につながります。
③ 歩き方や身体の使い方の改善
足底腱膜炎は、足の裏だけの問題とは限りません。
足首、膝、股関節などの動きや、歩行時の身体の使い方が関係していることもあります。
そのため、足だけでなく身体全体の動きを確認し、患者さんに合った運動指導を行うことが重要です。

7.自宅でできる足底腱膜炎のセルフケア
足底腱膜炎の改善には、日常生活でのセルフケアも役立ちます。
足底腱膜のストレッチ
椅子に座り、痛みのある足を反対側の膝に乗せます。
足の指を手でゆっくり反らし、足の裏が伸びる感覚を確認します。
20〜30秒程度を目安に、無理のない範囲で繰り返しましょう。
ふくらはぎのストレッチ
壁に両手をつき、痛みのある足を後ろに引きます。
かかとを床につけたまま、ふくらはぎをゆっくり伸ばします。
靴の見直し、インソール作成!
底が薄すぎる靴や、足に合わない靴は、かかとへの負担を増やすことがあります。
クッション性や安定性があり、足に合った靴を選ぶことも大切です。
ただし、ストレッチや運動で痛みが強くなる場合は無理をせず、医師や理学療法士に相談してください。
また、当院ではインソールの作成も行っております。
気になる方はスタッフに相談して下さい。

8.スポーツによるかかとの痛みもご相談ください
サッカー、野球、バスケットボール、ランニングなど、スポーツをする方にとって足の痛みは大きな悩みです。
足底腱膜炎は、痛みが一時的に改善しても、練習量や身体の使い方が変わらなければ再び症状が出ることがあります。
そのため、スポーツ復帰を目指す場合には、痛みの状態だけでなく、筋力や柔軟性、運動時の負荷なども考慮する必要があります。
また、成長期のお子さんのかかとの痛みでは、足底腱膜炎ではなく、踵骨骨端症(シーバー病)などが原因となっている場合もあります。
スポーツ中のかかとの痛みが続く場合は、自己判断せず、整形外科で原因を確認しましょう。
9.福岡市早良区でかかとの痛み・足底腱膜炎にお悩みの方へ
「朝起きるとかかとが痛い」
「歩くと足の裏が痛む」
「スポーツをすると足の痛みが強くなる」
このような症状がある方は、足底腱膜炎の可能性があります。
福岡市早良区のやら整形外科では、整形外科専門医による診察と、理学療法士によるリハビリテーションを通じて、患者さん一人ひとりの症状に合わせた治療を大切にしています。
当院では、足底腱膜炎をはじめ、膝痛、腰痛、肩の痛み、スポーツによるケガ、交通事故によるむちうちや外傷、骨粗鬆症など、さまざまな整形外科疾患の診療を行っています。
私たちが大切にしているのは、単に痛みを和らげることだけではありません。
患者さんが再び安心して歩き、仕事や趣味、スポーツを楽しめるようになること。
そのために、痛みの原因を丁寧に確認し、適切な治療とリハビリテーションを提案していきます。
かかとの痛みや足の裏の痛みでお困りの方は、福岡市早良区のやら整形外科へお気軽にご相談ください。
【記事監修】
やら整形外科
院長・整形外科専門医
福岡市早良区にある整形外科クリニックです。
整形外科疾患、スポーツ障害、交通事故によるケガ、骨粗鬆症、リハビリテーションなどについて、医学的な観点からわかりやすい情報をお届けしています。

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