梅雨が引き起こす体の痛みとだるさについて!

🌧梅雨に増える整形外科疾患とは?

 

皆さんこんにちは、やら整形外科の院長の屋良です☺️

 

ついに梅雨が来ましたね。福岡市でもじめじめした日が続いています・・・。

 

「雨が降ると関節が痛む」「湿気が多い日は頭も腰も重い」——そんな不調、感じていませんか?

梅雨の時期は、気圧の変化・湿度の上昇・気温の乱高下など、体にとってストレスの多い季節です。
整形外科に来られる患者さんの中でも、この時期に症状が悪化したり、新たに痛みが出てきたりする方が増えるのです。

今回は、そんな梅雨に増える代表的な疾患や症状について、そして当院での対策も含めてわかりやすくご紹介します。

 

 

☂️ 梅雨に多い整形外科の症状・疾患

 

1. 関節の痛み(変形性関節症など)

「膝がズキズキ痛む」「手の指がこわばる」
こんな訴えが増えるのがこの季節です。特に、変形性膝関節症変形性股関節症などの関節疾患を持つ方は、天気の影響を受けやすい傾向にあります。

気圧の低下によって関節内の圧が変化し、痛みを感じやすくなると考えられており、「天気が悪くなると痛む」と感じる方も少なくありません。

 

2. 腰痛・ぎっくり腰

梅雨の時期は、筋肉や靭帯が冷えやすく、筋肉が硬くなりやすい状態になります。
そのため、ちょっとした動作で「グキッ」とぎっくり腰になる方が多く、慢性的な腰痛も悪化しやすい時期です。

冷房の影響や運動不足も重なり、腰まわりの筋肉がこわばってしまうことも原因のひとつです。

 

3. 坐骨神経痛・首・肩の神経痛

梅雨時期の気圧の変化は、神経の圧迫症状を強く感じさせることがあります。

  • 腰から足にかけてのしびれや痛み(坐骨神経痛)
  • 首から肩・腕にかけてのしびれ(頚椎症性神経根症)
  • 手のしびれ(手根管症候群や頚椎性神経障害)

など、神経由来の症状が悪化しやすく、「以前よりも痛みが強い」「しびれが増した」と来院される方が増加します。

 

4. 肩こり・頭痛・自律神経の乱れ

「なんとなく体が重い」「肩がガチガチにこる」
そんな方は、**気象病(天気による不調)**の影響を受けているかもしれません。

気圧や湿度の変化により自律神経のバランスが乱れ、血流が悪くなることで肩こりや頭痛を引き起こすケースがあります。

このような症状は「疲れ」や「ストレス」と片付けられがちですが、放っておくと慢性化する恐れもあるので注意が必要です。

 

5. 関節リウマチの悪化

リウマチを患っている方も、梅雨になると腫れ・痛み・こわばりが強くなる傾向にあります。
これは天候の影響で免疫バランスや血流が乱れるためで、体調や痛みに波がある方はこの時期に要注意です。

薬の調整や、炎症を抑える治療が必要なこともありますので、気になる症状はすぐにご相談ください。

 

6. 雨の日の転倒・骨折

雨で滑りやすい地面、濡れた玄関マット、視界の悪さ。
このような状況が増える梅雨には、転倒による捻挫や骨折も多発します。
特に高齢者の方は、大腿骨近位部骨折など、生活に支障をきたすような大きなケガにつながることもあります。

 

 

💡梅雨の体の痛み、どう対策すればいい?

つらい梅雨の体調不良には、日常生活のちょっとした工夫が予防と改善につながります。

 

🏡【ご自宅でできるセルフケア】

  • 体を冷やさない(腹巻きや温かい飲み物で体を守る)
  • 湿気をこもらせない(除湿・換気の徹底)
  • 軽いストレッチや体操を習慣にする
  • お風呂で温めて血流を良くする
  • 睡眠・食事のリズムを整えて自律神経を保つ
  •  

無理な運動ではなく、「できる範囲で毎日少しずつ」がコツです。
「梅雨だから体調が悪くなるのは仕方ない」とあきらめるのではなく、生活の中で少しずつ工夫していくことが大切です。

 

 

🏥当院の取り組み:ヘルストロンでのサポート

当院では、梅雨時期の体調不良や慢性痛にお悩みの方へ、電位治療器「ヘルストロン」を導入しています。

 

▶️【ヘルストロンとは?】

ヘルストロンは、高圧電界による全身通電療法で、自律神経のバランスを整え、血流改善や肩こり・頭痛・不眠などの症状に対して効果が期待できる医療機器です。

 

 

梅雨時期に多い次のような症状に対応しています:

  • 肩こり・首のこり
  • 慢性疲労
  • 頭重感
  • 睡眠の質の低下
  • 血流の悪さによる冷えやむくみ
  •  

服を着たまま座るだけの治療なので、高齢者の方にも安心してご利用いただけます。
実際に治療された方からは「体がぽかぽかする」「肩が軽くなった」などの声も多くいただいています。

ご興味のある方は、スタッフにお気軽にお尋ねください。

 

ヘルストロンの詳細はこちら

 

 

🌈最後に:痛みや不調は我慢せず、相談を

 

梅雨の体調不良は、気のせいや年齢のせいではありません。
きちんと原因があり、整形外科で対処できることもたくさんあります。

「これくらい我慢しようかな」という症状も、放っておくと慢性化や悪化の原因に。
どんな些細なことでも、お気軽にご相談ください。

 

当院では、ヘルストロンをはじめとする物理療法・注射治療・リハビリ・生活指導などを組み合わせ、一人ひとりに合わせた治療をご提案しています。

雨の日も体が少しでも快適で元気でいられるように、スタッフ一丸となってサポートします!

 

やら整形外科のHPはこちら

 

 

2025年06月09日