股関節痛は自分で治せます!!(股関節編 その②)

こんにちは。院長で股関節専門医の屋良です 🙂
 
前回変形性股関節症について説明しました。
今回は、この病気の治療法について説明します。
 
まず当院に股関節痛で来られた患者さんは、問診、診察の後、レントゲン検査をしていただきます。
それで今の痛みの原因と、変形の進行具合をチェックします。
本当に末期で手術が必要な方は、福岡大学整形外科さんにご相談することが多いですが、滅多にいません。
しかし手術を行う場合は、主に人工関節置換術になると思います。
< 人工股関節置換術>
 
それ以外の方は、股関節の炎症を取りつつ、リハビリ訓練にて股関節、骨盤、脊椎の状態を最大限によくするという方法をとります。
 
前回も述べましたが、股関節専門医で数多くの人工関節置換術をしてきた私ですが、この方法で多くの股関節痛は完治できると考えております!
 
ポイントは、
 
1・骨盤の傾きを正常に近い状態に戻すこと。 (それにより脊椎にも良い影響が出ます)
2・股関節の前方にある組織は徹底的に緩め、後方にある筋肉は徹底的に鍛えること。
3・歩き方を意識する(キレイな姿勢でかかとから着地。 姿勢が良く若返り効果も)
 
<1:後傾した骨盤と曲がった背中を、骨盤の傾きを正すとともに背筋を伸ばすようにします>
 
<2:股関節の前面は伸ばすように、後面の筋肉はしっかりと引き締めるようにします。
この状態を10秒キープで3回しましょう>
 
<3:歩き方を意識しましょう。 かかとから着地し、姿勢を正してモデルになったようなつもりで! >
 
 
当院にてストレッチを徹底的に行うことも重要ですが、自宅でも簡単にできるストレッチがたくさんあります。
それらを丁寧にお教えしますので、いつでもご相談ください。
 
早めの治療が一番大事です!😉
2019年10月05日