腰の痛みはこうして治す! 

こんにちは。 屋良です😊

 

今回は腰痛についてです! 腰痛はこうして治しましょう!!

 

 

 

腰痛は非常に多い疾患の一つです。腰は日常的によく使う場所でもあるため痛みが起こりやすいのです。

以下のような腰痛をよく聞きます。

 

・重いものを持った時に激痛が走った

・以前から腰になんとなく重苦しい痛みがある

・腰痛のほかにおしり、足にビリビリとしびれる感覚がでてきた

 

 

原因は?

腰痛やお尻の痛み、足のしびれなどは、主に以下の原因で起こります。

 

  • 姿勢や筋肉の疲労からくるもの
  • 骨粗鬆症などから起こる、脊椎椎圧迫骨折(いつの間にか骨折と言われています)
  • 腰椎の変形によるもの(変形性脊椎症、腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症など)
  • 椎間板が原因である神経の圧迫(腰椎椎間板ヘルニア)
  • 尿管結石や腎盂腎炎など、内科疾患
  • 糖尿病や動脈硬化症など、足の血流が悪化したもの

 

 

症状は?

腰痛は、腰部周辺のにぶい痛みや、刺すような痛み、激しい痛みなど様々です。

 

腰部に限定した重い痛みは、腰部周辺の筋肉由来の痛みを疑います。

 

また、高齢者の起き上がりや動きはじめの激痛は、脊椎圧迫骨折を疑います。

お尻や下肢にひびくような痛みやしびれ、歩行時に徐々に増していく痛みなどは腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症を疑います。

 

 

治療法は?

 

保存治療

痛みに対しては飲み薬や外用薬を用います。

 

また、リハビリ治療(理学療法士による治療や、温めたり、低周波治療など)を併用するとより効果を表します。

 

痛みの強い部位には、薬剤を注射するトリガーポイント注射や、当院でかなり人気のあるハイドロリリース注射が効果的です。

 

それでも改善しない下肢の痛みや痺れは、ブロック注射が効果を表す時があります。

 

 

治療費のめやす

 

初診料+腰椎レントゲン+処方箋料

→3割負担: 約2500円  1割負担: 約830円

再診

→3割負担: 約320円  1割負担 約110円

 

 

手術加療

保存治療で疼痛が改善しない場合は手術加療を考慮し、当クリニックと連携のある、臨床成績の良好な医療機関にご紹介いたします。

 

 

家での予防法、気をつけること

 

腹筋や背筋を普段から動かし、刺激しておくことが腰痛予防につながります。

 

急な疼痛を防ぐためには、中腰からの急な動作を控えること、重いものはしっかりと腰を下ろして持ち上げるなどが大切です。

 

骨粗しょう症からくる腰椎圧迫骨折は、痛みにより日常生活がほとんどできなくなり、寝たきりになってしまう危険性があります。

 

60歳以上の女性の方は、腰椎、大腿骨の骨密度検査(DXA)を行い、ご自分の状態を知っておくことが大切です。

 

気になる方はいつでもご相談ください!

2020年10月13日